先日、熊本から突然、来客がありました🎵
分かる人は分かるかな?! あの先生です(苦笑)
で、急遽、うちの弟君に「お店、探して!」って頼んだんです。
僕はそもそも千葉では、ラーメン・中華と洋食しか食べてない…
「最も千葉らしいお店」がいいなと思い、弟君にお願いしたら、すごく素敵なお店を紹介してくれました!
そのお店の名は、
和食 郷土料理 千寿恵
であります。
普段の僕のブログ記事で取り上げるお店とはカラーの違うお店です!
場所は、ラーメンフリーク的には【千葉栄町富喜製麺所】の隣りです😊
めっちゃ簡単ですね!
でも、入り口は反対側の路地側にあるので、注意が必要です!
この日は、弟君のセレクトで、
千葉の味コース(5000円)
を頂くことにしました\(^o^)/
ちょっとワクワクします。
千葉にいると、千葉の郷土料理なんてめったに食べないですからね。
こんなコースになっています。
千葉人なら、なんとなく知っているものばかりですが…
くじらのお肉もこのコースには入っています👆
くじら肉を食べるのか!!😂
席に着くと、すでにこの三種がセットされていました!
②ゆで落花生
③ながらみ
どれも「千葉」を感じる郷土料理ですね!!
千葉人的には、なかなか「郷土料理」って感じにくい太巻き寿司です!
当たり前に出てくる感じがするから、「これ、郷土料理だったの?」って。
改めて、こうやって見ると、普通の巻き寿司とは違うよなぁ、、、
大胆さと繊細を感じる「千葉」の巻き寿司です!
…しかし、これ、千葉の郷土料理だったのか…(;´∀`)
ながらみです!
これ、僕自身、ほとんど食べたことがない、、、
一度くらいは食べた気がするけど、、、
つまようじで中の貝の身をほじくり出して、食べるんですね。
これ、🍶にめっちゃ合うなぁ~~(n*´ω`*n)
最初に、厨房から運ばれてきたのがこちら!
旬味前菜
豆腐料理4種類が盛られていました。
コーン豆腐に、枝豆豆腐に、チーズ豆腐に、あと何だっけ、、、💦
コーン豆腐と、チーズ豆腐がすっごく美味しくて、感動しました。
このチーズ豆腐って、千葉でいう「チッコ豆腐」なのかな?!
そして、千葉人でもこれが郷土料理だと分かります、
なめろう
であります!
なめろうは、農林水産省的には、…
「「なめろう」は魚のたたきの一種である。主にアジに味噌・ねぎ・しょうがのみじん切りなどを混ぜ、さらに粘りがでるまでたたく。アジの代わりにサンマ、カツオ、イカなどの魚を用いる場合もある。保存は利かないので、調理後は新鮮なうちにすぐに味わう」
という料理だそうです。
なめろうは、「皿をなめるほどうまい」「なめないと食べられない」という意味で付けられた、というのは、知っておきたい「豆知識」ですよね。
こちらのなめろう、本当に皿をなめるほどに美味しかったです😊
これもまた、🍶にめっちゃ合いますね😻
なめろうは、通販でも買えますね👆
やはり、漁師めしは、最高に旨いんです💖
…
そして、、、
続いて、こちらも千葉を代表する郷土料理、
さんが焼き
です!!
これ、なんと、アワビ(ホタテ?)の貝殻に入っているんです。
中に入っているのは、なめろうで、なめろうを貝殻に詰めて焼くと「さんが焼き」になるんですって。
そうだったのか、、、知らなかった。。。
ここのさんが焼きもまた、めっちゃ美味しくて感動しちゃいました。
千葉の郷土料理なんて、これまで意識したことがなかった、、、💦
次いで、登場しましたのが、
とれたて野菜料理
です!!
なんて彩り豊かな野菜の盛り合わせなんだ、、、と。
どれも全部、千葉で採れたものらしいです。
千葉って、ホントいっぱい色んなものが作られているんですよね。
かぼちゃなんて、もうこれ、「芸術作品」になっていますよ…😊
どれも、美味しくて、どれも違う美味しさがあって、凄いなぁって思いました。
…
そして、いよいよメインのディッシュへ!
ジャジャーン!!!
くじらのタレ
+房州産一夜干し三品
です!!
遂にやってきた、、、くじらのタレ…
そういえば、遠い昔、小学生の頃、給食で揚げた鯨肉を食べていたような…
今は、世界各国の反発もあって、すっかりお茶の間から消えてしまいましたが…😢
もうクジラ肉を安値で食べることはできないのかな??
それと、一夜干し三品がありまして…
これを、ゆっくり七輪炭火で焼いていきます🎵
まずは、烏賊を焼いていきます。
すっごくいい匂いがします😂
炭火焼のイカ焼き、これが美味しくないわけがない!!
