熊本RKKテレビ局近く!?
熊本駅と中心のちょうど間くらいに、
酔虎
という素敵な素敵なお店があったんです。
偶然?に、見つけました。
読み方は「すいほう」。(誰も読めないんだとか、、、)
なんか、暖簾の位置が、通常より低いんです。
こんな感じです。
この渋すぎる暖簾に、僕の心はすでにノックダウン。
暖簾の「ラーメン」の文字の下には、手書きで「チャンポン」「ヤキソバ」の文字が…
たまらないでしょ!?
店内には、シルバー世代のご夫婦が。
いいじゃないですか。間違いなく、老舗店♪
メニューは、、、というと、、、
ラーメン、一杯、530円也!!!
しかし、なんとも魅惑的&ノスタルジックなメニュー表なこと!!!
茶色くなっているところが素敵(苦笑)。
肉ラーメンに、玉子ラーメンか。
渋いなぁ、、、、
こういうお店のラーメンを食べてこそ、deepなラーメンの世界に触れられるんです。
遂に、熊本でも、ここまでdeepなお店にたどり着いたか、、、と。
さて、、、
ジャジャーン!!!!
来ました、
これぞ、レトロな「熊本ラーメン」、、、か!?
白濁スープに、ニンニク油、そこに胡椒?
なんともそそるヴィジュアルです。
デフォで、片茹で玉子も半分入っていますね。
キクラゲ、ネギ、チャーシューもばっちり入っています。
530円なのに、チャーシューが二枚も入っていますね。
凄いですけど、食べたら、もっとカンゲキでした。
zoom up!
こちらのラーメンのスープを飲んで、僕はもう、泣きそうになりました。
「これ、、、」
…僕がかつて千葉で愛した熊本ラーメンのお店の味に限りなく近かったんです。
そう、
あの天台の「くまもと来来ラーメン」のあの味に!!!
似てるというより、同じスープなんじゃないの?と思うほどに、、、
嗚呼、、、
マイルドな豚頭のみのクリーミーなスープに焦げたニンニクの味が炸裂。
こってりとしつつも、くどくなくて、バランスの取れたニンニク豚骨スープ。
これぞ、熊本ラーメン!という、王道感のある味!!!
それこそ、僕が10年以上前に、千葉でよく食べていたラーメンの味。
そうだ…。僕は、かつてこの「熊本ラーメン」の味に恋をしていたんだ…。
熊本で熊本ラーメンに出会ったわけじゃなくて、千葉で熊本ラーメンに出会って、好きだった味。
まさか、あれから10年後、本場熊本で、来来ラーメンの味に出会えるとは…
それくらい、似ていました。
泣けます、、、(;;)
麺も、THE KUMAMOTO NOODLE!って感じでした。
柔らかくて、ソフトで、しっとりとした中太のちょいウェイブがかった麺。
この麺ですよー!!!みたいな。
まさに、スープも麺もまるごと、「熊本ラーメンの伝統」に基づいていました。
いいなぁ、、、、
ただ、きっと、こういう典型的な熊本ラーメンも、今後「危機」に立たされるのかな!?
最近の熊本ラーメンは、多様化への加速度を高めていて、クラシカルなラーメンが消えつつあるような…
もっとも熊本らしいクラシカルでティピカルなラーメンが食べたい人は是非ここへ!
とっても「あったかいお店」ですよ!!
また、来たいなぁって思いました。
次は、肉ラーメンか、玉子ラーメンか。。。
バスセンターから歩いて、…10分くらいかな!?
路面電車でも行けますね。
ひとつ前の「新華楼」とこちらの「酔虎」、どちらも素敵過ぎました。
フリークさんなら、迷うことなく、是非こちらの連食を!!!