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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

2025年ドイツーオーストリア修養の旅11日目◆サヨナラ、サラバ! 激動の4人旅が終わりました

ドイツーオーストリア修養の旅、11日目。

いよいよ最終日です。

この日は6時起き、7時前にアパートメント(宿泊場所)を出ました。

最後の朝、ドイツ風の朝ごはんをみんなにふるまったのが楽しかったな。

10時台のフライトなので、8時台には空港に着いていなきゃダメなので、急ぎました。

路面電車で一駅行った「Rennweg駅」からS1で空港に向かいます。

この電車に無事に乗れれば、もう一安心。

空港に着いたら、僕は「お役御免」の時を迎えます。

空港に着きました。

帰りはANAなので、ANAのカウンターに行き、キャリーケースを預けます。

僕は遠くから見守るだけ、、、

この時、「ああ、何もなく無事にここまで来ることができた」とほっとしました。

これまでの10日間、本当に何もなく、大きなアクシデントもなく、終えることができるんだ…って。

学生たちも、心なしか、ほっとした表情を浮かべていました。

ここでお別れです。

僕も本当は同じ便に乗って、帰国したかったのですが、、、

色んな事情があって、一緒の便に乗ることができませんでした。

とにもかくにも、ここまでたどり着くことができました。

搭乗ゲートに向かう学生たちの背中を見つめながら、、、

「ああ、本当に終わったんだな」

って思いました。

10日間一緒に過ごした学生たち(仲間たち)とお別れする寂しさを感じながら。

本当に色濃い、濃すぎる10日間でした。

ここまで少人数の旅は初めてだし、5年ぶりとあってめちゃめちゃ詰め込んだ旅だったし、本当に濃厚すぎる10日間でした。

サヨナラ、サラバ!

学生たちを見送った後、僕はひとりになり、再び電車に乗ります。

向かう先は、リンツです。

2日前にマウトハウゼン強制収容所に行った、その最寄りのターミナル駅です。

しかし、、、

10日間の修養の旅を終えた僕の体はもう鉛のように重たくて、、、

寝不足もあって、何とも言えない浮遊感と虚無感に襲われていました。

「なんで、僕だけここにいるんだろう・・」ってね。

そんな浮遊感と虚無感を抱いたまま、リンツに向かいます。

リンツ駅前です。

思えば、リンツって、マウトハウゼン強制収容所に行くため以外に来たことがなかったな。

リンツは、オーストリア第3の都市で、大きな街なんです。

いったいどんな街なのか、気になって、ここに来ました(旅の途中にここに決めました)。

今回のホテルはここ。

このCITY HOTEL、見た目は簡素ですが、一応四つ星ホテルです。

ホテルの部屋の中です。

やたら長い部屋になっていて、とっても素敵な部屋でした。

旅の疲れがどっと出てきたので、ここでしばし仮眠をしました。

「無事に4人旅が終わった、、、😿」って思いながら。

いろいろと、ああしておけばよかったなとか、こうしておけばよかったなとか、反省しながら、、、

ホントになまりのように身体が重いんです、、、

トイレも浴室もすっごくオシャレで綺麗でした。

心身共に疲れ切った僕には、本当にありがたいお部屋になりましたね。

しばし、まどろみのなかを生きて、、、

そして、街に繰り出しました。

リンツのなんてことない日々の日常の生活世界へ。

特にすることもないし、特に行くところもないし、、、

ブラブラっと、、、

(まぁ、ラーメン屋さんに向かってはいるんですけどね)

「ああ、こういう何もなく、ただブラブラするっていう1日が今回の旅にはなかったな」って少し後悔しました。

大きな本屋さんもありました。

いい本はないかな、、、と。

教育や保育関連の書棚です。

読みたいな!って思う本もいっぱいありました。

ただ、今回は本当に荷物が多いので、一つだけ買って、その場を去りました。

リンツの街って、かなり大きいです。

駅から見て北にあるドナウ川に向かって、ずっと街が続いていました。

その先にある「ハウプトプラッツ」近くにあるのが、、、

Miyako Ramen

というラーメン店でした。

リンツにもしっかりとラーメン専門店ができていました。

豚骨ラーメンのランチセットを頂きました。

ここの豚骨スープ、普通にめっちゃ美味しい豚骨ラーメンでした。

なんか、「ラーメンもここまで来たか・・」って感じですね。

中国人経営者のお店らしく、ここもまた中国系のラーメン店ってなります。

でも、その味は本当に「日本っぽい味」で、日本で出してもおかしくない感じでした。このスープを飲んでいると、「ああ、遂に日本のラーメンも完璧にコピーされたな」って思いました。

そこに、Wok(ヨーロッパのアジア軽食)の要素も取り込んでいて、Wok好きの人もラーメン好きの人も対応可能になっているのもさすがというかなんというか、、、

ここも、アニメオタクっぽさを出していました。

昨日食べた一期一会のインスパ系かな?!って思うほどに。

ジャパニーズカルチャーのいいところのアピールも、日本人以上にうまいかも?!

