ガーベラ・ダイアリー

日々の発見&読書記録を気ままにつづっていきます!
本の内容は基本的にネタバレです。気をつけてお読みください。

中谷 彰宏著 「大人のスピード読書法」 ダイヤモンド社 他

2007-10-02 | こんな本読みました

見かけるととりあえず手にとって読んでしまう本。それが、中谷氏の本だ。

先日いつも行く図書館とは違う図書館へ足を運んだ。すると2冊ほど氏の本を見つけた。
……のでさっそく借りて読んでみた。さくさく読める。そして刺激される。

1冊は『知的な男は、モテる』(大和書房)
もう1冊は『大人のスピード読書法』(ダイヤモンド社)

『知的な~』の方は、サブタイトルに<ライフスタイルを磨く57の方法>とある。著者がどんな男性が知的だと思っているのかを知りたいと思い読んでみた。以下、こころに残ったところを引用してみる。

<40 シンプルな本質は、経験がなければわからない。>
<シンプルな答えに「なるほどな」と思う人は、膨大な情報をいったん経由している人です。>
<シンプルな答えをパッと見た時に、「なんだ、当たり前のことじゃないか」と思う人は、細かい情報を経由していない人です。細かい情報を経由していないので、自分の中での整理ができないのです。
細かい膨大な情報が体の中を経由して、いったんその回り道をしている人は、
「ああ、そうなんだ」と、今までの膨大な情報がその一言でパッと解決します。自分の中に膨大な情報を持っていない人は、シンプルな真理を出されてもわからないのです。>

<28 禅問答は、最高の娯楽になる。>
<世の中のあらゆるテーマには、答えのない質問がたくさんあります。それをどれだけ楽しめるかです。
答えがないということは、答えがたくさんあるということです。それを受け入れられるのが知性です。>

もう1冊の「読書法」の方からは。。。
ちなみにサブタイトルに<時間がない人の53の具体例>とある。

<本と友達になっていくのは、人と出会っていることと同じです。正しい読書法は、正しい人づきあいの仕方と同じです。>

<「本を読むことで時間を短縮できる」ということを教えてくれる人に出会えるか、出会えないかの違いです。>
<本というのは、近道を書いた地図です。近道を書いた地図を読まないのは、損です。>
<本を読む人の時間の流れと、本を読まない人の時間の流れは、圧倒的に違います。それは頭の回転のスピードが違うからです。(中略)その人がどれだけ本を読んでいるかで、人生におけるあらゆる処理スピードに差が出てくるのです。>

<本を読んでいて一番面白いのは、「なるほど」と思う瞬間です。「うまいことを言うな」とか「そういう考えもあるのか」というのが「なるほど」です。
「なるほど」と思うことで、あなたの考え方はワンランク上へ上がります。考える基本は「なぜ」です。>

<「なぜ」がないと、「なるほど」にはたどり着けません。(中略)「なぜ」は本の中に書いてありません。「なぜ」はあなたの中にしかないのです。「なぜ」を持っているからこそ、本を読んだり人の話を聞いたときに、「ああ、なるほど」と思うわけです。「なぜ」のない人がいくら本を読んでも「なるほど」と感じません。>

<人を動かすことができるのは、言葉の力です。たった1つの言葉の力が、あなたの人生を変えていきます。「ああ、そうなんだよね」と思った瞬間に、その人は相手に敬服します。権威や肩書き、名刺やお金を振り回す人には、どんなに頭を下げていても、敬服はしません。
でも、言葉をくれた人に対しては、人間は敬服するものです。>

<その一行を面白いと感じられるのは、あなたの考えが導き出されたからです。人間は多くの場合、この1行は自分と同じ考えだという読み方をします。(中略)のどのところまで出ているけれども読者がなかなか言葉にできないことを言葉にするのが、著者の仕事です。>

<本の中では著者が自分の考えを述べていますが、それを読む読者にとっては、読者自身のことに気づくことが一番大事です。人間にとって一番大事なことは気づいていくことです。物事を知ることが最終目標ではありません。>

友人から「潔いところがすきだった」(なぜか過去形。笑)というお言葉をいただいたことがあり、ついほほがゆるんでしまった自分なのだが、実は頭の中は常にぐちゃぐちゃ(汗)。なので、時に中谷氏の本を読んで、頭をすっきりさせたり自分の方向性を確かめたりすることは、私にとって貴重なひとときであり得がたい体験でもある。

< >部は本書から引用した箇所です。

 


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ふむふむ。。。 (ガーベラ)
2007-10-06 21:51:28
N氏さんの、ストック氏への愛情が伝わってきました!そして、彼のプレイから「日本舞踊」を連想する…ってすごいですね!「日本舞踊」をじっくり見たことがないのですが(あ、ストック氏のプレイも。笑)、比較してみるとおもしろそうですね!

私は、彼の風貌があまりにも知的なのでおどろきました!動きの早さとその正確さから、背中に目がついてるのではないか?と疑念を抱いてしまいました(笑)。
返信する
おお!!見てもらえてうれしいです! (N氏)
2007-10-04 23:42:12
派手じゃないところが、実に好きなんですよ、、
闘志を内に秘め、きっちりと仕事を行う、、
あと、動きが
「日本舞踊を見ているような」錯覚に囚われる

ところが、◎!

静かで、しなやかで、それでいて「早い!」
(けっして「速い」ではないところが重要)

いかんいかん、ストックトン話になると、
キリがなくなってしまいます、、、

ともかく、いいですよね!!(大笑)

返信する
どういたしまして(笑) (ガーベラ)
2007-10-04 22:28:27
>N氏さん

拙ブログがN氏さんのお役に立てたようで、うれしい限りです。本の内容は中谷氏のものなので、本当のお礼は著者に言うべきなのでしょうが(笑)。

ブログのレイアウト、私もテンプレートをいろいろいじってみたのですが、字の大きさや読みやすさから見るとやっぱり現行のものがよさそうですね(笑)。長いことつかっているので、馴染んできたというのも大きいのでしょうが。

また、別件ですが(笑)ストックトン氏のプレイを初めて見ました!すごいですね。反応の早さに驚きです。バスケと物理ができる人を無条件に尊敬してしまう筆者です(笑)。
返信する
この記事 使わせてもらいました (N氏)
2007-10-03 23:00:49
こんばんわ、N氏です

ブログレイアウト、現在のものの方が、
私には 好みです(笑)


記事、使わせてもらいました。
ありがとうございました

体調には気をつけましょう

一気に秋になっているようですからね

ではでは。
返信する

コメントを投稿