ベルン名物、『Berner Platte』。フォーゲル夫妻の手作りです♪
今回の滞在の目的の一つが、スイス、ベルン在住のフォーゲル夫妻を訪問することだった。夫のヨセフさんはソーシャルワーカー。障害者の自立支援を行うプロの福祉マンだ。見た目からして、福祉の人!って感じの方で、すごく優しい人。奥さんのレナーテさんは、小学校教師。小学校教師一筋の方で、パワフルで好奇心旺盛な人だ。この二人とはふとしたきっかけで出会ったのだが、それ以来、手紙やメールでやり取りをしていて、ようやく念願の訪問に至ったのだった。
すごい歓迎をしてくれた。その一つが、上の写真の食べ物。これは、ベルナープラッテというベルン名物の逸品。厚切りのベーコン、ソーセージ、ジャガイモ、さやえんどう。これが格別に旨い。ベーコンはホント柔らかくて、風味が豊かで、うっとりとしてしまった。全部手作りというから驚き。しかも、ジャガイモもさやえんどうも自分の畑で取れたものらしい。すばらしい!
僕はあんまり街に興味がないのだが、ベルンという街には魅了されてしまった。すごい素敵な街でして・・・ 有名な画家のパウルクレーの故郷ということもあって、僕はかなり興奮していた。クレーは、バウハウスで教鞭をとっていた教師でもあり、ヨーロッパ芸術を語る上で、欠かすことの出来ない存在だ。彼の絵もじっくり見れた。彼の色使いはさることながら、彼の描いたモチーフには強く共感してしまった。
ヨセフさん、レナーテさんともしっかり今後の共同プロジェクトの話もできた。福祉と教育の狭間に立つ僕としては、とても建設的な議論ができたと思っている。また、ベイビークラッペ(赤ちゃんポスト)のスイスでの状況も聞くことができた。スイスの養子縁組の話は実に興味深かった。