木曜日。出張で木更津に向かった。
本当は久々に『木村屋食堂』に行こうと考えていた。
が、その木村屋食堂の先にあるお店に引き付けられた。
そのお店は『お食事処いちらく』という和食レストラン。
そのお店の前には、ラーメンののぼりが立っている。
張り紙に、一言『冷やしラーメン』と書いてある。
マニアとしては、絶対に放置できない雰囲気だった。
吉と出るか凶と出るか。
店内は、いかにもという地方型の和風食堂。
レトロ感たっぷり。もちろん店員さんはみんなおばちゃん。
だが、メニューを見ると、たしかにラーメン、
そして、たしかに「冷やしラーメン」の文字が…(◎o◎)
冷やしラーメンってどんなラーメンですか?と尋ねると、
おばちゃん、
『昨年の11月から、某ラーメン屋店主さんのお力を借りて、
ラーメンを始めたんですよ。
冷やしラーメンは、氷の入ったぬるいラーメンよ』、と。
出てきたラーメンは、…ズバリ竹岡ラーメンのそれ。
真っ黒いスープに縮れ麺。それに氷がたくさん浮いている!
なんと、冷たいラーメンの正体は、
冷たい竹岡式ラーメンだったのだ。
これにはたまげた!
最初の一口目は… たしかにぬるいスープ(^^;
しかも、たしかに竹岡ラーメンの味…
なんとも言えないラーメンだ…
これ、普通に熱々で食べたら、
めちゃめちゃ美味しい竹岡ラーメンだと思う。
だが、このぬるい竹岡ラーメンはあまりに斬新的すぎて、
ただただ呆然とするしかなかった。
メンマもチャーシューも超本格派。
煮玉子もデフォルトで付いている。半熟とろとろの煮玉子だった。
麺は最強。Kei好みの細い縮れ麺!これはいい!
食べ進める毎に、スープがだんだん冷えてくる。
途中からはキンキンに冷え冷え。
冷えてくるほどに、美味しくなっていくが、
それと同時に、スープの油が固形化していく…
最後には…
とにかくも、スゴい冷やしラーメンの登場だ。
しかも、ご飯、おつけもの、デザート、コーヒー、お茶まで付く。
これで750円はめちゃめちゃ安いでしょう!
是非、千葉のラーメンフリークの人には食べてもらいたい
「奇想天外な冷やしラーメン」でした!