こっちに来て9日目。
朝6時34分ベルリン発の国際特急に乗って、ワルシャワに向かいました。
6時34分に出発して、ワルシャワに着いたのが、12時30分。実に6時間電車に乗っていました。
その間、コンパートメントに一緒に座っていた52歳のドイツ語を母国語とするカナダ人とポーランド人のハーフのおじさんと仲良くなりました。6時間のうちの4時間は一緒に語ってたんじゃないかな。すごい語り合いました。
彼は風力発電にかかわるエンジニアさんで、ロシアにある風力発電プロジェクトを行うドイツ企業で働いているんだそうです。ロシアの話でとにかく盛り上がりました。彼はドイツが大嫌いで、ドイツから離れたかったと熱く語っていました。子どもも娘が二人いて、下の子は3歳なんだとか。生まれはドイツで、現在両親は共に東の果ての方のフランクフルトから少し離れた小さな村に暮らしていて、その両親を訪ねにドイツにやってきたそうです。彼は、その後、ベラルーシに行き、そこでバスに乗り換え、10時間かけて家に帰るそうです。スケールが違う、、、汗
で、到着したのが、ワルシャワセントラル駅。とにかくでかくて、モダンなんです。
これが、ワルシャワのメインステーション。地下も膨大にでかいんです。
そして、綺麗で、お洒落。で、あんまり怖くないです。
っていうか、ポーランド人って、いい人が多すぎかも!?
ちなみに、僕は一時期、「ワルシャワシュトラッセ」というバンドをやっていたからね。
ワルシャワには思い入れがあるんです。(初めて来たけど。。。苦笑)
見てください!!!
何気に、ブリジストン、、、苦笑。。。
このビル、すごい存在感がありました。
こういう大きなビルが現在色々なところで建設中になっていました。
なんか、都内みたい。でも、なんか違う。不思議。
こちらも、なんだか、重々しい建物でした。
これ、一応、科学博物館だったような、、、
こんなモダンな建物も。
ぶっちゃけ、日本にもよくある感じの建物ではありますが、、、
ドイツから来た僕としては、なんか、驚きました。ほへ~~って。
きっと、日本に来る外国人もビックリするんだろうなー。。。。と思いました。
ワルシャワも凄いです。
もう、なんだかわけわかめな。
こういう高層ビルが結構ぽつぽつと建っているんです。
まとめないのかな?!
さらに進むと、今度は、旧共産主義時代を彷彿とさせる集合住宅が見えてきます。
とにかく古くて、でかいです。こういうのを見たかったんですよね。
「旧共産主義時代」の風景。すごい興味があります。
「今、自分は共産主義国家にいるんだ」、と念じると、なんかそんな気になってきます。
こういう、なかなかワイルドな廃墟(?)も残っていました。
新旧が入り混じった街、って感じがしますよね。
***
ワルシャワは、とにかく広いです。そして、訳わかりません、、、
なので、わずか数時間の滞在じゃ、どうにもならないことが分かりました。
でも、「ミッション」は達成しました。わざわざ6時の電車に乗って、ワルシャワに来た理由はただ一つしかありませんからね。
昨年は、ハンガリーに行きました。今年は、ここ、ポーランドの現地調査です。
行きたいお店3軒、全部回れました!
素敵な出会いもありました。ちょっとした事件もありました。
一つ言えることは、ハンガリーのブダペストよりは怖くなかったかな、と(苦笑)。
自分が東欧にちょっと慣れてきたのもあるかもしれませんが、、、
そして、ミッションを終えて、16時19分の電車で「クラクフ」を目指します。
しかし、この電車を巡って、かるくパニックになりました。
16時19分の特急で、クラクフに向かう予定だったのですが、電車が10分ほど遅れていました。
で、ホームで電車を待っていたら、16時30分発のクラクフ行きの電車がホームに入ってきました。
僕はてっきり、16時19分の電車が遅れて、それで、30分発と掲示されたのだと思い込んでいました。
で、電車に乗り込んで、予約した席を見つけたら、既にそこに人が座っています。
「ここ、僕の席じゃないですか?」、と英語で尋ねたら、「ここは俺の席だ!」、となり、ちょっと口論。
そうしたら、別のポーランド人の男性が、「この電車は、あなたが乗る予定の電車じゃないと思う」、と言ってきてくれました。
電車の番号を見たら、自分の乗る予定の電車のナンバーと違うナンバーの電車になっていました。
「あれ?!」
それで、とりあえずその電車を降りて、駅員を探しました。話しかけたら、全部ポーランド語で返事が返ってきて、わけわかめ、、、
そして、そのまま、電車は発車してしまいました。
この時、ホームにいた別の男性が、「クラクフ行きは行ってしまったよ!」、と言ってきました。
もう、茫然。。。
クラクフは、ワルシャワから3時間以上かかる場所。
次の電車がいったいいつ来るのか、全く分かりません(ワルシャワ中央駅の電光掲示板は、電車が入る直前にならないと掲示してくれないのです)。
茫然と立ち尽くしていたら、続けて、クラクフ行きの電車がホームに入ってきました。
自分の乗るべき電車でした。よかった、、、涙
自分の寿命がこれで、半年は縮まったような気持ちになりました。
異国の地で、「先が見えなくなること」ほど、恐ろしいことはありませんよね。
けど、無事に、乗るべき電車に乗りました。
最終的に、この電車は50分遅れで、クラクフに到着しました。やれやれ。
けれど、この電車の中で、ポーランド人の27歳の男性と、スコットランドとイギリスからきた二人の若い女性と仲良くなり、クラクフまでずっとしゃべり続けました。楽しかったなぁー。僕の超適当英語でも、3時間持つんだなー、と(苦笑))。
なんか、久々に「学生時代」に戻った気分になりました。
昔、よくこうやって、いろんな国の人と楽しく語り合ったなぁって。。。
そんなこんなで、9時前にクラクフに到着して、なんとか無事ホテルに到着しました。
クラクフも、とんでもなく都会的で(かつ伝統的で)、賑やかで、華やかな街です!!!
ポーランド、恐るべし、、、
なんか、ドイツと違うんです。
なんか、全部が広いっていうかなんていうか。。。
ホテルの部屋の僕の書斎(?!)。
ここで、いっぱい色々書きます。
トイレが四角い、、、苦笑
初めて見たかも(一度、経験したことがあったかも、、、)
さて。
明日は、いよいよアウシュヴィッツに行ってきます。遂に念願の、、、
「アウシュヴィッツ以後の教育」を語るためにも、どうしても来たかった場所です。
どうなることでしょうかね。。。
ちゃんと行けるのか、、、汗 (僕のアホみたいな英語で、、、汗)