今回はちょっと千葉を離れて、、、
はるばる西東京エリアのラーメンレポです!!
舞台は、拝島!!!
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もう随分前から、縁があって青梅方面に行くことができるようになりました。
立川までは、僕の活動圏内といいますか、亡き祖父母がいたので、よく来ていました。
が、立川から先、青梅方面なんて、ほとんど行ったことがありませんでした。
なので、この青梅方面の「出張」となると、本当に嬉しい気持ちになります。
僕個人的には、もう都内のラーメンの食べ歩きは半ば諦めました。
(また、非常勤等で行くことになれば別ですけど、、、)
でも、立川~八王子エリアや青梅エリアにはまだまだ興味があります。
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で、今回、ターゲットにしたのが「拝島駅」。
拝島といえば、「米軍横田基地」で有名ですよね。
でも、僕的には、おじいちゃんとの思い出を感じる場所、かな!?
僕が幼かった頃、玉川上水から拝島まで来たことがあります。
もう35年くらい前の話。。。
遂にまた拝島駅まで来られた、、、と。我、感無量也。
拝島駅周辺のラーメン店を探すと、色々出てきました。
その中で、「お!?」と気になったのが、今回訪問いたしました、
ハイデン.コッコFACTORY
らーめん凛々(リリィ)
であります!
この名前のインパクト、半端じゃないです。
ハイデン.コッコって何だ!?、と。
で、なんで凛々で「リリィ」なんだ!?、と。
…
調べると、青梅市の「丸孫(マルソン)商店」の二号店だとか!?
でも、この丸孫商店の店主さんが厨房に立っているお店だとか!?
マルソンにリリィ!?
この丸孫商店を知ると、うちの近所の「麺屋玲」が普通のお店に見えてくる…(;´・ω・)
で、こちらのお店は、拝島駅から徒歩で4分くらいのところにありました。
駅からも近いですよ!!
駅(横田基地方面)を出て、左手を線路沿いに歩くと、玉川上水にたどり着きます。
歴史的でレトロで素敵な「日光橋」を渡って、すぐに右手に曲がる。
その先、10メートルくらいのところに「凜々」はあります。
わずか5席だけの小さなお店とあって、行列を警戒していましたが、
ギリギリ12時前ということで、なんとか大丈夫でした(;;)
お店は、なんか、バーというかスナックの居抜きって感じ!?
店内がまったく見えないのも、またここの特徴かな!?
でも、お店の前に椅子がいっぱい置いてあるので、まぁ、安心というか…
メニューです!!
この券売機、懐かしいなぁ…。
「麺屋塞翁」で使われていた微妙に使うのが難しい券売機(苦笑)
メニュー表が券売機の上にあります。
さ~て、どれにしようか、、、と。
基本的に、鶏スープ系と、煮干しスープ系の二種か、、、
煮干し系はもう食傷気味なので、鶏スープ系で、、
「凛々しい特製地鶏中華そば」(980円)を。。。
凛々しい中華そばって、、、(;´・ω・)
いったいどんなラーメンなのでしょう!?
ジャジャーン!!!
来ました!
凛々しい特製地鶏中華そば!!
本当に凛々しい!!!
とにかく目がいくのは、この立体的な低温チャーシューの山!
これをネットの画像で見た時に、「食べてみたい!」って思ったんです。
まさに、ラーメン界のヴィジュアル系!
あのシドのShinjiもこのお店によく来るんだとか!?
見た目にうるさいラーメンフリークさんは注目ですよー!(そんな人、いるのか?)
スープは、まさに「淡麗鶏醤油ラーメン」のど真ん中!って感じ。
脱濃厚ラーメンが定着する中、あっさりとした淡麗系スープ。
これ、無化調かな!? わりと自然で天然の味わいのスープでした。
スープ自体だと、ちょっと弱いというか、中毒性がないというか、
わりとシンプルで淡白であっさりとしたスープになっていました。
油分も控えめだったかな…
淡麗系の中でも、スープに関してはひかえめな感じでした。
でも、トッピングが凄いのなんの、、、
まずは、やっぱり低温チャーシューの山でしょう。
このチャーシューが、もうとろける美味しさ!!!