(この時点で、🍶をいっぱい呑んで、すごくいい気分に💖)
美味しいものって、一瞬で消えるんですよね…
すごく香りのよい炭火焼の烏賊ですが、、、
あっという間に消えてなくなりました😢
柔らかくて風味豊かでもう泣きそうでしたわ💔
そして、待望の真打登場!!
くじらのタレ
です!
くじらのタレっていうのは、…
「くじらのたれ」とは、千葉県南房総に江戸時代から伝わる伝統的なくじらの食べ物です。
くじらの肉を手のひらより少し大きめにスライスし、醤油や塩をベースにした独特なタレで一晩漬け、天日で干したもの。簡単に言えばくじらの干し肉。軽くあぶって食べます。昔は保存食として、食べられていたようです。
というものらしいです。
くじらの干し肉なんですね。
このくじらのタレ、想像を絶するほどに柔らかいお肉でビックリしました。
「なんだ、この柔らかさは?! そしてこの美味しさは?!?!」
って。
くじらの肉を生まれて初めてホンキで美味しい!って思ったかも?!
2022年のこの今の時代に、くじら肉を食べて、震える感動を覚えるとは…💦
この本を読んで勉強しなきゃ…
…
と、ここで〆の「お食事」となるところなのですが、、、
女将さんから、「牛肉は食べませんか?!」という囁きのお声が…
このお店の雰囲気のよさに、熊本から来て頂いたあの先生も「是非是非」ということで…
ジャジャーン!!!!
来ました来ました!!
和牛のフィレ肉…だったはず。
脂身が少なく、赤身のフィレ肉がこんなにいっぱい!!!😂
最後のオオトリです。
牛肉と浅利の串焼きをゆっくり七輪で焼いていきます。
ジリジリっと焼ける音がまたたまりませんわ😂
全部、お店の人が丁寧に焼いてくれるんです。
「七輪の場合、焼き過ぎてもダメ、焼くのが短くてもダメ、難しいのよ」
と。
まずは、あさりの串焼き!!
普段、ラーメン中心の生活の僕には、超新鮮なあさりの串焼き💖
七輪での炭火焼なので、もう、めっちゃ香ばしくて、泣けてきます😢
そして、更に🍶が進みます😻
そして、遂に感動のファイナルステージ!!
七輪炭火焼の牛フィレ肉
です!!
あの先生とうちの弟君と僕の3人分のお肉が焼かれています!!
たった一口だけのエクスタシー!!!
絶妙な焼き加減の牛フィレ肉を一口食べたら、もう昇天👼!!!
脂身はほとんどないのに、なにこの柔らかさは?!?!
衝撃の一口でした\(^o^)/
更に🍶が進みます。嗚呼、酔っぱらってしまう!!!💦
…
そして、最後のトドメの一撃は、
ジャジャーン!!!!
千葉産蕎麦粉の手打ち蕎麦
が登場です!!!
ここに来て、「Japanese Soba Noodle」が登場ですか!!!
聴いてない!!!\(^o^)/
不揃いの蕎麦が「手切り」を想像させてくれます。
このお蕎麦がまたもう「超一級品」で、ビビりましたねΣ( ̄ロ ̄lll)…
しかも、聴けば、本当に千葉産の蕎麦粉を使っているんですって!!
今の時代、蕎麦粉も実はほぼほぼ中国産かロシア産って言われてます。
このまま日本と中露の関係が悪化したら、お蕎麦も食べられなくなるんです。
それを想うと、今、まだお蕎麦が食べられることに感謝しなきゃ!っていう気持ちになります。
そばつゆに入れて、心してお蕎麦を味わいます!!
そばつゆもダシがすごく強く効いていて、旨いです。
これまた、🍶が進んでしまいますよ、、、😂
つるつるっとして、のど越しもすごく良くて、、、
これこそ、究極のエクスタシーサミットだ!!!って思いましたね。
***
というわけで、、、
とんでもなく素敵なお店が千葉の栄町、しかも富喜製麺所の隣りにあったんです!!
千寿恵、知っておくとすごく便利かと思います。
また、遠方から来客があったら、ここにお連れしたいなって思いました。
お値段はなかなかですが、大切な来客のもてなしには最高レベルだと思います。
…でも、あんまり遠方からのお客様、僕のところには来ないからなぁ~(;´∀`)
ともかく、ここはホント、千葉駅前の「千葉の名店」ですね!!
本当の入口は路地裏なんですが、、、
富喜製麺所の隣りの建物からも店内に入れるみたいです。
千寿恵、本当に素敵なお店でした。
そして、この先は「夜の世界」。
女将さんが言ってました。
「歓楽街の入口には名店があるもの。その名店をずっと守り続けたい」って。
ホント、そうだよなぁ、ってしみじみ思いました。