秋田のレポ、第三弾にして、ファイナルとなるのが…
稲庭うどんから派生した稲庭中華そばの専門店、
稲庭中華そば秋田本店
です!!
一つ前の記事で、熱く「稲庭うどん」について語りましたが…
実は、稲庭うどんとは別に「稲庭中華そば」というのがあるのです!
これですね👆
この稲庭中華そばは、「ご当地ラーメン」というよりは、むしろ「稲庭うどんの製法を駆使した中華麺」って感じです。
更に細かく言えば、老舗稲庭うどんの製麺所である佐藤養悦本舗が打ち出した「稲庭中華(麺)」のことですね。
その特徴はなんといっても、稲庭うどんに匹敵する「乾麺」にあります。
乾麺というと、竹岡式ラーメンの雄【梅乃家】の乾麺が思い浮かびますが…。
この稲庭の中華麺は、生麺を超える(?!)ハイクオリティーの麺なんですね。
このサイトに、こう書いてあります。
「…稲庭うどんの製法を応用し、佐藤さんが新たに作ったのが「稲庭中華」だ。もともとラーメン好きで、うどんの技術を応用して中華そばを作れないかと考えたのだそうだ。最初は生麺を試作していたが、そんな時、東京の有名ラーメン店の店主からせっかくだから稲庭うどんの技術を生かして乾麺で作っては、とアドバイスを受け、完成したのが稲庭中華である。ラーメン店ではほぼ生麺が使われることが多いが、稲庭うどんそのままに丸2日干して仕上げたストレートの乾麺。その喉越しのよさは圧倒的である」
この稲庭中華麺を使ったラーメン専門店、それがこちらの稲庭中華そば秋田本店です!
暖簾にも「稲庭中華そば」と書いてあります。
ただ、この語が意味しているのは、「稲庭中華の麺を使ったラーメンだよ」ということのみ。
僕が知る限り、「稲庭中華そば」というラーメンの味やスープがあるんじゃなくて…
稲庭中華そば(麺)を使ったラーメン店、ということしか示していないんですね。
なので、スープの味とかは、それぞれのお店によって違っているっぽいです。
店頭にあるこちらのボードが、このお店の「全メニュー」となります。
ご覧のとおり、味は実にいろいろ、さまざま、です。
稲庭中華の麺を最大限に生かせるスープとはどういうスープか?!
そういう観点で、全メニューを食べるのも面白いかも?!(今回は無理ですが…💦)
…
で、店内に入ると、、、
店長さんがお出迎え?!?!
こ、これは、、「秋田犬」ですか?!?!😂
ま、まさか、このワンちゃんが店長さんなの?!?!
…
いい!! これ、とってもいいっす!!🐶!
そうか、稲庭中華そば秋田本店の店長はワンちゃんだったか…
で、こちらが、店内のメニュー表になります。
外で見たのと、同じラインナップですね。
この中で、僕が一番気になったのは、
稲庭中華そば肉そば(800円)
でした!
肉そばっていう言葉に、僕、弱いんですよね…💦
それから、定番の「稲庭中華そば醤油」も頂きたいなって思います。
…
稲庭中華そば、いったいどんな味世界を見せてくれるのでしょうか?!
いきますよ~
ジャジャーン!!!!
こちらが、秋田駅前にある稲庭中華そば秋田本店の、
稲庭中華そば肉そば
です!!
うおおおお!!!!!
こ、こ、これは、我が愛する「徳島ラーメン風」じゃないか!!😲
稲庭中華そば(乾麺)を使った、徳島スタイルの肉玉ラーメン…
甘旨く煮込んだ豚肉と生卵の黄身!!!
こりゃ、もう、度肝を抜かれるヴィジュアルであります!!
反対から見ると、こんな感じになります。
もやしとネギも結構しっかり入っています。
ヤバい、、、このヴィジュアルはズルい、、、😂
秋田の稲庭中華そば(麺)と徳島のラーメン(具)が融合したラーメン?!
スープもなんか、徳島風の「豚骨醤油系」にしか見えないんですけど…
zoom up!
スープを一口飲むと、、、
「うおおおお!!!なんだこれは?!本当に徳島ラーメン風の味じゃないか!」
って衝撃を受けましたΣ( ̄ロ ̄lll)!!!
つい1時間くらい前に、超あっさりの「十文字ラーメン」を食べたので、このギャップというか、この違いに、恐ろしく驚きましたねΣ(・□・;)。
それこそ、豚鶏などを使わない純和風煮干し焼き干しスープのラーメンを食べた後に、この徳島ラーメン風のこってり豚骨醤油系?のラーメンを食べてるわけですからね、、、
で、豚肉…。
この豚肉、むちゃくちゃご飯を欲するような甘旨系の豚肉(スタミナ風?)なんです。うん、これはまさに「ライス必須」っていう感じであります。
はい!
