散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

充電中

2008-06-21 00:27:13 | 思考錯誤


友人知人に手伝ってもらいながら、本日展覧会の搬出終了。

実は久しぶり、一ヶ月ぶりにアトリエに出かけた。
するとアトリエの屋根にプラスティックシートがかぶっており、縄でくくった砂袋が重石となってたくさん垂れている。まるで第2のクリストがたくらみを始めたか? 一体何が起こったのか?
首をひねっているところに、丁度大家である夫婦にばったり出会ったので経緯がはっきりした。
5月29日午前11時頃、この地方で局地的に異常気象が起こり、雷様の風呂桶をひっくり返したかの大雨と直径1cmから3cm位もある雹が降ったらしい。
実は其の日の異常な天気の事は確かに友人から聞いていた。午前中であるのに空が真っ暗に夜のように掻き曇り、この世の終わりなのかと思えるくらい怖かったのだということだった。
私はと言えば仕事で窓のないホールに閉じ込められていたので外の様子に気づくことができなかったので、後で其の話を聞いて悔しい(?)思いをした。だってそういう変事は体験しておきたいものだ。(もちろん安全な場所からだけれどね。。)
ともかく其の日、アトリエのある屋根が穴だらけになってしまったと言うことなのだ。アトリエは地上階なので直接の被害はないが、上の部屋は大家の会社の図面室で、部屋は屋根に空いた穴から吹き込む雨で水浸しになったらしい。
同じ地区に住む知人の車も窓がひび割れボディは小さなクレーターを嘆いていた。
アトリエの屋根の工事は後3週間ほどしないと始まらないらしいが、それまでの間、このプラスティックシートが水害から守ってくれることを祈る。

本当のところ次の展覧会準備に入らなければ"いけない”と思いながらアトリエに足が向かなかった。いつもなら毎日楽しく仕事場に向かっている私が、行きたくないなあ。。。と思うのは疲れている証拠に違いない。エネルギーがすっからかんになってしまったようだ。今は燃料補給し蓄えなければならない時期なのだろう。
もう少しだけ休憩しよう。休むこと。。それも大切だ。
十分休めば必ず自主的に始めたくなると言うものだ。

さて今日も無事に一日が終了し、楽しい時間をもてたことに感謝しながら眠りにつこう。


Youtubeから:
雹の降った日

ぼこぼこになった車




いきなり夜