こちらが「ハウプトプラッツ」です。

巨大な広場になっていて、「おお~」って感じでした。

しかし、あまりにも疲労感と虚無感が強いので、一度ホテルに戻り、また仮眠をしました。

修養の旅は終わっているのに、まだ僕の旅は終わっていないという変な状況を生きているというか、なんか、ひとりだけ取り残されているような、そんな不思議な感覚のまま。

ちょっとだけ元気になったので、夕方また街に繰り出して、、、

昨日、ウィーンで教えてもらった「一期一会」のリンツ店に向かいました。

ショッピングモール内のレストランとあって、大盛況でした。

日本人やアジア人のお客さんはほぼゼロで、完全に現地の人向けのお店でした。

ちゃんとカウンター席も4つほどありました。

こういう「カウンター席」って、ヨーロッパじゃあまり見かけませんが、、

なんていうか「再帰的」なカウンターになっていて、面白かったです。

HOT BEEF RAMENを頂きました。

まぁ、これはこれはとても異国的な味わいでしたね。

中国テイストのラー油入りのパクチー強めの淡麗醤油スープ、みたいな。

牛肉もたっぷりで、やっぱり日本じゃ食べられない一杯かな、と。

詳しくはまた後ほど。

無事に3人の学生を送り届けて、疲労感と虚無感がすごく強く出ているので、、、

この日はそのまままっすぐホテルに戻りました。

本当にいいホテルで、「10日間、お疲れ様ね」って言ってくれているようにも思いました。

(こういう何もない1日をやっぱり作っておけばよかった、と思いつつ、、、)

***

というわけで、、、

このドイツ-オーストリア修養の旅のレポはこれにておしまい!!

です。

学生たちも無事に日本に帰国できたみたいで、本当にこれでおしまいになりました。

10日間、本当に色んなところをまわりました。

フランクフルトから北上してハンブルクへ向かい、3泊したのちに、一気に南ドイツに向かい、ネルトリンゲン、ノイシュヴァンシュタイン城、ザルツブルク、ハルシュタットと毎日の大移動をしながら、南ドイツ~オーストリアの美しい世界を見てまわりました。(今思えば、やっぱりひとつどこかを削って、捨て曜日を作るべきだったなとも…)

ひとつ思ったのは、こういう美しい世界を見るためには、現地に行かなきゃいけないんだなってことです。「美しい景色」「美しい自然」「美しい建造物」は、実際に見てみないとその迫力は伝わらないし、実際にその現地に行かないと、すごく過酷な旅だったけど、どこひとつとっても、「行かなくてよかった」にはならなかったんです(学生談)。

しかも、三人とも違う場所をナンバーワンに選んでいて。Sさんはノイシュヴァンシュタイン城近くの湖のほとり、Hさんはネルトリンゲンの教会からの眺め、Aさんは、ハルシュタットの湖を上げていました。ザルツブルクの美しい夜景も高評価でした。

人との対話も今回は重視しました。「いろんな人と話したい」というリクエストもあり、本当に色んな人と対話や会話をしてきました。ハンブルクでのたくさんの人とのかかわりだったり、ノイシュヴァンシュタイン城近くのレストランで出会ったペーター(ペティ)に車で夜のお城に向かったことだったり、ザルツブルクで出会った高齢のご夫婦との出会いだったり…

今思えば、本当に詰め込み過ぎて、無理しすぎたなって少し悔やんでいますが、、、(もう少し余裕があれば、100点満点に近い旅になれただろうにって)

でも、ホント、4人で共に作り上げた学びの旅だったなと思います。4人という最少人数?だからこそ、いいことも悪いこともいろいろありました。でも、誰一人かけてもダメな旅でもありました。

きっとね、一生忘れることのない10日間になると思います。今はあまりそういう実感は湧かないと思いますが、「初海外」で「初ヨーロッパ」で「初10日間旅」って、絶対に忘れることのない経験になるはずです。

まぁ、感謝しろとは言わないけど、こっちもホントに毎日3人のために必死でやってたんだからな(だから多少は矛盾したことだって言ったりやったりしちゃうよ)とは言いたいかな(苦笑)。

そんなこんなで、旅を振り返っていたら、突然、ルフトハンザからスマホのアプリのメッセが届いていて、

それを見たら、「ガーン😨」ってなりました、、、

僕が帰国する3月10日に、ルフトハンザは全面ストライキを起こすんですって。

oh! my god!!

これで、僕の人生二度目の(飛行機の)ストライキ経験だ、、、

前回のルフトハンザ航空のストライキのレポはこちら

なので、前回ほどの驚きや焦りはないです。まぁ、なんとかなるだろうなって。

でも、何時間も並んだり、待たされたりするのは嫌だなぁとは思いますが、、、

どうなることでしょうか?!?!

10日、僕は果たして飛行機に乗れるんでしょうか? 11日に帰国できるんでしょうか?

いや~、困ったなぁ~~~(二度目なのでそんなに狼狽はしてないけど👆)

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

sehensucht
>Densuke さんへ
>3月10日のストはルフトハンザではなくて、空港職員労組のストです。ドイツの空港総... への返信

Densukeさん、いろいろとご助言ありがとうございました。Densukeさんのおかげで、1日早く帰国することができました。本当に感謝いたします!! 
Densuke
日曜日でも空港のカウンターは(オーストリアなら)開いています。
Densuke
ハンブルク空港では今日9日既にストに突入。全フライトがキャンセルになっています。明日はドイツの総ての空港で同じ状態になるでしょう。11日も影響が続く(飛行機を持って来なければなりませんから)でしょう。ウィーン発のフライトに変更をお薦めします。
Densuke
3月10日のストはルフトハンザではなくて、空港職員労組のストです。ドイツの空港総てでストになりますが、オーストリアは範囲外です。どの空港から出発ですか?10日をずらす事が不可能な場合はウィーン発のフライトに変更するとか。11日は普通に空港が動くので、日にちをズラせるなら、これも今のうちにフライト変更した方が良いと思います。10日は空港が非常に混む上に、キャンセルになるフライトも多いと予想されています。一日中空港で待機して、更にキャンセルという事もありそうです。

せっかくの良い旅が最後に最後でドタバタしてしまうのは全く残念ですが、出来るだけ早くルフトハンザ(街中でも)行って、最善策を取るようにして下さい。オーストリア・エアも全日空もグループですから、そちらのフライトに変更も出来るはずです。
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