名古屋~岐阜ラーメンシリーズ、第9弾!
岐阜のラーメン第5弾!
まだまだ岐阜のとっておきのラーメンが出てきます!!
さて。
今回の岐阜訪問の一つのミッションが、
「岐阜のベトコンラーメンを食べる」
というものです。
(…ミッションって、、、(;'∀'))
岡山、名古屋のベトコンラーメンを食べて、
遂に、岐阜のベトコンラーメンへ。
ベトコンラーメンを語る上で、名古屋と岐阜の両方を食べておきたかった。
岐阜のベトコンラーメンといえば、
現在、存在しているお店としては「最古」となる、
麺食 香楽
であります!!
後で書きますが、この「香楽」という店名、ちょっと色々ありそうです。
ベトコンラーメンを創作したお店は「香楽」ですが、
そのパイオニアの「香楽@田神」は「昭和89年」(平成26年)に閉店しています。
閉店しているのに、しかも、後継ぎもいなかったのに、なぜ??
それはまた後ほど。
で、、、
場所は、岐阜駅から、かなり遠いです、、、(;'∀')
バスで30分くらい??
市内から4kmほどあるので、タクシーだと3000円近くかかります。
なかなかハードルの高いお店だぞ、、、
ただ、近所に「岐阜清流病院」があるので、バスの本数はわりとある方かな。
帰りはバスで駅まで戻りました。300円くらいだったかな!?(;´・ω・)
お店に入ると、「通路」があって、、、
券売機はこんな感じで、二台並んでいます。
その奥には、「待合いエリア」があって、並びます。
大人気店なので、行列は必至ですね。
店内も広くて、すごいです、、、。
店主さんは50代~60代くらいの方?
おひとりで作り、4人くらいのスタッフがいました。
凄く忙しそうでした(;;)
店内はもう常時満員状態な感じで、、、
さすがは「ベトコンラーメン」の人気店なだけはありますね。
メニューです!!
ベトコンラーメン(しょうゆ味)に、しおベトコンに、みそベトコンに、、、
そして、(ベトコンじゃない)みそラーメンに、ラーメン。
さらに、汁なしベトコンがあって、、、
焼ギョーザのとなりの「どて」(550円)って何だ!?(;´・ω・)
卓上のメニューも♪
色々と悩んだのですが、、、
どうも「みそベトコンラーメン」が人気らしく、、、
でも、基本の「ベトコンラーメン(しょうゆ味)」がいいかな、と。
一杯980円というのも、なかなか、、、
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!
こちらが、
岐阜のオリジナルのベトコンラーメン
です!!
具は、新京@名古屋と似てるかな??
ニラ、もやし、豚肉、そして刻んだ鷹の爪…
ただ、ニンニクの形状がちょっと違うかな!?、と。
歴史あるスタミナ系とあって、ボリューム満点です。
スープは、一口飲むと、唐辛子の辛さがピリッと感じられます。
これは、わりとシャープでキレキレの辛さだぞ、、、と。
新京のベトコンよりもはるかにシャープで尖っている感じでした。
そして、野菜の味が強く感じられる野菜炒め風の味わい。
ベトコンラーメンって、基本的に、ニンニクピリ辛野菜炒めラーメンなんだな…。
ニンニクスタミナラーメンって言ってもいいかも。
だから、「中毒性」はかなり強いです。
一度食べたら、また食べたくなること必至、というか。
麺は、こんな感じで、、、。
わりとタフな麺というか、力強い麺でした。
が、基本的には、普通の中太の中華麺かな。
素朴と言えば素朴な中華麺。
量はわりと多め、、、に感じたけど、どうなんだろ。
胡麻のすり鉢みたいな大きな器にスープも野菜もたっぷりなので、
麺も多く感じただけかも??
いずれにしても、ボリュームたっぷりのラーメンでした。
あとやっぱり、ここのニンニク、個性的でした。
でっかいです。
こんな大きなニンニク、なかなか見ないぞ、、、と。
これだけじゃなくて、砕かれたニンニクがいっぱい入っていました。
(ただ、思っていたよりもニンニクの量は少なかったかな、、、)
もっともっとニンニクが入っていてもよかったかな~。
980円という価格を考えると、もう少しニンニクが欲しかったですね。
***
麺食 香楽。
とんでもなく人気のお店でした。
ピリ辛スタミナ系ニンニク野菜炒めラーメン=ベトコン。
ヤミツキになる美味しい一杯でした。
<が>、、、
<However...>
昭和53年に創業した「香楽@田神」とここの関係はいったいどうなんだろう?
一宮の新京は昭和44年に創業。
その創業までの経緯については、新京のHPに掲載されています。
ただ、いつ、ベトコンラーメンがメニューになったのかははっきりと書いてません。
昭和44年に新京が生まれ、昭和53年に岐阜で香楽が生まれました。
ただ、どちらのお店が「先」なのだろうか、とずっと考えていました。
ですが、、、
岐阜の元祖「香楽」は既に閉店しているので、真実はもうよく分からない。
しかも、その元祖の「香楽」と川部の「香楽」との関係もよく分からない。
もし「師弟関係」なら、今の川部の香楽は「発祥の味の継承店」になる。
もし「師弟関係」でないなら、発祥の味は途絶えたことになる。
でも、そこがよく分からない、、、(分からなくなった)
「答え」が知りたくて岐阜に来たのに、
岐阜に来たことで、「問い」が生まれて、
そして、さらに分からなくなった、という(苦笑)
…
一つ、気になる証言を得ました。
某店の店主さんの話によれば、、、
岐阜の元祖「香楽」の店主さんがベトコンラーメンを始めた時、
「南ベトナム民族解放戦線」を由来にしていたことに行政?から批判を受け、
「ベストコンディションだ」と(無理やり)言い切った、というんです。
名古屋の「新京」では、最初から「ベストコンディション」だったと聴きました。
つまり、岐阜と名古屋では、もともと「意味」が違っていたんです。
とすると、どっちが古いのか、、、。
なんとなく見えてくるような、見えてこないような、、、。
人気ぶり、混雑ぶりを感じる掲示も。
定休日は、基本水曜日っぽいですね。
香楽。
いいお店でした。
ただ、「ベトコンの謎」はまったく解けませんでした…(;;)
混み過ぎていて、店主さんにお話を聴くタイミングは全くありませんでした。
残念、、、(;;)
ラーメン雑誌では、
「岐阜で30年以上の歴史を持つ元祖ベトコンラーメンの店」、とあります。
でも、30年以上の歴史をもつのは、ここじゃなくて、田神の方では??
やっぱ、よく分からない、、、。
田神の香楽とつながっているのかいないのか、、、。
こちらでも、同じように書かれていますね。
いったいどうなんだろうなー。。。
気になる、、、。
…とのことです。
基本的なスタイルは維持するみたいです。
ま、人気店ですからね♪
隣りには、こんな建物が、、、。
ここ、何なんだろう???
駐車場もいっぱいあります。
が、人気店ゆえに、満車状態がずっと続いていました。
この場所で、というとあれですけど、すごい人気です。。。
***
…というわけで、、、
岐阜のローカルラーメンめぐり。
老舗店の天ぷら中華→高山ラーメン→新ご当地→丸デブ→ベトコンときました。
続いて、次は「岐阜の屋台ラーメン系」の老舗店をレポします。
お楽しみに!!!
岐阜LOVE!!!