薄くて、柔らかくて、ソフトで、なめらかで、艶やかで、、、
それが何枚も重ねられていて、、、
このチャーシューには感動しましたね。
低温チャーシューってあまり好きじゃないんだけど、ここのは凄かった。
これなら、低温チャーシューを使う意味が確かにあるぞ、と。
それから、鶏肉をまるめた肉団子も、いい食感でした。
鶏チャーシューも一枚?!入っていて、こちらもいい箸休めだったかな?
あと、驚いたのが、メンマ代わりの「山くらげ」!!
コリコリっとした食感で、メンマ以上の存在感を確かに醸し出していました。
ここは、ラーメンという名のおかずを食べるお店、かも!?
麺はこんな感じ。
なんとも、「いつ樹」(青梅市)の麺を使っているんだとか!?
麺はわりと今風でありながら、普通だったかな!?
細くて、ボソボソっとした歯ごたえの強い麺。
個人的には、スープと麺のバランスがちょっと??って感じでした。
東京の人には、こういう組み合わせがベストマッチ!なのかな!?
煮玉子もばっちりトロトロでした。
この煮玉子もしっかりと味が付いていて、美味しかったなぁ、、、
…
そして!!!!!
こちらのお店の「最大の特徴」でもある
毎日変わるラーメン専用のスープ割り
です!!
これは、新しくないですか!?
この日は、「どんこ椎茸」のスープでした。
お願いすると、スープストックからスープを掬って、
丼に入れてくれます!!
なんとなんと、スープ割りをしてもらったら、本物のしいたけが半分入ってました。
これにも衝撃を受けました、、、(;´・ω・)
スープの味も激変!!!
本当に、しいたけの味のスープに変化しているんです。
しかも、これがかなり独創的で旨い!!
麺も少し残しておけばよかった、、、(;;)
味的には、弱めのスープでしたが、でも、、、
これこそが、本当の「スープ」じゃないかな、とも思いましたね。
卓上には、珍しい「山椒」が置かれていました。
この山椒を少し入れただけで、本当に本当に山椒ラーメンに変貌するんです。
山椒って、こんなに威力を持っていたのか、、、と。
山椒が得意じゃない人は入れない方が無難かな、、、
…
そんでもって、やっぱりここでも頼んじゃいました、、、
こちらが、、、
塩チャーシューカップごはん
です!!
「カップごはん」という言葉にやられてしまいました(苦笑)
でも、予想以上のボリュームに、また、美味しさ!!!
とにかく、お肉が旨いのなんの、、、
こちらの凛々は、「お肉の扱い」が半端ないんだな、と分かりました。
さすがは、拝島を代表する実力派・フリーク向け・こだわりの人気店なだけはありますね。
ラーメン凛々。
想像以上にユニークで独創的でアットホームなお店でした。
これは、人気が出て当然ですね。
なんといっても、ラーメン用のスープ割りには驚きました。
千葉でも、どこかのお店で初めてくれないかしら!?
定休日は毎週水曜日!
目の前は、「玉川上水」。
玉川上水は、僕の幼少期の思い出の場所。
この玉川上水の側道?散歩道をおじいちゃんとよく散歩してたんだよなぁ~って。
叶わぬ願いだけど、またもう一度だけでも、おじいちゃんとここを散歩したいな。
43歳のおっさんになっても、幼少期の思い出ってやっぱ残っているんだな(断片的だけど)。
立川のけやき台団地から、砂川九番を通って、小川橋へ…。
懐かしい思い出です、、、(しんみり)
いい雰囲気の場所にお店がありました!
千葉の人も、拝島付近にお越しの際は是非!!
低温チャーシューのあの「盛り」を体感してもらいたいですねー!