こちらが、このお店の「主役」となる「稲庭中華そば」です!!
この麺が、「稲庭中華」の乾麺=干麺であります。
この麺、一言でいえば…
なめらかなのど越し
でありましょう!!
何も言われなければ、普通に「生麺」だと思って食べてしまうかも?!
それくらい、生っぽいというか、生き生きとした食感の麺でありました。
ただ、同時に、生麺では表現できない強い歯ごたえというか、重さがあった気もします。
稲庭うどんと同様、単になめらかっていうんじゃなくて、滑らかで重たさを感じる麺というか。
あと、かたちというか、麺の線状がすごくきれいで、うっとりする麺になっていましたね👆
生卵をスープに馴染ませると、、、
ホントにとんでもなく徳島ラーメン風になりますね~~~。
こりゃ、「ご飯」が欲しくなりますわ~\(^o^)/
徳島ラーメンにご飯が必須な感じで、この肉そばもご飯が、、、
まさか、秋田駅前でこういうラーメンを食べることになるとは、、、
つい30分くらい前までは全く予想していませんでした。
人生も、旅も、ラーメンも、こういう予期せぬ出会いに感動するんですね~。
…
それから、、、
稲庭中華そば醤油
です!!
こちらは、上の肉そばとは打って変わって、ライトな淡麗醤油系?でした。
甘みのある和風醤油ラーメン風になっていて、食べやすかったです。
これ、都内の、たとえば四ッ谷とか高円寺とかで食べても驚かない感じですね。
で、そんな王道の和風醤油スープに「稲庭中華そば」(干麺)が入るわけです。
このスープでも、この稲庭の干麺は輝いているように感じられました。
稲庭中華そばって、もしかしたら「万能の麺」なのかも?!?!
こうなると、他のラーメンも試したくなる、、、💦
***
というわけで、、、
秋田駅前にある【稲庭中華そば秋田本店】の実食レポでした!!
このお店はいったい、どういうお店なんだろう?!って、思って調べてみたら…
どうやらあの「佐藤養悦本舗」のアンテナショップ?のようであります。
佐藤養悦さんは、稲庭饂飩の代表的存在の佐藤養助さんのご兄弟なんだとか…。
これを見ると、稲庭中華そばの乾麺=干麺を作っている会社の直営店っぽいです。
また、我らが千葉の「魂麺」や、有名な「七彩」「魚雷」「銀座やまの辺」にも卸しているみたいです。
そうか…、まさに『ラーメン再遊記』の9巻の話そのものじゃないですか!!って。
この巻に、稲庭中華そばの話がい~っぱい出てきます。
これを読んでから、この稲庭中華そば秋田本店に行くと、20倍楽しめるかと思います。
稲庭中華そばについて、もっともっと知りたいな!って思いました。
まずは、久しぶりに「魂麺」に行って、食べてみたいなぁ~(n*´ω`*n)
夜のメニューもあります。
いや~、ここで🍺とか🍶とか呑んで、つまんで、〆に🍜を食べたい!!
いぶりがっこチーズもしっかりありますね。
稲中ノ煮豚?!?!
宴会部っていうのもあるんですね。呑めるんだ…😊
駐車料金も100円補助してくれるみたいです。
稲庭中華そば、売っていました!!
比内地鶏と魚介の醤油スープ…なんですね?!
ここの稲庭中華そば醤油に近い感じなのかな?!?!
稲庭中華そばを一言でいえば、「なめらかなのどごし」です!!
あれれ、でも、「担々麺」はメニューになかったよなぁ~…💦
稲庭中華そば秋田本店から秋田駅に向かう途中、、、
「昼酒もできる二郎系ラーメン屋 大衆麺酒場 革命飯店世界のチェ・タケダ」
というお店を見かけました。
なんか、ここも面白そうだったなぁ~~😊(この記事も素敵です!)
稲庭中華そば秋田本店で楽しんだ後、朝通ったこの場所を通って駅へ。
ここ、秋田駅から秋田新幹線に乗って、東京まで向かいました、とさ。
秋田駅から約4時間。4時間で秋田から東京駅まで行けるんですね。
すごいなぁ、、、新幹線って…。
また、秋田にすぐにでも行きたいなぁ、、、
とっぴんぱらりのぷう~
…
しっかり稲庭中華そばも、Amazonで購入可能です!
辛旨担々麺も、この佐藤養悦本舗の自慢の逸品ですね👆
稲庭うどんと稲庭中華そばの詰め合わせもあります。これ、お土産にすごくいいかも?!
稲庭うどんを代表する佐藤養助さんのうどんも是非食べてみたいですね!