(前記事の続き)
おばちゃんの「助言」にしたがって、道を進むと、、、
ありました!!!
清泉庵、と申します。
創業はなんと、150年前、みたいです。江戸時代じゃないすか、、、汗
お店に入ると、こんな素晴らしいものがありまして。。。
つまりは、お蕎麦専門店なんですね。
とはいえ、色々とあります。
スタミナ丼セットって、、、笑顔
天丼もありますね。
しかし、なんといっても!!!!
見てください!!!
この豊富なラーメンの種類を!!!
「ラーメンも片手間でやってます」なんてもんじゃない!!!
聴けば、ラーメンの麺も自家製なんだとか。
もちろんスープだって、こちらで作っているものです。
こんな、興奮すること、ありますか?!?!
さらに、僕は店員さんに聞きました。
「お客さんで、ラーメンに天ぷらを入れてくれ、と言ってくる人はいませんか?」、と。
そうしたら!!!!
「あ、たまにいますよ。天ぷらラーメンですよね。メニューにはないけど、できますよ」、と。
キターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
銚子天ぷらラーメン、降臨!!
創業150年、老舗蕎麦屋さん、自家製麺、天丼ありのお店、、、
そこで食べる天ぷらラーメン、いったい?!?!?
ジャジャーン!!!!
こちらが、清泉庵で(裏で)出されている天ぷらラーメンです!
(普通に天ぷらが入った状態で出されました。間違いなく、時折出ているはずです!)
お見事、あっぱれな天ぷらが、とにかく目を惹きます。美しい。
お味ですが、スープ的には、まさに「蕎麦屋のラーメン」の王道をいく味。
僕的には、我が愛する「長寿庵@院内」のラーメンに似たタイプかな、と。
つまりは、基本的にシンプルであり、また醤油の味が強めの和風スープ。
もちろん、麺は自家製麺。蕎麦屋ですし、麺にはこだわりがあるようです!
印象としては、「とても生きた麺」、という感じですかね。
生き生きとした麺、というか。元気な麺というか(苦笑)
蕎麦屋だからかなぁ、麺に張りというか、艶っぽさがあった気がします。
そして、天ぷら。海老天ですよ★
サクサクですけど、スープになじんで、ふわふわに。
スープとの相性も抜群。
天ぷらとラーメンスープ、合いますよね。合わないわけがない。
しかも、シンプルでさっぱり系のラーメンがややこってりになるような、、、
天ぷらの衣がスープになじんで、程よいファット感を生み出していました。
チャーシューもお見事。
結構太い豚肉チャーシューがどーんと入っています。
味的には、昔ながらのチャーシューかな、と。イマドキではない。
少しパサパサ感があって、肉の旨みもスープに行っちゃったかな的な。。。
そして、極めつけがこちら!!!
卓上に置いてあった「天かす」。
なんと、「御自由にお持ち帰りください」、と!!
こんなのがあったら、もう、、、
入れるしかないでしょ。。。
…
天ぷらに続いて、天かすも、ラーメンの中にIN!!
背脂ラーメンならぬ、天かすラーメン。
あるいは、「たぬきラーメン」!!
基本的に同じ「油分」ですからね。激ウマですよ。
あっさりとした昔ながらのラーメンが一気に「攻撃的なラーメン」に変わります。
天ぷら入りの天かすラーメン。まさに「天ぷらーめん」!!!(苦笑)
天ぷらラーメンの可能性を感じずにはいられませんでした。
背脂チャッチャ系があるなら、天かすチャッチャ系ラーメンがあってもいい!!
こちらは、ワンタンメンです。
何気に、ワンタンラーメン系のメニューが多くて、これもまた「ウリ」なのかな、と。
これまたツルツルで、生き生きとしたワンタンになっていました。
もちろん、自家製でしょう。
味的には、昔ながらの蕎麦屋系中華そば。
こうやって食べ比べると、「天ぷらラーメン」のパンチ力に改めて気づかされます。
店内はかなり広めです。
そして、ローカル感満載。
幸せな気分になります。
店舗情報です。水曜日が定休日みたいです。
いいお店でした。
なんといっても、「天ぷらラーメン」を食べられたことが最大の収穫でしょう。
このお店を教えてくれたおばちゃんに感謝感謝です。
偶然の出会いとは、まさにこのことでしょう。
しかし!!!!
さらに、驚愕の素晴らしいお店とこの後出会うのでした。
そして、「銚子天ぷらラーメン」の可能性をビシビシと感じるのでありました。
すべては、一人のおばちゃんとの出会いによって、生まれたものです。
一瞬の出会いが、その後の人生を大きく変える、そんな小さくて大きな事件でした。
このお店からさらに港方面に向かったちょっと先に…
(つづく)