悪麺友らんちばさんの記事を見て、これは行かねば、と思った次第であります。
「こりゃ、凄そうだ…」、と。
最寄の駅は、印旛日本医大駅ですが、歩くと大変です。。。
この周辺は、かつての印旛村だった場所です。
偶然、このお店の近所に学生が住んでいて、よくこのお店に来るそうです。
「先生、よく見つけましたね。にしみや食堂は地元の人にはよく知られていて、私も小さい頃からよく食べに来ていました。ラーメン、美味しいですよね」、とのこと。
地元のつながりも強くて、子どもが育つ環境としてはとてもよさそうです。
が、成田スカイアクセスの影響で、どんどん開発が進んでいて、環境も変わりつつあるようです。
見てください!
この威風堂々としたラーメンののぼりを!!!
車もいっぱい停まっています。
もう、田舎の食堂そのものですね。
昭和の食堂感たっぷりです。
これは、さぞかしらんちばさんも興奮されただろうな、、、と(苦笑)。
しかも!!!
通されたのは、なんとあの噂の「こたつ部屋」!!!!
らんちばさんは店奥、厨房の手前にあるカウンターで食べたようですが、、、
僕はなんと、こたつの席に通されました!!!
人生初だと思います。
ラーメンを出すお店にて、こたつの上でラーメンを食べる経験、、、
こたつはやっぱり暖かいですねー。ぬくぬくします。
お店のこたつでラーメン、、、
うわー、、、
お昼の営業時間はなんと、たったの2時間!!!
夜も4時間半のみ。
なんて、潔いお店なのでしょう!!!
月曜日が定休日のようです。
さて。麺類。
「にんにくラーメン」にすっごい惹かれましたが、、、
「ラーメン」はもうすでにらんちばさんがレポしているし、、、
なんとなくの気分で、「のりラーメン」(650円)を頂きました。
もう、これは、どこからどうみても、ラーメンですよ!!!(苦笑)
特に何か変わった感じじゃない。昔ながらのラーメン。
けれど、このラーメン、スープを飲むと、とても奥深いんです。
甘みがとても強くて、かつ、しょうゆのしょっぱさも相まって、不思議なスープになっています。
ベースとなるのは豚骨スープらしく、あっさりながらに、重厚感があります。
基本的にさっぱりとした甘いラーメンなんですが、それだけじゃない何かがある。
もしかして店主さんは鹿児島あたりの方なのかなと思いきや、小見川×成田のご夫婦。
バリバリ千葉でした。
どうやらこのラーメンのスープは、奥様がかつて習ったものなんだそうです。
「この味は、当時の屋台の味なんですよ」、と教えてくださいました。
なるほど!!!
たしかに、屋台の味と言われれば、そういう気もする!!!
魚介の味はしませんでした。確認したら、魚介系のダシは使ってないとのこと。
つまりは、動物系のスープのみ。なのに、奥深い味わいなんです。
そこに、「匠の技」を感じずにはいられませんでした。
もうシンプル過ぎるほどにシンプルなトッピング構成。
チャーシューがもう美味しすぎて、、、やわやわですぐに溶けてなくなるタイプでした。
「こりゃ、チャーシューメンにすべきだったか…」
麺は、昔ながらのオーソドックスなタイプの普通の麺でした。
いやー、こたつで食べるラーメン、、、、
ノスタルジーを感じつつ、どこにもない味わいのラーメンを満喫できました。
どう考えても、どこか様の家の中で食べているような感じ。。。
このこたつ部屋以外にも、なんだかすごそうなお部屋がいっぱいありました。
そこに、いわゆるガテン系の男性客がいっぱい集まっていました。
ラーメン以外にも色々とメニューがありますし、これは本当に無敵ですね。
とても風情のある場所でした。
ラーメンに関しては、もう申し分なし。
40年前の利根川エリアで食べられていた屋台ラーメンの味?!
考えてみると、小見川の名店「実之和食堂(旧)」のラーメンにも似てたかも?!
なかなか、謎の多いお店でありました。
しかし、このお店に遭遇した時、そして、このラーメンに出会った時、らんちばさん、相当興奮されただろうなぁ。
だから、千葉のラーメンの食べ歩きは止められないのです、と言いたくなるお店(苦笑)。
次回は、必ずや、「ニンニクラーメン」を食べよう!!!っと。