今回、「岐阜に行こう!」と決めたきっかけとなったのが、
台風で大雨の中、一人で向かった、
丸デブ総本店
です!!
丸デブって、、、(;'∀')
(僕のことじゃないか…(・_・;)、、、)
○(まる)の中に「デブ」、、、(;´・ω・)
凄いなぁ、、、
なんとも、初代店主さんが、丸くて太っていたからだそうで、、、
いやー、凄い凄い。。。
しかも、こちらのお店は、大正6年創業で、「百年食堂」でして、
しかも、なんとなんと、
日本のラーメンの元祖と言われている、
浅草のあの(今はなき)「来々軒」出身のお店みたいなのです。
千葉人的には、「進来軒以外に存在したのか?!」、と。。。
岐阜の老舗人気店は、東京・浅草来々軒がそのルーツだったんです!
岐阜で食べる東京ラーメンの元祖店の味!?
メニューは、もう究極に潔いです。
中華そばとワンタンのみ…
しかも、どちらも400円…(;'∀')
ワンタンは、ワンタンメンではなくて、ワンタン。
中華そばとワンタンしかないお店、、、
しかもしかも、まわりにいる数人の人が「どっち」も注文してる…
中華そばとワンタンの二つを食べても、800円、、、
いやー、、、(;'∀')
ジャジャーン!!
これですこれです!!
丸デブの中華そば!!
まず、驚いたのは、この器の小ささ、かわいさ。
ネット上の写真を見ると、「超ドカモリ」で食べきれない量に見えたのですが、
「え? なに、このかわいさ?!」って、、、。
つけ麺用のスープの器より少し大きい程度。
想像していたのと全然違うぞ、、、
そこに、スープがなみなみと注がれています。
黒くて澄んだスープに、麺が透けて見えるのが特徴的かな。
スープは、醤油の味がきりりと感じる和風スープ。
…っていうか、これ、日本そばの味じゃん、、、(;'∀')
お蕎麦のスープと昔ながらの醤油ラーメンの「あいだ」くらい?
なんか、「昔ながらの醤油ラーメン」の原風景を見たような…。
さすがは、「来々軒」の味を大正時代に学んだお店だけに!?
なんか、地味に、衝撃を受けましたね、、、。
「これは、お蕎麦とラーメンの中間領域の味だ!」ってね。
他では食べられない大正時代のラーメンの味わい!!!
麺は、なんというか、「太いそうめん」みたいな食感?!
するするっと食べられる柔らかめのストレート麺。
そうめんというか、冷や麦というか、稲庭うどんというか、、、
中華麺よりも柔らかくて、ソフトで、滑らかで、、、
この麺も、ぶっ飛んでるなぁ、、、(;'∀')
チャーシューは、小さくてかわいいのが三枚乗っています。
このチャーシュー、パサパサで、でも、味はついていて、
昭和の古きよきチャーシューを感じさせてくれました。
メンマや海苔はなくて、かまぼことネギのみでした。
かまぼことネギとチャーシューだけ。
でも、これで一杯400円ですからね、、、(;'∀')
最後は、「食卓塩」に入った謎の「胡椒」!!
この胡椒をパッパッとふりかけて、スパイシーに終わらせましょう。
最後まで、普通に美味しくいただきました\(^o^)/
***
丸デブ総本店。
あらゆる僕の想像を覆す面白いお店でした。
大正6年の超老舗店にして、東京ラーメンの原風景を感じる味。
そうめんみたいな麺に、この圧倒的なヴィジュアル、、、。
いや、正直ね、いわゆる「いわゆる普通の昔ながら系」なんですよ。
ぶっちゃけ、美味しくもまずくもない普通の(やや酸味のある)醤油スープ。
でも、それが、これだけの人気店になっているんですから、、、
(どうしてここまで人気なのかも、なんか分かりにくいというか…)
やはり、岐阜の人は「保守」で「奇抜」なのが好きなのかも?!
クラシカルだけど、ヴィジュアル的には圧倒的。
こんな中華そば=ラーメン、そうありませんよ、、、。
全国でも珍しい人気店だと思います。
総本店と謳っていますが、支店はないというのも、ミステリアス。
中華そばもミステリアスだし、
この人気もミステリアスだし、
お店の雰囲気もミステリアスだし、
「総本店」というのもミステリアス。
ミステリアスずくしのお店でした。
この日は「台風」とあって、外に行列はできていませんでした。
普段はこんなもんじゃないんですよね。
…
というわけで、、、
岐阜のローカルなラーメンめぐり第四弾、
天ぷら中華@大福屋→高山ラーメン@子天狗→新ご当地柳ケ瀬ラーメンと続く、
岐阜の唯一無二の地ラーメン(?)の丸デブ総本店のレポでした!!
続くは、岐阜のもう一つのソウルフード、地ラーメン。
名古屋に続いてあのローカルラーメンの実食レポです!
お楽しみに!!!\(^o^)/