ガーベラ・ダイアリー

日々の発見&読書記録を気ままにつづっていきます!
本の内容は基本的にネタバレです。気をつけてお読みください。

ガレージセールをする!

2006-04-30 | 日々のあれこれ
ガレージセールを近々予定している。そこでチラシを作り、日本人の多く集まる場所で、知り合いの方々に配り歩いた。

すると、だいたい2つの反応パターンがあった。

<パターン1>

ガーベラ「ガレージセールをするので、是非来てくださーい」
Aさん「えっ、またやるの?」
と、にやにや笑われる。というより、完璧あきれ顔。

ガーベラ「毎年、恒例なんですよー」
・・・と言いつつ、すでに今年に入って2回目なのだが。。。

<パターン2>

ガーベラ「ガレージセールをするので、是非来てくださーい」
Bさん「あら、このスキー板ってどういうの?」
ガーベラ「大人用のです。でも古い型ですよ」
Bさん「古くても構わないんだ。でも、子ども用のがほしいな」

すると、すぐ横にいた方が会話に加わり。。。

Cさん「あら、うちに子ども用のスキー板あるわよ」
Bさん「それって、何歳ぐらいの子どもの?」
Cさん「そうねー、7、8歳ぐらいかしら」
Bさん「ほんとう!それ、よかったら売ってくれない?」
Cさん「そんな、いいわよ。もう使わないから。あげるわよー」

ってな具合でそこで見事商談が成立してしまうのである。スキー板が「子ども用自転車」になったり「テレビ」になったり。

そのたんび、私は彼女らの商談成立の一部始終につきあわされ、「おいてけぼり」をくっているのである。「私ってなに?」という疑問を抱きつつ。。。


結論:ほしいもの(情報)があったら、まず身近な人に聞いてみよう。


エビの反乱

2006-04-29 | 日々のあれこれ
クック氏が生きているエビを、日系スーパーから買ってきた。この店に足しげく通っているわが家だが、「生きている」エビを売っているのを見たのは初めてとの理由でーー。

さて、そのエビくんたちが大きな竹のざるの中に、彼の手によって入れられ調理台の上に置かれていた。
「えっ、ほんとに生きてるの?」
と思ったが、よく見るとかすかに動いている。

そのエビくんたちの中で、ひときわ動きのいいのがいた。
私は、それを親指と人差し指でつかんでしげしげとながめた。

ひげが長く、手足も長くて、あざやかな赤色の体。内側に少しだけまるまっている。しかし、よく見るとこのエビくん妙にこっけいな顔をしている。特に目玉がおもしろい。

赤くて丸い待ち針の先に、もやしの黒い部分を帽子のようにかぶせた感じ。その丸い目の様が愛嬌があるといえなくもない。

「へー、こんな顔してるんだー」
なんて思いながらじっと「目玉」をながめた。

人間の目玉だったら、そこに見ている人の姿がうつるでしょう?
だから、エビくんの目玉の中に、私がうつっているのかなー?
なんて思いながらーー。

さらにじーーーとながめた。
右から左から上から下からーーー。

でも、ぜんぜんうつってない。
なんにもうつってない。

ただの真っ黒なもやしの帽子ーー。

「なーんだ、何にもうつってないじゃん!よくこんな目玉で物が見られるもんだ!いや、本当にこの目で物を見てるのかい?」

私はエビくんに興味を失って、仲間の待っているざるの中へおもむろに返した。

すると、その途端ーーー。

彼が三回跳ねたのだ!!
いや、のけぞったのか。
よくわからん。

が、とにかく、私が置いた位置からジャンプして前の方に移動したのだ!。

「うひゃー、ぎゃー、げっーーーーー」

身の毛がよだつほど驚いた。
思わず大きな声を出してしまった。
私のほうも、のけぞっていたかもしれない。

ーーーエビが反乱を起こしたーーー!!ーーー

私はこころの中でつぶやいた。

(ごめんよ、おまえをバカにした私が悪かったー)


一字ちがいで大ちがい!?

2006-04-28 | ちょこっと童話?

