散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

移行し続ける植物

2006-08-11 07:17:51 | 植物、平行植物





植物がストレス下で育てられると、その情報はすばやく、次ジェネレーションの遺伝子に変化をもたらす事を確認したという記事を読んだ。
種子を蒔いてから6週間ほどで次世代の種子をとることができるため、植物界のショウジョウバエともいわれる「シロイヌナズナ」は紫外線やバクテリアの仕込まれたたんぱく質などを使って実験植物にストレスを与えられると、その結果遺伝子情報の変化が既に次世代に伝わり、それも4世代後までその影響が続いたということだ。

そうやってどんどんミュータントが生まれて行く。ミュータントといっても、何も超能力が生まれるわけではなくて、生き延びるための変化だから、目に見えるほどのものではないけれど、そうして考えて見ると我々の身体なんかも刻々変化しているのかも知れないと想像すれば、なんだか面白い。
まあ、サイエンス・フィクション映画の中のような飛躍は無いとしても。。。