この数年で、新橋界隈で、「凄いなぁ」と思ったお店の再訪です。
その名も、
平子煮干しそば 纏。
2013年創業のお店なので、3年目?
都内で、二度行くお店って、そうそうないので、なんか懐かしいです。
「そういえば、昔来たなぁー」って。。。
前に来た時は、建物と建物の間の細い小道を入ったところだったんですが、、、
今は、お店の隣の建物が壊されて、駐車場になっていました。
これだと、お店に入りやすいかも!?
前は、かなり怖い感じでした。
隣の建物がないので、店前も明るいです。
いやー、印象がかなり違うなぁ、、、
お店の前に、メニュー表が掲示されていました。
そして、店内に入ります。
店舗・店内はかなり狭いです。
で、店内、結構(かなり)臭います。独特な臭い。
烏賊干しの臭いなのかな!?
ちょっと覚悟しておく必要があるかも!?
ただ、面白いもんで、慣れてきます(苦笑)
メニューはこんな感じです。
ほとんど変わってませんね。
都内でも、あんまりメニューを変えないお店ってあるんですね。
このお店は、その名の通り、「煮干しラーメン」がウリのお店ですが、、、
その一方で、「烏賊(イカ)干し」を使ったラーメン・つけ麺の人気が高いんです。
今でこそ、「烏賊出汁ラーメン」って色々あるみたいですが、、、
纏は、その烏賊系ラーメンのパイオニアじゃないかな!?
烏賊干し、烏賊煮干し、烏賊出汁、色々と表記はありますが、「烏賊をヒューチャリングしたラーメン」を最初に出したお店はどこか、と色々と調べていくと、やっぱり「纏」になりそうな気がします。2012年の段階で、烏賊出汁ラーメンを出しているお店って、あったのかな??
今回は、「淡麗烏賊煮干し塩つけ麺」を!!
ジャジャーン!
その名の通り、「淡麗系」、つまり、ドロドロ系つけ麺じゃないです。
でも、烏賊の風味は半端ないです。
スープ側からも見てみましょう♪
サラサラ系のしょっぱいスープで、麺をぐいぐいと食べさせるタイプのつけ麺。
そこに、麺に備えられている烏賊を入れると、ふわーっと以下の香りが広がります。
烏賊の風味が、かなり強く感じられて、「面白いなぁ、、、」、と。
イカ焼きの風味がラーメンに入った感じ!?!?
この日、二杯目だったけど、一気に美味しく食べられました。
凄いなぁ、、、
麺はこんな感じ。
太くて、わしわしタイプの麺でした。
まぁ、都内にいれば、よく食べるタイプのつけ麺の麺らしい麺でした。
…
あと、スープに備えられたワサビを投入すると、、、
味変します。
ワサビの味は基本的に苦手なので、あれですけど、、、
意外と飲めるもんだなぁ、、、と。
面白かったです。
チャーシューは、今風で、豚と鶏のチャーシュー二種。
鶏チャーシューと豚チャーシューを並べるお店もホント、増えましたよね。
***
今となっては、色々な場所で提供されている「烏賊出汁ラーメン・つけ麺」。
でも、知る限り、首都圏で「烏賊出汁ラーメン」を始めたのは、ここじゃないかな、と。
(纏以前に、烏賊煮干しラーメン・つけ麺をやっているお店があったら、教えてください!)
こういう面白いラーメンをさらっと出せるところが、「大都会」だなぁ、、、と。
「新しい味」、「新しいラーメン」を創造してこそ、ラーメン店主さんじゃないかな、と僕は思います。
ラーメンは自由な食べ物。
そこに、答えも、終わりもない。
「こうすりゃ、売れるでしょ!?」、という打算で営業しても、そこそこは営業できます。
でも、それ以上にはならない。
「こういうラーメンがあったらいいなぁ」、という「妄想」こそが、新たなラーメンを作る上で必要なこと。
烏賊のダシのラーメンなんて、ある意味では、狂気の沙汰でしょう。
それを、さらっとやってしまうんだから、素晴らしいなぁ、と。。。
次こそは、「平子煮干しそば」を食べたいなぁ、、、(;´・ω・)
新橋界隈では、僕的に「お気に入りのお店」になりそうです。
けど、さすがは人気店で、お客さんは次々にやってきていました。