最近補助輪なしの自転車に乗れるようになったらら。
こんなことを言い出した。

らら 「あたし、16ンチの自転車がほしいー!」
ミミコ 「それを言うならンチじゃなくて、ンチでしょ!」

らら 「そうだった…」
ママ 「一字ちがいで大ちがいだねー。ンチとか」
ミミコ&らら 「ママ、きたなーい!」

二人の攻撃を浴びるママ。しかし負けちゃーいられない。

ママ 「きたないったって、これが出ないとつらいよ~」 
ミミコ&らら 「そりゃそーだ」
ミミコ 「そうなったら、ンチだね!」
らら 「そうそう、あしたのンチはなににする?」
ママ 「ンチなんてどう?」
ミミコ 「そんなンチやめとくれー」

ママ 「そういえば、ンチー♪なんてのもあるよ」
ミミコ&らら 「なにそれー?」
ママ 「オダユージとスズキホナミという人が出ていた昔のドラマ。まあ、あんたたちには、わからん話だね。ふふふ。」

今、ママの頭の中には「カンチー、せっくすしよー」の台詞と主題歌の「ラブストーリーは突然に」がぐるぐる回っている。

 


PC不調

2006-04-27 | 日々のあれこれ
今朝からパソコンが不調である。インターネットに接続できない。昨夜書いた記事もUPできない。。。

日本語の通じるパソコン関連会社に電話して尋ねてみる。どうもわが家のプロバイダーの不都合ではないかという話。電話して聞いてみたらとのアドバイスを頂いた。そうですねと答えて電話をきったが、それができれば、初めからそうしているワイ!。。。と言うグチはともかくとして。

その旨をクック氏(夫)に連絡する。
クック「PCが使えなくて、なにか困ることとか緊急の用事があるの?」
ガーベラ「いや、それはないんだけど。。。ほら、メールの返事とか書けないから。。。」

まさか、PCができなくて「寂しいから」とも言えまい。。。

しかし、たった一日できなかっただけでなんだか心もとなくて、物足りない感じがした。もうすでにPCに向かうことが、自分の日常の中にしっかりと組み込まれていることにあらためて気づかされた。一種の「禁断症状」か。(まだブログを始めて7ヶ月だというのに。。。)

ブログをやり始めてPCに向かう時間が格段に長くなった。「おたく」という立派な称号までいただいた。以前は私がクック氏をそう呼んでいたそうなのだが(全く記憶にない。。。)。「何をそんなにやってるの?」という彼の疑問に「勉強」と答えている私だが、果たしてブログを書いたり、他の人のブログを読むのは「勉強」と言っていいのだろうか?

答えはキッパリ「イエス」!

しかし、果たして何の勉強をしているのか?
スッパリ答えられない自分もいたりする。


野球場に行った

2006-04-26 | 日々のあれこれ
去年のワールドチャンピオンチーム「ホワイト ○ックス」対地元チーム「マ○ナーズ」の試合観戦に行ってきた。

球場に着くなり、まずチームのショップへと足を運ぶ。毎年デザインを変えてTシャツや帽子が売られている。文房具、毛布、カバン、ぬいぐるみなどありとあらゆるものにチーム名や人気の選手名を入れて売っている。チームのユニフォームを着てバットを持っているハローキティまでいた(今回はじめて見た)。今年はソフトバン○からJ選手が移籍してきたので、彼の名前入りのグッズもたくさん出回っていた。

今回(April 2006)のチームのオフィシャルマガジンの表紙を飾ったのが、J選手だった。「JOH」という名前入りのキャッチャーミットを着け、背番号入りのヘルメットを前後逆さにかぶり、左手には「JOHJIMA 2」とぬいとられたグローブを着け、白い上前歯を見せてにっこり笑っている写真だ。中を見てみると「A Quick Study」と題してJ選手の特集が組まれている。全頁カラー(6頁)、9カットの写真入である。バットを構えボールを待ち構えている姿、ピッチャーとコミュニケーションしている姿、子どもにサインボールを渡している姿などが載っている。彼の活躍を期待している記事内容だった。

