🎍2022年元旦🎍神石しろいし～白石城～初詣＠神明社～福島駅へ

2022年1月1日。

今年は、宮城県の白石で新年を迎えました🎵

昨年は自宅で過ごしましたが、コロナ騒動が起こる直前の2020年1月は山形で新年を迎えました。

＞2020年1月1日の蔵王山頂のレポはこちら！

（この記事の画像を見ると、まだ誰もマスクなんてしてなかった…）

今年は宮城県。うん、僕はホント東北が好きなんだな(n*´ω`*n)

…

30日に白石駅に到着した時は、雪なんて降ってなかったんですけど…

1日の白石駅は、あたり一面雪で覆われていて、東北に来た！って感じがしました。

白石という地名は、【神石しろいし】から来ているんですって。

その神石である白石を見ることができると聞いて、ここにやってきました。

白石の地名の由来となるのは、、、

この雪に覆われた「白石」であります！

なんと、この石の「根」が地中奥深くに続いていて、なんと仙台の根白石までつながっているんだとか？！

素敵な伝説ですね✨

So romantic！

こんなふうに説明されています。

この石が、神の依代になっているわけですね。

こういう石に「神」を感じる心に、日本の宗教観があるんでしょうね、もともとは…。

巨石や立石を神の依代に見立てるところに、日本の信仰があるということでしょうか。

僕も、「石」をもっともっと大切にしたいなぁって思いました。

目の前に落ちている石に、誰もが神を感じることができれば…

きっと、それだけで、わざわざ「持続可能な開発目標」（SDGs）なんて言わなくても、持続可能な社会になるんだろうなぁって思ったりもします。

できるだけ、古来の日本人の生活に戻していく、近づけていく。近代的な生活はそもそも無理があったんです。最新のテクノロジーを駆使しつつ、明治以前の生活に近づけていく。元に戻すというよりは、本来の素朴な生活に寄せていく。そういう努力をみんなでしていく時代に入ったんだろうな、って。

それには、やっぱり思想や哲学ってとても大事で、日本であれば、日本本来の思想や考え方に基づいて、西洋文明以前の日本の生活に戻していくことが、一番合理的なSDGsなんじゃないかな？！って思います。

そんなことを、この白石を見つめながら、考えました。

1月1日なので、この白石の近くの神明社に向かいました。

白石城の隣りにあるのが、神明社です。

白石城、本当に素敵ですね。

雪化粧した白石城、本当にうっとりします。

白石城 クライマックスの美   ryokuen ryokuen

…

二日前の30日の白石城はこんな感じでした。

雪がないと、こんな感じなんですね。

でも、雪が降ると、この白石城も一変します。

色々と、世界のお城を見てきましたが、日本のお城が一番ほっとしますね。

「これが、これこそがお城だよなぁ～～(n*´ω`*n)」って。

このお城を通り過ぎて、「神明社」に向かいます。

場所はこんな感じです。

白石駅からもぶらりと歩ける距離にあります！！

旅に来たら、やっぱり散歩ですよね～＼(^o^)／

Spaziergangです！

鳥居が見えてきました。

この鳥居もまた、やっぱり素敵ですよね。

日本で暮らしていると、当たり前の風景ではありますが…

でも、この鳥居の中は神様の世界です。鳥居の外は人間の世界です。

人間の世界には、欲望や権力や損得や不正などがいっぱいあります。

1年365日、そんな淀んで汚い世界を生きているわけですね。

根本的に「人間嫌い」な僕としては、ホントいつもいつも疲れます。当然、大人として、他人を大事にして生きてますよ。でも、根本的には、他人となんて関わらないで、静かにひっそりと隠れていきていたいんです。

理想的に言えば、鳥居の中で、神様と一緒に静かに暮らしていたい（苦笑）

欲望や闘争や損得や好き嫌いのない、神聖な世界で生きていたいです。

ま、でも、僕の人生もそんなに長くないし、早く、その神聖な世界に戻りたいなって思う気持ちも日に日に強まっています。「死にたい」というのとは違うんですよね。「戻りたい」という感じ？！　「還りたい」という感じ？

鳥居をくぐりたいという欲望の中には、そういう神的世界に立ち返りたいという欲求があるのかもしれないな…、と。とかくこの世は生きにくいので、、、( ；∀；)

