Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

竹岡じゃない! 勝浦じゃない! 鴨川には「ケチャップラーメン」があった!【中華料理天津】で40年続くどこにもない「ケチャップそば」とは?!

いつからか、「ケチャップラーメン」に惹かれ始めました。

ケチャップとラーメン、ここに何か「可能性」を感じたというか。

ケチャップは、誰もが知っていて、どの家にもある調味料なのに、なぜか、ラーメン店では、ほとんど「ケチャップ」の文字は見られないんですよね。

ケチャップのラーメンが食べたい!って、X(Twitter)で呟いたら、粋やの小池君が、「昔、こんなのを作ってたよ!」って言って、【つけリタン】というケチャップ味のつけ麺を限定で出してくれました。

これを食べて、「ケチャップのラーメン、これはいける!」って(勝手に)確信しました。

そのことを惡麺友らんちばさんに話したら、なんと!!

安房鴨川に、ケチャップラーメン、あるよ!

って仰るではないですか!!!

ええええ?? 鴨川にケチャップラーメン、あるの????

らんちばさんのこのお店の初レポはこちら

ってことで、らんちばさんと共に、鴨川方面へと向かいました。

で、そのケチャップラーメンがメニューにあるという、

中華料理天津

にやって来ました!

ここ、アクセス的にかなりハードルが高いぞ、、、

一見さんはまずやってこない場所です。。。

ただ、最寄りの安房天津駅からはとても近いので、電車でも余裕で行けます。

こ、ここに、ケチャップのラーメンがあるのか、、、💦

本当にあるの???

このお店、暖簾はなくて、「商い中」の札だけが目印となっています。

店内に入ると、そこは、「昭和の食堂!」って感じの世界が広がっていました。

掘りごたつのような、座れる小上がり席がどーんとあって、テーブル席が一つあります。

小さく、こじんまりとした店内になっています。

で、恐る恐る、メニュー表を見ると、、、

あ、ありました、、、

ケチャップそば(750円)

本当にあった、、、Σ(・□・;)

そばって書いてあるけど、ケチャップラーメンとのことです。

店主さんに聴くと、なんと40年前から提供されているラーメンなんだとか。

40年前から、ケチャップラーメンがここにあった?!?!

もう、衝撃的過ぎて、、、💦

その他、一品料理も色々揃っています。

お酒もありますね~~✨

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、とてつもなく珍しいオリジナルの、

ケチャップそば

です!!!

「うおおお!!! これがケチャップそばか!!!!」

って、叫びそうになりました。

ケチャップをふんだんに使ったラーメン、、、

見た感じだと、赤い野菜炒めラーメンみたいな感じ???

zoom up!

もう、これはとにかくスープを飲んでみなければなりません。

スープを一口飲むと、、、

うおおお!! ほ、本当にケチャップ味のスープじゃないか!!

って思いました。

しかも、このスープ、「とろみ」がないんです。

野菜あんかけ系かと思ったら、サラサラのスープだったんです。

鶏豚魚介を使った自慢のスープに、ケチャップが入っているスープ。

変に奇抜なスープって感じじゃなくて、イメージ的には、ミネストローネの味というか、ポトフ風トマトスープ味というか、ラタトゥイユの味というか、、、、。

だから、赤いスープですが、まったくもって辛くないです!!

欧風のスープに近い感じですが、また同時に、中華スープのようにも感じるんですね。

不思議だ、、、独特だ、、、そして、端的にウマい!!!😂

そして、仄かな酸味も加わり、独特なテイストになっています。

ダメな人にはダメだろうし、ハマる人にはとことんハマる味、かな?!

麺はこんな感じです。

麺を啜って食べると、、、、

「おおお、、、これまた、これは普通じゃない!!!」

って思いました。

店主さんに聴くと、ここの麺は、ラーメン王国「新潟」から取り寄せている麺なんですって!

うん、この麺は、ちょっと千葉クオリティーの麺じゃない、、、

色々と麺を試し続けて、結果として、新潟の製麺所の麺に行き当たったそうです。

この麺を楽しむのもまた、ここでの楽しみかなって思いますね。

歯ごたえ、食感、のど越し、かなりいいですよ!!

具もいっぱい入っています。

にんじん、キャベツ、たけのこ、豚肉、あとキクラゲ??

中華料理での定番の具材がいっぱい入っていました。

ここもまた、ローカル感があって、中華料理感があっていいなぁ~💓

卓上調味料はこんな感じで、、、

ホワイトペッパーを入れたら、ますます欧風テイストになった気がしました。

ケチャップペッパーラーメン?!?!

これもまたすごくいいなぁ~~

これ、とっても美味しかったので、あっという間に完食してしまいました。

食べ終わって、感動していたら、奥様が登場しまして、、、

お話を聴くと、奥様的にも、このケチャップそばが一番好きなんですって。

スープの最後の一滴まで飲み干したくなる美味しさ、と仰っていました。

ええ、僕もホントそのように思いました。

これを食べて、思いました。

「これこそ、安房鴨川の地ラーメン、ご当地ラーメンになるべきなんじゃないか?!」

って。

安房鴨川って、元祖ご当地の竹岡ラーメンと、全国的な知名度を誇る勝浦タンタンメンの二大ラーメンに挟まれたエリア、というか、内房と外房の「中間領域」に位置する町なんですよね。

そんな中間的なエリアで、40年前から天津ではこの「ケチャップそば」を提供していた、という衝撃の事実…。

鴨川ケチャップそば、あるいは、鴨川ケチャップラーメン。

これこそ、次なる千葉のご当地ラーメンになり得るんじゃないか?!?!って

もちろん、このエリアに来たら、「お魚料理」が一番の定番だと思います。

でも、だからといって、ご当地ラーメンは必要ない、ということにはならないと思います。安房鴨川に、新たなご当地ラーメンができることで、今よりもっと人を呼び込むことができるかもしれませんし、、、(船橋や小見川にソースラーメン文化がありますし、それに次いで、ケチャップラーメン文化が育つと、すごく素敵じゃないですか?!?!)

