
Salpiglossis sinuata
この植物にはさまざまな色合いの花が見られる。
実際のところそれほど好みの花ではないのだが、この暗臙脂色が並んでいるところを見つけてついつい手を出してしまった。南米原産のナス科でなるほどあちらの方に似合う花という感じがする。花弁や葉の様子はペチュニアのそれによく似ている。
私には怪しげに光る黒っぽい色合いの花を見つけると、
つい家に連れて帰る癖があるのだ。
日当たりのよいところがよいらしいので鉢を持って右往左往の挙句やっと場所を見つけて植え込んだ。

Leycesteria formosa
「ヒマラヤのキャラメルベリー」と言う意味のドイツ名をもらっているが、この実がキャラメルの味を想起させるとは私には思えない。
しかし実が黒く熟すととても甘い。花の後に先ず臙脂色の実が実りやがて黒く熟す。つやつやと光る実は触るとブヨブヨとした感触だ。スイカズラの仲間だが蔓草ではなくまっすぐに立ち上がって伸びる。去年剪定するのも囲うのも忘れて冬を迎えたが、幸い暖冬だった所為か春には元気に緑を見せて咲き始めた。

Achillea sibirica Achillea
これは嫌でも毎年ちゃんと生えてきては花が咲く。
今日は茂りすぎた草を刈ったり、鉢をあちらにこちらに移動させたり、餌を撒いたり、ミミズの引越しを手伝ったり、ナメクジを遠くに放りなげて飛行旅行を強制したり、知らずに毛虫をしっかりつかんで独り声無き叫びをあげたり。。。私なりに奮闘したのだ。
先の2,3週間ほとんど世話ができなかった挙句、私の"セラピークリニック = ナースリー”に連日出かけて連れ帰った特効薬達が無造作に並んで居るばかりで、すっかり調和を欠いていたのだがそれを何とかまとめ終わった。
。。。すると。。。どうだ。
昨日は「もう限界だなあ、これ以上新しい植物は当分つれて帰れない。。。」とさびしく思っていたのだが、割り合いすっきりまとまったので「"あれ”を連れて来てもだいじょうぶかな?それとも。。。」とすでに企み始めている。懲りない。
私は本棚の隅に「妄想異空間」を持っている。
そこでは仮想庭園を造っているが、どうしてもテラスに植えられないものは仕方なくそこに植えて育てることにしようとおもう。
何か特別な植物お持ちの方はどうぞ植えに来てください。
