新潟~長野~盛岡と来て、
最後に向かったのは、【秋田駅】でした。
秋田に来るのも、すごく久しぶりな気がします。
秋田県に来るのは、5年半ぶりになるんだ…
僕の祖母が秋田出身なので、僕の4分の1は秋田なんです💓
で、今回、僕が秋田駅前で「行きたい!」って思ったお店は、
秋田市民市場
の場内にあるお店なんです!
「東北の横綱」っていうのが、なんかいいですね~。
この市場、秋田駅からは徒歩で9分くらい…ですかね?!
そんなに遠くない場所にある大きな市場の一角にあります。
そのお店では、秋田のご当地「十文字中華そば(十文字ラーメン)」が頂けるってことで。
十文字中華そばといえば、「マルタマ」「三角そばや」etc.が有名ですよね。
この十文字中華そばを味わいたくて、、
そのお店の名は、
支那そば伊藤
であります!✨
まさかの「自家製麺伊藤」と同じ「伊藤」なんですね!
秋田には「伊藤さん」が多いのかな?!?!
こちらの支那そば伊藤は、2007年創業のお店になります。
なので、比較的新しい?お店ですが、もう17年くらいになりますね。
あ、千葉のらーめん大地やまるわと同じくらいの年数だ、、、
この記事によると、店主さんは「十文字中華そばの名店」で修業されているんですね。
いったいどこのお店で修業したのでしょう?!
この記事によると、なんと!かつて「三角そばや」の直営店だったんですって!😲
で、その三角そばやから2009年に独立して、「伊藤」になったんですね。
ってことは、正真正銘の十文字ラーメンだ!ってことになります。
入口横に、ここのラーメンのことが書かれていました。
かん水を使わない麺に、魚介ダシのみ…。
天然塩で練り上げた麺???!!!
更に「焼干しイワシ」と「煮干し」と「かつお節」など乾物のみのスープ?!
テンションが一気に上がります。
券売機です。
こちらの基本は「しょうゆ」(800円)ですかね?!
あと昨日の夜に食べたラーメンに似た「そのまんま冷やし」もあります。
昨日は「そのまんま煮干」で、今日は「そのまんま冷やし」…(東さん、大人気…笑)
トッピングを見ると、「とろろ昆布」があったので、それも付けまして…。
あと、メンマは今、提供を控えているみたいです😿
このお品書きも、なんか東北を感じるなぁ…
僕が大好きな宮古のたらふくのお品書きにも似てます。
トッピングのことを「のせもの」っていうのも素敵ですね。
…
いったいどんなラーメンなのでしょう?!
ジャジャーン!!
こちらが、秋田市民市場内の支那そば伊藤の看板メニュー、
しょうゆ
+とろろ昆布
です!!
うおおお、、、なんて美しいヴィジュアルのラーメンなんでしょう…😻
これを見た瞬間、僕の心は「トキメキ」に包まれました。
ラーメンに恋するアラフィフのおっさん、、、
こちらが、しょうゆ(ラーメン)の全体像です。
チャーシュー3枚に、なると&お麩、ネギと海苔が「のせもの」ですね。
とろろ昆布は、別皿での提供となりました。
…
これが、十文字中華そばか、、、😂
横手市の公式HPによりますと、十文字中華そばは、
「あっさりとした醤油味で、煮干や鰹節などを出しに使用した和風のスープ。麺は細い縮れ麺が特徴で、口に運んだ瞬間なんともいえない食感をかもし出します。大盛りを頼んでもまだまだ食べられそうな、そんなラーメンです。かつては、おやつ代わりに食されたとか。横手やきそばと並ぶ横手の麺王です」
とされています。
うん、まさにそんな王道の「十文字中華そば」になっているように思われます!
zoom up!
この美しいスープを一口飲むと、、、
「おおおお!!!なんだ、このとんでもなくすっきりさっぱりとした純和風スープは?!」
って思いました。
昨夜に食べた「のぶさん」のそのまんま煮干にかなり近い味わい?!
まさか、二日続けて、こんな美味しい純煮干し系ラーメンに出会えるとは…😂
この伊藤のスープにも、ほとんど油分が入っていないように思われますが…(でも、OFFではないかな)
豚とか鶏とかの動物出汁が入っていないということで、ホントにクリアな味わいなんです。
しかも、煮干し✖焼干しのWいわしスープですからね!!😂
もう、僕の脳内では、いわしさんがいっぱい空を飛んでいる感じですよ(苦笑)
ただ、2009年頃の秋田のラーメン本を読むと、「三角そばや時代」の味とは違うんですって。
いわゆる直営店から個人店になり、味もかなり先鋭化させているんだと思います。(よりこだわりの強い中華そばになっているんだと思われます!)