ちなみに彼のサイン入りボールが$200で売られていた。I選手は$500!。I選手が初めてこちらのチームに移籍したときは、確か$150ぐらいで売っていたと記憶している。一時期は$650の高値がついたこともあった。また驚いたのは、I選手のサイン入りジャージ(ユニフォームの上着)が$2000!($1100のもあった)。J選手のサイン入りジャージは$600。またI選手のサイン入りヘルメットというのもあり、これは$800もしていた。

また、他球団に移籍してしまった選手のサイン入りボールが叩き売り状態で置いてあった。SALE30%OFFという。。。($25~)。ご当人には見せたくない光景である。

そのあと、座席へと向かう。2階のライト側。I選手がバッチリ見える席だ。応援中男性の野太い声で「イ○ロー」のかけ声がやたら耳に残った。ふり返ってくれるのを期待しているのか!?。他の男性もなぜか「イ○ロー」の名前を連呼していた。やはり人気なのだろう。

こちらの球場には、ホームベースの後ろ以外、フェンスが無い。選手と応援席をさえぎるものがないため非常に開放感がある。しかし、ファールボールには十分に注意が必要だ。観客の多くは、ファールボールをキャッチしようとグローブをはめて待機している。運良くキャッチできればもらえるからだ。ボールが自分の方めがけてきた時にキャッチしようと、大きな男性たちがボールに群がる姿がなんともこっけいだ。取った人はとてもうれしそう。周りはとてもうらやましそうだ。

観客は思ったほど入っていなかった。おそらくチームの成績の不調のせいだろう。ものすごく強い時などは(佐々木のいた頃)、球場の手前から大渋滞、駐車場に停めるのもひと苦労だったのに。子どもを遊ばせる所も、今日は整理券をもらわずにすぐに入って遊ぶことができた。待たずに入れたのはラッキーだったが、なんだか一抹のさびしさを感じた(いやはや、勝手なものです。。。)。

J選手のことについてはよくわからないが、TVでのインタビューの様子などを見ると、一生懸命英語でコミュニケーションしようとしていて好感が持てた。しかし、最後に「質問を受け付けます。ただし日本語で」ということを発言し、ユーモアのセンスがあるのを感じた。是非今後の活躍を期待したい。日本人で初めての大リーガーキャッチャー。果たして「言葉の壁」が問題になるのか否か。興味のあるところである。(彼ならやってくれそうな気がするのだが。。。)

そうなのか・・・?

2006-04-25 | 日々のあれこれ
子どもたちが家の前のカルでサック(袋小路のような所)で遊んでいる。
近所の子どもたち総勢10人ちかく。
年齢は2歳から8歳まで。
広場ではないので、車が通ることもある。(ほとんどが近隣の住人の車だが)

遊ぶ内容はというと、自転車やキックボードを乗り回す、バスケットゴールにボールを入れる、チョークで絵を描くなどなど。最近は、男の子が大きくなってきたせいか、野球らしきものもするようになってきた。

つい先日は6時から7時過ぎまで遊んでいたのだが(とーっても明るい!のだ)、近所のお父さんが2人、お母さんが2人ほど外に出ていた。他の子どもたちも外で遊んでいた。私は夕食を作る都合上、外には出ていなかった。子どもはバスケットゴールで一生懸命シュートをしている。お父さんたちもいっしょになってやっていた。

さて、今日も外で遊んでいるわが子たち。また昨日のお父さんとお母さんも外に出ている。(おそらくこのお父さんは「主夫業」をされていると思われる)。明日がごみの回収日なので、家の前に大きなごみのバケツを出すために外へ出た。そして隣のお母さんとしゃべりながら、子どもたちの様子を見ていた。

すると、なんとさっきまで子どもたちを見ていた主夫がすーっと家の中に入ってしまわれた。奥さんも。。。

ややや、ちょっと待てよ。これってどういうこと?