また、ご当地にこだわることもなくて、、、

ケチャップラーメンはちゃんと商品として成立し得る、とここで僕は確信しました。

となれば、千葉に限らず、全国で、「ケチャップラーメン」を創作することってできると思うんですね。「トマトラーメン」はわりと全国津々浦々にありますが、トマトよりも、ケチャップの方が、コスト的にも、味的にも、(また保存的にも)ラーメン屋さん的に適しているんじゃないかな、って思うんです。

ケチャップの価格推移を見ると、若干上がっていますが、それでも安定的に供給できているのかな?、と。

大量のガラとか、大量の煮干しとか、大量のラードを使わないで、パンチのあるラーメンを作る、となる時に、「ケチャップ」っていうのは、とても経営的に優しい調味料になるんじゃないかな?!って。

で、更に、ケチャップラーメンに、唐揚げを入れたり、ハンバーグをトッピングで入れたりしても面白そうですし、色んなバリエーションが楽しめそうじゃないですか?!

あと、今回はもう一杯、

ジャジャーン!!

チャーシューワンタンメン

です!!

こちらは、ここのラーメンで一番高価な900円となっています✨

チャーシューも結構大きめ! で、ワンタンもいっぱい! それで900円とは、、、

こちらもまた、すっごく魅惑的なヴィジュアルになっています。

レトロなラーメン好きにはたまらないですし、イマドキのラーメンしか知らない人にはすごく新鮮に見えるのでは?!、と思いますね。

zoom up!!

スープを一口飲むと、、、

うわぁぁぁ、これは、じんわり美味しい和風醤油スープじゃないか!!」

って思いました。

鶏豚の動物系スープに、乾物系の和風ダシの旨みが入り込んだ味わい。

しかも、いわゆる「魚粉」とかではなくて、しっかり荒節から取っている魚介の旨み。

このチャーシューワンタンメンのスープもまた、すごくしっかりとしたスープでした。

昔ながらのラーメンのスープでありつつ、しっかりとした骨太な和風スープ。

ケチャップそばも凄かったけど、こっちも凄かった、、、😂

麺はこんな感じです。

多分、上のケチャップそばと同じ麺かな?!、と。

こっちのスープで食べても、やっぱり美味しい麺です。

平凡な麺じゃなくて、でも、変わった麺でもなくて、、、

ずっと永劫、愛され続ける「質の高い中華麺」かな、って。

チャーシューは、まさに昭和のチャーシューって感じでしたね。ハードでわりとぱさっとしたタイプのチャーシューですが、脂身もついていて、完璧なチャーシュー!って感じでした。

ワンタンは、具は控えめで、ワンタンそのものを楽しむタイプのワンタンでした。滑らかで、柔らかくて、口の中でとろけるワンタンでしたね~✨

***

というわけで、、、

らんちばさんも大絶賛の【中華料理天津】の初レポをお届けいたしました。

ここのケチャップそば、本当に凄いなって思いました。

このケチャップそばを、安房鴨川のご当地ラーメンにする、という道も「あり!」だと思います。

また、ここでこのケチャップそばを食べて、「ケチャップラーメンに未来はある!」って確信しました。間違いなく、ケチャップは、ラーメンの調味料として成り立つぞ、と。

しかも、今後、ますますあらゆる物価が上昇していくなかで、一つの切り札? 救世主?的な調味料になり得るんじゃないかなって思います。これまでの「常識」が通じない今の時代に、常識に縛られない「新しいラーメンの味」として、ケチャップラーメンは、大ありだと思うんですよね。ソースとケチャップを掛け合わせた「グレイビーラーメン」だって、今後、増えていっていいと思うし、千葉なら、「ソースラーメンVSケチャップラーメン」の戦いだってできる(笑)

千葉のラーメン店主のみなさん!!

是非是非、「ケチャップラーメン」を作ってくれませんか?!?!

そしたら、もうどこであったとしても、食べに行きたいと思います!!!

現在、ヒイラギ食堂でも、ソースとケチャップを使った「グレイビーヌードル」が出ています

ケチャップとラーメン、その未来は如何に?!?!

場所はこんな感じです。

お車で行く際には、十分にお気を付けください!!(かなり道路が狭いです)

こちらのお店は、昭和スタイルの「出前」をやっているお店でした。

食べている最中にも、電話が鳴り響いてまして、、、

店主さんが自ら、配達もしているんですって。

これもまた、古き良き昭和の時代の町中華の伝統的なスタイルですよね。

都会では、UberEATSがどんどん広がっていっていますが、、、

かつては、お店の人が店内も出前もどっちもやっていたんですよね。

これを見るのも、ここに来ることの「意味」かもしれません。

この道路を進んでいくと、駅があります!

なんとかギリギリ、海も見えました!

ホント、細い通りなので、車の際にはくれぐれもご注意を!!

ケチャップをどうラーメンにいかしていくか。

ケチャップにもホント色んな種類があるんですよね~

このケチャップを使って、もっともっと色んな事ができそうですよね。

ケチャップつけ麺とかも食べてみたいなぁ~(粋やのつけリタンみたいな感じで!)

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