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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

蘭州牛肉麺@東寺山 新作「麻辣麺」登場!山奈風味のスープが強烈!

こちらも久々の再訪となります!

(なんか最近「久々の再訪」ばかりだ、、、汗)

東寺山にありながら、中国ワールド炸裂のお店

蘭州牛肉麺

であります!!

この場所は、かつて「麺屋奥村」があった場所です

奥村は日本のラーメン店でしたが、今度はバリバリチャイニーズ店。

でも、かなり本格的な麺を作る面白いお店でもあります。

店内を拡げ、テーブル席のスペースができていました。

聞くと、「中国のお客さんはテーブル席を好むから」とのこと。

現在は、中国出身のお客さんが専らメインみたいです。

何か新作は出ているのかな??、と思って、メニューを見ると、、、

新作メニューが出ていました!

麻辣麺(1080円)

であります!!

日本でも一時期、麻辣麺ブームが来る!と騒がれましたが、、、

こちらの麻辣麺は、完全中国人仕様の中華風麻辣麺になります

女将さんも「これは、とってもおいしいよー!」と。

というわけで、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、蘭州牛肉麺の新作「麻辣麺」でありまーす\(^o^)/

なかなかエキゾチックなヴィジュアルですよ♪

なお、通常は「細麺」らしいのですが、今回は「平麺」でお願いしました。

一番ユニークな「三角麺」は現在作られておりません。

こちらの麻辣麺は、ですね~、、、

中国人の中国人による中国人のための(汁なし)麻辣麺

ですかね!?

日本人への取り計らい?日本人への適応?媚?、一切ありません。

味わい的にも、結構独特で、日本人にとっては少し馴染みのない感じです。

まさに、エキゾチック&ロマンティックな麻辣麺であります。

ひき肉たっぷりで、にんじん、玉ねぎ、ネギetc... 

花椒の風味も感じられますが、入れすぎていなくて、バランスもよいです。

日本人はこの花椒の使い方、間違ってんじゃないの~♪って言いたくなるくらい。

うっすらと花椒が感じられるくらいが一番いいのかもしれませんね。

ここの麻辣麺は、辛さと痺れがほとんどなくて、心地よい汁なし麻辣麺です!!

あと、ちょっと独特なスパイスの香りがほのかに感じられます。

麺はこんな感じです。

前回来た時も、麺についてはさすがこだわっているなぁと思いました。

今回も、そのイメージ通りであります。

(ただ、今は「注文後の麺打ち」はやめています…)

日本の麺と比べてどうこうって言えるわけではないのですが、、、

もちもちっとしていて、滑らかで、すべすべっとした食感でした。

量もわりとしっかりあって、1人前強って感じだったかな。

このお店は、汁なし系が強いなぁ、、、そう思いました。

前回食べた「汁なし牛肉麺」も半端なく美味しかったからなぁ…☆彡

で、こちらが、スープであります!!

このスープの味がもう最強レベルにエキゾチックで、、、

これは、これまで一度も味わったことのない味だ、、、

なんと、日本ではまず調味料としては使われない、

山奈(さんな)/バンウコン

を使ったスープだったのです!!

 山奈=バンウコンとは!?

山奈は、中国では薬膳料理の火鍋に使われるものらしいんですが、

日本人的には、どう考えても「漢方」「生薬」の味にしか、、、(;^ω^)

しかし、こんなスープがあったのか!?、と!!

わりと感動しながら飲みました。

さすがに「美味しい!」とは思わなかったけど、エキゾチックでした。

何度も飲みたいとは思いませんが、一度は味わいたいものです。

まだまだ、知らない味の世界があるんだなぁって。。。

この山奈の香りは、ホント独特で、不思議で、ミステリアスでした。

中国の人は、これを「美味しい」って感じるんですよね、、、

山奈に馴染みのない日本人には、「美味しい」とか「不味い」とかと感じないんですよね。

「美味しさ」もまた、学習や経験によって構成されるものなんだろうな、、、

だから、例えば「鰹節」や「煮干し」の味って、外国人には美味しいも不味いもないのかも!?

「Umami」として世界で一応認知されているけれども、、、

Umamiとは、、、

「Salty, sweet, sour and bitter are familiar terms to describe taste. Yet a fifth, umami, is less well-known but just as prevalent. Umami, a word that literally translates as “delicious,” has been part of the Japanese culinary lexicon for thousands of years.」(引用元はこちら

しょっぱい、甘い、すっぱい、苦いに次ぐ醍醐の「味」。

僕らはこれを「旨い」「美味しい」と表現するけど、それを学習していない人にとっては…

きっとエキゾチックな味わいなんだと思います。。。

***

というわけで、、、

久々の「蘭州牛肉麺」の新作「麻辣麺」のレポでした\(^o^)/

麻辣麺も美味しくてよかったけど、、、

スープに使われている「山奈」の圧倒的存在感の前に、跪くだけでした(苦笑)

この山奈に驚愕していると、、、

「こんなのもあるよー」、と!!

これは、、、あ、「当帰片(トウキ)」だ!!

当帰片もまた、中国の生薬として使われるもの。

このお店は、やっぱり普通じゃない!!\(^o^)/

トウキのにおいは、山奈ほど強いものではないですね。

トウキなら、ギリギリ耐えられるというか、味わえるというか、、、

今回、本当は「汁なし牛肉麺」を食べるつもりだったんですけどね、、、

ここの汁なし牛肉麺は、むっちゃくちゃ美味しいですからね☆

あと、近くの席に座っていた中国の女性客とおしゃべりしていて、、、

「ここの(中国風)焼きとりも、おいしいよー!」という話になり、

なんとその人が僕に一本焼きとりをくれたんです!!(;;)

これを食べたら、もうビックリ仰天でした。

日本の焼きとりと全然全然違ったんです。

木の串ではなく、金属の串で、お肉の食感や味も全然違いました。

塩味で、野生味があって、豪快で、ワイルド。(固め)

中国の焼きとりも、いつか本場で食べたいなぁって思いました。

うん、僕はまだ全然世界の料理のことを分かっていない。

無知の知、、、。

料理の世界はなによりもどこまでも深淵なんだなぁ、、、って。。。

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