明らかに私が外に出たから「消えた」様子。

んーーー。

はたと思いついた。
もしかしたら外に出ていたのは「義務」で出ていたのではないか、と。何も子どもたちと一緒に遊びたいという目的ではなくて。
だから、「私が外に出た=子どもの様子を見てくださいよ」だったのではないかと。

ギャーどうしよう。。。
今まで子どもたちを「見てもらっていたんだ」きっと。。。
私が子どもの時なんか「子どもだけ」で遊んでいた記憶があるので、あまり注意を払っていなかったけれど、こちらでは「親」が常に見るようになっているのだろうか。家の前でさえも。。。

今度誰かに確かめてみなくっちゃ。。。(あっ、冷や汗が…)


蕗をいただく

2006-04-24 | 日々のあれこれ
知人(以下Hさんとする)から、蕗をいただいた。その方は、ご自分の庭に花や野菜などを植えて育てていらっしゃる。

ガーベラ「わー、取れたてで新鮮そうですね」
Hさん「葉っぱも食べられるから、食べてね」
ガーベラ「えー、知らなかった。今まで捨ててました。。。」
Hさん「だめよ。佃煮にしてお弁当に入れて食べるとサイコーなのよ」

・・・ということで、Hさんに料理法を教わりさっそく作ってみた。正直「成功したのか失敗したのか」よくわからない味に仕上がった。だって「おいしい蕗の葉の佃煮」というのを食べたことがないんだもん。。。

そのあと「にら」についても話が及んだ。なんと、これも自家栽培してらっしゃるらしい。

ガーベラ「にらってけっこうにおいがきついですよね」
Hさん「そうね。そうそう、にらの根元をかき揚げにするとおいしいのよ」
ガーベラ「えー、知らなかった。これまた、捨ててました。。。」
Hさん「だめよ。ここが一番おいしいのよ。たまねぎといっしょにして揚げるのよ」
ガーベラ「はい、わかりました。今度やってみます。。。」

・・・ダブルパンチー!
またもや「もったいない」ことをしていたことに気づかされる。。。

さらに「わらび」についても話が咲く。

ガーベラ「そういえば、この前日系スーパーで生のわらびを買いました」
Hさん「えー、わらびを買ったー!?」
ガーベラ「はっ、これも庭で栽培してらっしゃるんですか?」
Hさん「いいえ。これはそこら辺を歩いていると道端にたくさん生えてるわよー」
ガーベラ「えーーー、そうなんですかー」

・・・完全にノックアウトー!
いやはや、無知とはおそろしい。ちなみにHさんは、京都出身の方である。

そういえば、むかし自然のたくさんある所に住んでいた頃、春の山に父親といっしょに「山菜採り」に行ったことがあったっけ。「わらび」「タラの芽」「ふきのとう」。戦利品を天ぷらにしていただくと、最高においしい。

今日頂いた蕗をゆがいて、さっそく煮てみた。ごはんといっしょに食べていたら、あの頃の山菜採りを思い出した。ちょっぴり苦い春の味。ちょっぴり懐かしい昔の自分。。。

 

チューリップ畑に行ってきた

2006-04-23 | 日々のあれこれ
わが家から北上すること車で 約1時間半。そこにチューリップ畑が点在している。4月は毎年恒例の「チューリップフェスティバル」が街をあげて、開催されている。

こちらに来て以来、毎年足を運んでいる(去年は雨が多いのとスケジュールが合わず行けなかったが)。初めて見たときは本当に驚いた。その規模の大きさに。駐車料金が無料ということに。そしてその美しさに。

「チューリップの海」とミミコが言っていたが、まさしくそんな感じ。うねった土地に同色のチューリップが列をなして植えられている。チューリップの列は細長い長方形を形作っている。その隣に、また違う色のチューリップ。また、その隣に違う色のチューリップ。太い帯状に色が変わっていく。色は、紫、黄、赤、白、ピンクなどなど。とっても鮮やかだ。

チューリップの間から顔を出して「ハイ、チーズ」とそこここで写真撮影。大きなレンズの専門的なカメラで、チューリップを接写している人の姿をたくさん見かけた。また、畑の空いたスペースで大きなカイトがあげられていた。青空の下、風によくたなびいて凧も気持ちよさそうだった。

