神戸ラーメンツアー四軒目は、
ちょうど三ノ宮と新神戸の間くらいにある『宮本武蔵』。
HPを見ると、遊グループという企業が運営しているお店ですね。
名前が凄いです…
場所は『○高』の近くです。
六甲と三ノ宮にあるそうです。
(六甲店はなくなったみたいです)
このお店の店主さん(?)は、もともと洋食出身の方で、
コンソメスープでラーメンを作ることを試みたそうです。
僕も『コンソメラーメン』には可能性を強く感じていて、
あらたなラーメンとして強い期待をしていたりするわけです。
なので、是非食べたいと思いました。
(店主の宮本さんって一体誰なんでしょう??汗)
店内は結構広い。大人数でも来られます。
六人掛けのテーブルが二つありました。
メニューもたくさん。
イチオシは武蔵ラーメンということなので、武蔵ラーメンを注文。
かつての狂牛病の影響か、店頭の覚書から牛の文字が消えていましたが、
今は恐らく牛骨も使っていると思われます。
動物系のダシがばしっときまってます!!!
コンソメスープに、醤油、昆布、鰹など和のテイストを重ねた、
まさに和洋折衷のラーメンでした。
食べにくさは全くなくて、最後まで飽きずに食べられました
スープの奥には、しいたけが二つ沈んでいました。
しいたけですよ。嬉しい限りでございます☆
ただ、麺とトッピングはまだまだ改良の余地ありかなー。
『ラーメン不毛の地』と言われる神戸で、一際、輝きを放つお店ですね
***若干の考察(神戸とラーメン)***
なるほど。
なんとなく分かってきた。
神戸って、あっさりしたラーメンを好む傾向がある。
神戸のラーメンって、①中華系と②チェーン系に二分されるが、
どちらにしても、あっさり系がメインで、ドロドロ系はほとんどない。
(味はかなりしょっぱい。けど、どろっとしてない)
それに、神戸ラーメンがないかわりに、
他地域のラーメン、博多、和歌山のラーメンが人気だ。
オリジナルのお店があまりないのだ。
中華料理店・中国料理店のオリジナルはたくさんあるのに、
オリジナルのラーメン店っていうのが目立たない。
ラーメンランキングの上位もチェーン系が圧倒的。
そもそも、神戸って、ラーメンがなくても人が呼べる。
だから、ラーメンそれ自体が神戸人のためにのみ存在している。
この点が、神戸にオリジナルラーメン店が存在しない理由なのではないか。
神戸においては、ラーメンはあくまでも神戸人のためのみ。
神戸にきて、わざわざラーメンだけを食べに来る人がいない、
それが、神戸のラーメン界が盛り上がらないことにつながっている、
…とすると、ラーメンの発展には、ラーメン好きが集まることが必須、
ということになる。
神戸=ラーメン不毛の地と言われるゆえんは、
神戸=ラーメンを目的に人が集まっていない、
ということなのかもしれない。。。