散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

ミュンスター

2008-07-21 09:38:40 | 美術関係



先週金曜日はミュンスターという街に出かけた。
ミュンスターは小さい街ながらインターナショナルな彫刻展が開催されたりするので街名を知っている人も多い。
今年9月6日は"Museumsnacht”で夜中まで美術館も無料で見学できたり、画廊も夜中までオープンドアーになる。
その企画に関係している某画廊を尋ねるのが第一目的だった。手早く用事を済ませてから、同行の友人と一日ミュンスター観光をしようという事になっていた。
あいにく雨雲厚く垂れ込め、時に勢い激しく振る雨に追われる様に走らされたりしたがそれでも結構楽しく歩き、時速25キロで走る街一周観光案内バスも乗ってみたり、思い切り観光客気分に浸ってみたがこういうのもなかなかよいものだ。この次はどこに行こうか?(展覧会はいつも観光のしがいがあるところでしたいものだ)
お土産はこの街に何軒かあるパン屋に干し果物や木の実がたくさん入った少し固めのパンを買った。友人も私もそのパンが気に入っている。ミュンスターにいったら必ず買って帰る物。

 この空。。。。

 この街には興味深い歴史が隠れているが、その話はまた後で。。

 聖パウルス大聖堂 戦災を受けたが再建。

 大聖堂の中にある天文時計まず1408年に作られたが、1534年に破壊され1540~1542年にかけてもう一度作られたものが今に至っている。カレンダーは2071年まで。

 大聖堂のオルガン

 街の中で見かけたブックアートの店。残念ながら開いていなかった。左の事務机の上になんだかかわいらしい形態の物体が飾られていて目を凝らしてみたら、原種シクラメンの根で土もないのに饅頭上の根からピョンピョンと二本の茎が出て天辺に薄ピンクの花を咲かせていた。

 鉄の三つ足台の上に具合良く乗っている。

 上のブックアートの店の隣はレストラン。室内装飾がしゃれている。まだ開店前で入れずに、これも残念。



。。。というわけで、相変わらず暗い月曜の朝。明日から夏が戻ってくると言う天気予報だけれど、昨日も時折たたきつけるような激しい雨が降ったりやんだりだ。
傘をさしても濡れてしまう。
ただいま12,3度。 今週金曜日は29度くらいにあがるという。この気温差やってられないなあ。。。そうなるときっと週末はまた雷雨ってわけだなあ。
さて、ぼやいていても仕方ないので、ダウンベスト(今。。。夏だったよね?!)を羽織って出かけてくることにします。

ああ、指がかじかむ。。。