大きなチューリップ会場を2箇所回って見たのだが、まだ花びらが開いていないものもあった。来週あたり全部の花びらが開くのではないかと思った。なかには、すでに花びらが地面に落ちて散らばっているのもあったが(ほとんどの花びらはきれいに片付けられていた)。

いろんなチューリップの品種、名前があることにあらためて驚かされる。花びらの先がギザギザになっているもの、バラのように何枚も花びらがありまるく咲くもの、わーっと花びらが横に開いてしまって、はじらいもなんもない!というもの。花びらの先がツンツンとがっているもの。見ていて楽しい。

名前も「シバの女王」「スノー・ホワイト」「ラベンダー・ジュエル」「ピンク・ダイアモンド」などなどかわいい、印象的な名前がたくさんあった。どちらの会場でもチューリップの花束、鉢植えを販売していた。また、チューリップや水仙の球根をオーダーできるパンフレットが置いてあった。

(また、2年前に来た時とわずかながらチューリップの植えてある場所が移動していた。チューリップは何年ぐらい連作できるのか?)

しかし、たくさんのチューリップを見て回ったが、ひとつ不思議なことがあった。
むかーし、むかし、そのむかし「さいたー、さいたー、チューリップの花が~♪」と歌ったが、花の色は「赤、青、黄色」だった。それなのに「青いチューリップ」がひとつもなかった!。私があの歌は「ウソだ、ウソだ!」とぼやいていたら、「今年はたまたま無かったのかもよ」などとミミコにさとされてしまった。でも、過去にも「青色のチューリップ」を見た記憶がないようーな。。。(単に忘れているだけか?)。あの歌は一体なんだったのだ!?

・・・いや、ちょっとまて、この歌詞は「赤、白、黄色」だったわ。。。たった今気づいた!明日子どもに「訂正」しとかなくっちゃ(泣)。「赤、青、黄色」じゃ信号だねー。みなさまお気をつけあそばせ~(←私だけか。。。)

あっ、そうそう帰りに「アウトレットモール」に寄られるのも楽しいかもしれませんね。その際、あらかじめ「クーポン引換券」を印刷して行くといいですよ!。そこのHPに行けば誰でも印刷できます♪。


情報

2006-04-22 | 日々のあれこれ
「たまごっち」をコミュニケーションのツールとして与えている。
時間を決めて、遊んでいる2人の子どもたち。

しかーし、これには難点があった。
いついかなるときでも「トゥトゥ ピリピリピリー」と鳴るのである。
遊びの時間外にも(トーゼンながら。。。)。そのたびに飛びついて画面を見る二人。

「入学式」とか「面接試験」とか「お見合い結婚」「恋愛結婚」とかいう単語がとびかう二人の会話。時には「死神」とか。。。
初めて聞いたときは、本当にビックリした。いや、今でも慣れずにいるが。

こちらにいる日本人の多くの子どもたちは、なぜか「日本製」のたまごっちを持っている。また、任○堂DSを持っている子も結構いる。(両方ともアメリカ版も売っているのだが)。日本の祖父母におくってもらったらしい。

友だちの家に遊びに行くと、いろいろなゲームや遊びを覚えて帰ってくる。

ウチは、かなり「時代遅れ」かもしれない。。。
TVゲームもしないし、DSもないし、TVもほとんど見ないし(借りてきたアニメビデオぐらいかな)。。。
唯一するのが「たまごっち」。
こんなに夢中になってイイノカ。。。そのうちあきるのか。。。

ここにいる限りにおいては、比較的「情報」を自分の意志で選ぶことができる。
しかし、日本に帰ったらそういうわけにはいかないだろうな。

自分の意志に関わらず、否応なく情報が目や耳などから飛び込んでくるだろう。
その時、それらとどうつき合っていくのか。
それが一番の課題と思われる。

「流されないように」「惑わされないように」。でも必要に応じて「収集」すること。情報をよく吟味し、それに対する審美眼を持つこと。。。
いや~、むずかしいなぁ。

本当に「ダメ」と思うことがあった時、親としてどう子どもと向き合うのか。それについて自分の考えを自分の言葉で語れるようにしないといけないな。。。

しかし、私たち人間にとって「本当に必要な情報」って、一体どれくらいあるものなのだろうか?