次は、三角そばやで食べた後に、ここに来て「味の違い」を確認したいです😢
…
チャーシューは昔ながらのパサパサっとしたチャーシューでした。
これはこれで、これがいいんです!!😊
昭和スタイルのラーメンにはやっぱり低温調理系じゃなくてパサパサ系なんです。
美味しいかどうか、高級かどうか、技巧派かどうかじゃないんです。
相性というか、バランスというか、カップリングの問題なんですね。
麺はこんな感じです。
かん水を使わない自家製麺…。
これまた、びっくりどっきりの麺になっていました。
ほぼ毎日ラーメンを食べる生活をしているのに、ここでまたこんなに感動するか…って。
細い縮れ麺になっていて、すごく繊細な麺だなぁって思いました。
いわゆる「つなぎ」が弱いので、ともすると、ボロボロになってしまいそうですが、、、
そこは「熟成」の力を使って(?!)、コシのある立派な麺になっていました。
いや~、この麺で、このスープなら、毎日でもホントに食べられそうだなぁ…。
こうなると、やっぱり横手市の方にも行かなければ、、、💦
そして、「のせもの」(トッピング)のとろろ昆布のお時間です。
100円ののせものですが、これ、結構多く入っていますよ。
伊藤のやさしさ?想い?を感じますね~。
とろろ昆布ON!
いや~、もう、これは「とろけるヴィジュアル」ですね~。
たまりませんよ、ホントにホントに…。
新潟~長野~岩手と素晴らしいお店に出会いましたが、秋田でもこんなに感動するとは…。
そうこうしているうちに、とろろ昆布がスープに馴染んでいきます。
このとろろ昆布も(嫌いじゃない人は)是非是非「のせもの」にしてほしいですね。
煮干しとかつお節の純和風スープに、昆布の風味が加わります。
もう、とろける美味しさ、とろける食感、とろけるこの世界観!!
もう、このまま、僕自身もとろけて消えてなくなりたい!って思うくらいに。
最後の最後まで美味しく楽しく刺激的に食べることができました。
…
世の中には、数々の「煮干し系ラーメン」がありますが、、、
この「支那そば伊藤」のスープって、ホントどこにもカテゴライズできないなぁって思いました。
まぁ、多分、だから「十文字中華そば」っていうご当地ラーメンになったんでしょうけど…。
青森の「くどう」もあっさり系だけど、あそこまで「醤油感」があるわけじゃなくて。
やさしくソフトな醤油ダレに、極度にあっさりとした純和風の出汁スープ…。
煮干しだけじゃなくて、焼干しいわしを使った「煮干しの旨み」がぎゅっと詰まった味わい。
これ、毎日食べるラーメンの最終形?! あるいは「朝ラー」にぴったりな一杯?!
最高ですね、ホントのホントに💕
***
というわけで、、、
2009年に独立開業を果たした「支那そば伊藤」のレポを届けいたしました。
秋田駅から徒歩で10分未満の「秋田市民市場」の場内にある名店、素敵でした。
秋田駅周辺エリアで、是非とも食べに行ってもらいたいお店であります。
店主さんも店員さんもすごく優しくてフレンドリーで、そこもよかったです。
市場の中ってことで、雰囲気もいいですし、味もピカ一ですし、接客も心地よいです。
そうそう、隣りに座ったおじさん(埼玉在住)と話していて、「ここのラーメンはほんとうに旨いんだよ」って、仰っていました。かつて仕事でこの市場に来ていて、よくここで(おそらく三角そばや時代から?)食べていた人っぽいです。
埼玉から遠く離れた秋田に、わざわざまた食べに来る人がいるくらい、素敵なラーメンを出しているお店ってことですよね?! 分かります。これを食べたら、どんなに遠く離れても、「また食べたい」ってなりますもん。
僕的には、宮古のたらふくにいつも想いを馳せている感じかな?!
お店の壁に、こんな掲示物がありました。
改めて、これを読んでみましょう。
うんうん、この文言に偽りなし!!ですね。
「最後の一滴」まで、ホントに味わいましたからね(n*´ω`*n)
ホント、またいつかここで食べたいなぁって思います。
次は、「メンマあり」の写真を撮りたいなぁ~。
物価高騰の影響は、秋田まで及んでいます。
優秀な日本の政治家のみなさん、今こそ本気で頑張ってください!!
メンマのあるラーメンが低価格で食べられるくらいには、日本を豊かにしてください✨
市場の場内マップです。
このマップの右下に「支那そば伊藤」の店名があります。
この場内も、見どころ満載で、面白いですよ!!
市民市場の場内はこんな感じです。
まさに「市場!」って感じですよね。
一般の人もここに入ることは可能です。
お魚がいっぱい並んでいました。
こちらが、場内側のお店の入口です!
こっちの入口から入ってくる人もいました。
こちらの入口もなんか、雰囲気があって素敵です💓
場外からのお店の様子はこんな感じです。
唐揚げ専門店のぱっぷやの看板がインパクト大ですね~。
場所はこんなところです!
駅からホント近いので、秋田駅に来たら、是非「伊藤」へ!!
…
ここで美味しいラーメンを食べた後は、、、
愚息の強いリクエストである秋田名物の「あれ」を食べにいきます!
ホント、食べるのが大好きな愚息&僕であります💓
…
十文字中華そばも、カップラーメンになっています!
生麺バージョンのも、販売されていますね~。
秋田県特産品となっています! 十文字中華そばは秋田の特産品!