そして、本社へ！！

本社については、HPでこう説明されています。

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本社はもと福岡村長袋に御鎮座あり、上・下神明両社わかれ立つ。上神明社は、元禄14年松前の市正安広といえる人の造営勧請にかかり、後者は、大同2年（807、平安）坂上田村麻呂の創祀と伝えられ、又、藤原秀衡、蒲生氏郷、長尾景勝の臣甘糟備後など武将の崇敬が篤かったが、慶長5年7月伊達政宗が白石城を攻め落とし、その先陣の功により同7年この城地を片倉小十郎（伊達家臣鬼小十郎）に与えたので、亘理郡小堤村より移った。その際現宮司の先祖に当る佐藤源左衛門も扈従白石長町に居を与えられ、白石・長袋両神明社の神主に任命された。長町の屋敷内には神明社の御仮宮を建て4月16日の祭礼に神輿の旅所にあてた。爾来片倉家の尊崇最も篤く社領として二貫三百文、日供米月一俵を献じ、造営修復を怠らず、白石城の鎮守、領内の総鎮守と仰ぎ明治に及んだ。なお、この地方は古来しばしば戦乱の巷となったため社殿も古什物も悉く亡失して正確に記載をなし得ないことは遺憾である。明治10年10月再興して「神道事務局刈田地区支局」を境内に置くにあたり東京大教院より「造化の三神」の御霊代を奉迎配祀。同年村社に列した。同32年5月白石大火の際、社殿末社はじめ附属の建物悉く焼失したので、翌年5月現在の地（白石城二の丸跡）に本殿を、同39年に拝殿を造営した。現在の社殿はその後昭和10年10月に竣功したものである。明治42年から大正3年までに五つの神社を合祀し、昭和2年4月14日郷社に列せられた。

引用元はこちら

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このように歴史ある社なんですねー。

観光地化された社ではないので、訪問する人の数もまばらです。

これくらい静かな方が（心の底から）いいです🎵

ここで、静かに新年の祈りを捧げます。

人も少ないので、ゆっくりと静かに祈れます。

祈りというのは、人間の知性の根源だと思います。

そして、祈りこそ、人間が人間たる所以だとも真面目に思っています。

nothingnessやselflessnessという思想をもつ僕ら日本人は、本来、あらゆるところで、あらゆるものに祈りを捧げていたと思います。他力本願じゃないですが、自分の意思やら理性やらではなく、自分の意思や思惟を徹底的に排除することで、真理の世界に向かおうとするのが、日本人や本来のアジア人の姿だったと思います。

日本人だけでなく、東アジア全域において、この東洋の思想を忘却してしまっていることに、真なる東アジアの悲劇があるとわりと本気で思っています。日本も、韓国も、中国も、北朝鮮も、それ以外の国も、みんな東洋思想を忘却し、（最も悪い意味での）西洋文明を都合よく（合理的に）取り込み過ぎてしまった…。

だからこそ、この加速する悪しき流れを断ち、静かで穏やかで祈りのある生活を取り戻したいなって思っています。まぁ、毎日どこかで外食して楽しんでいるような僕が言っても、説得力もなにもありませんが…💦

でも、そのことも含めて、静かに祈りを捧げました。

日本人の僕らから見たら、まぁ、見慣れた風景ではありますが…

海外から見たら、この風景こそ、エキゾチックなんだろうなぁ…って。

また、この神明社は、「縁結び」の神社でもあるんですって。

僕らは元来、「ご縁」を大事にしてきたはずなんです。ネットやマッチングアプリで男女が出会おうとする今日の社会において、「縁結び」がどれほど忘却されているか。。。

僕らは、別にマッチングアプリなんかを使わなくても、日々誰かと出会えるんです。どこかに行けば、誰かと出会えるんです。そのたまたまの出会いこそが、最も自然な出会いであり、そこに「ご縁」があったりすると思うんですよね。

出会いたければ、一人でどこかに旅に出かけて、そこで出会うご縁の中で、結婚相手やら交際相手を見つけることの方がよっぽどいいと思うのは、僕が中年のおっさんだからでしょうかね…。

いずれにしても、僕はこれからも死ぬまでナチュラルな出会いをどこまでも大事にしたいと思います。今回の旅でも、ホントたくさんの人とお話できましたからね👆

そんなこんなで、白石市内を散歩して、福島経由で千葉に帰ります。

白石駅のホームはこんな感じで、線路も雪で覆われています。

この銀世界、本当に素敵です。

福島行きの電車です。

この雪まみれの電車に乗って、のんびりと各駅停車で福島駅に向かいます。

行きの電車では、雪はほとんど見られませんでしたが、帰りの電車ではもう雪ばかり…

福島駅に到着すると、ますます雪が激しく降っていました。

福島駅に到着したのは、ちょうどお昼の12時頃…

もちろん、福島駅で降りて、…

探しますよ～！！

2022年の初ラ―が食べられるお店を！！！！

僕はこの1月1日、福島でラーメンを食べることができるのか？！？！

乞うご期待！！

北海道･東北編   アートウエア

日本のお城についてももっと勉強しようっと…💦

白石城死守 (講談社文庫)   山本 周五郎 講談社

白石城のベンチでこれを読みたい…📚