ーー時代遅れのウラシマハナコのひとりごとでした。。。ーー

<4月22日追記>
上記の<「私たち人間にとって」必要な情報>を考えるのは、チト無理があるかも知れない。。。むしろ、「今の自分にとって」と限定して考えた方がいいんだろうな。。。

違和感

2006-04-21 | 日々のあれこれ
アメリカに来た当初、いろいろ「違和感」を覚えた。
今日はそのひとつを書いてみたい。

ある大手のスーパーで「ジュース」を購入した。きちんと品質管理されているところである。「ジュースコーナー」に並べられている棚から、何気なくひとつを取り出した。定価で売っていた。

それを家に帰ってから飲もうと、ふとパックを見た。するとなんと・・・

「賞味期限が過ぎている!」

ガーーーン!!

それほど「神経質」なタチではないが、やはり食べ物を購入する際はフツーに「賞味期限」を気にする。(家の冷蔵庫においては、その限りではないが。。。)

ましてや、「飲み物」!

「日本だったら、賞味期限前にすでに「○円引き」みたいなシールが貼ってあったのにぃー!おなかをこわしたらどうするんだぁー!!」

とひとり憤慨していた。

じゃあどうするか?このままでは引き下がれまい。

そこで翌日、スーパーのレジに行って拙い英語で賞味期限のことを訴えた。口のあいたジュースをわざわざ持参して見せた。そして新しいのと換えてもらいたい旨を伝えた。(実は、店にクレームをつけるのが初めてだったので心臓バクバクだったのである。上手く英語が通じているかも不安だったし。。。)

すると、レジのおじさん、謝るでもなく悪びれたふうもなくにっこり答えた。
「OK。新しいの持って来ていいよ」

(べつに頭を下げて欲しいわけじゃないけど、ちょっと軽くないかい?これは店側としては大きなミスではないのか?)

私は、なんだか「肩すかし」にあったような気分にさせられた。


そんなことがあった数日後、こちらで発行されている地元情報の載ったフリーペーパーの投稿欄を読んでいたら、同じような体験をした人の話が載っていた。その人は、私よりもっとひどくて「賞味期限の過ぎた牛乳が悪くなっていた」というような内容だったと記憶している。「なんでこんな物をスーパーで売っているんだ!」という日本人の怒りの投書だった。

私も、その人に共感した。
「そうだ、そうだー!やっぱり日本人ならみんなそう思うよねー」みたいに。

しかし、アメリカに住んでいると、何度かそういう「肩すかし」にあうのである。例えば「銀行」で。(入金と出金の入力ミス。日本じゃあり得ないですよね!)

そういうことが度重なるうちに、私はこんなふうに思うようになった。

「これは、賢い消費者になるための訓練なんだ」と。

そう考えてふり返ってみると、確かに一度「賞味期限」が過ぎているジュースをつかまされたら、次からは必ず「賞味期限」をチェックするようになった。

果物や野菜を一個単位で買うのも、「自分の目でいいもの」を見極めるためなんだ、と思うようになった。(日本のように「袋売り」だと便利だが、お店の人の目で品物を見てパッキングされているので、中味が本当にいいかどうか確かめられない難点もあるのではないか。まあ、大方は大丈夫でしょうけど)

銀行の出納通知も必ずチェックするようになった。もしかしたらマチガッテルんじゃないかと。。。

自分自身気づかなかったが「どこなら、安心」という考えがあったのかもしれない。日本にいた時はー。そんな自分の「甘さ」に気づかされた。

「自分の目で確かめる」ことを学ばせてもらった、アメリカのお店たち。
「異議を唱え、相手が納得すれば品物を換えてもられる」ということもわかった。
だからといって、そのミスに対してその都度「ご立腹」してしまうシガナイ庶民なのですが。。。

少しは、自分も「賢い消費者」になれたのかな。。。
そう思ったら、アメリカのお店に「お礼」をこそ言うべきなのか。。。

・・・イヤイヤ、そこまでニンゲンができてませんゾ!ワタクシ。