ガーベラ・ダイアリー

日々の発見&読書記録を気ままにつづっていきます!
本の内容は基本的にネタバレです。気をつけてお読みください。

ジェイン・アン・クレンツ著 和爾桃子訳 「緑の瞳のアマリリス」 ハヤカワ文庫SF

2008-01-29 | こんな本読みました

甘いものがすきである。が、それだけを食べているとさすがに飽きてくる。甘いもののあとには辛いもの。もしくはしょっぱいものを食す。そしてまた甘いもの。それをくりかえす。

そんなふうにして食べると、満腹感を得るまでもの(おやつ)を食べ続けることができる。いや食べ続けてしまう。

本書も、そんなふうに甘いもの(ロマンスの部分)と辛いもの(SFの部分)とのバランスがうまくとられており、最後まで読み続けていくことができる。いや読み続けてしまう。

いわゆる恋愛小説のようなものは好んで読むほうではない。ハーレクインロマンスというロマンスをメインとした海外の小説群があると聞いたことがあるが、いまだかつて手に取ったことがない。

なにもラブロマンスが嫌いなわけではない。ドキドキするのは好きなほうである。しかし、人のロマンスを読んでそれほどドキドキすることはない。しかし。これは違った。

なぜだろう?

理由をつらつら考えてみるに、まず主人公となる人物にある種の親近感を覚えたからというのがひとつ。そして、もうひとつがチラリズム(笑)。精神的な面での。それは、主人公の性格によるものなのか、作者の筆力によるものなのか。まだ判然とはしないが。

冷静な判断で仕事に真剣に取り組み自制心をもった男女が、内面では自分の気持ち(感情)に動揺し自分の偽らざる気持ちに気づいていく過程が描かれていて面白かった。男性の視点と女性の視点が交互に入れ替わりながら物語がすすめられ、感情移入して読むことができる。

しかし、本書はハヤカワ文庫から出版されている。決してハーレクインロマンスではない。

ハヤカワ…といえばSFだ。自分はSFというものをあまり読みなれていない。しかし本書はSFの世界にすんなり入っていくことができた。

…なぜだろう?これまたつらつら考えてみた。

むずかしい用語や単語や仕組みが出現せず(これが自分にとってのSFのイメージなのかも)、某植民惑星での超能力者とそれを受けとめるプリズムという能力集中者が登場する。その世界観とそのなかの人間のやりとりに無理がないというのが大きな理由かもしれない。非常にイメージしやすかった。

どんなジャンルであるかこだわることは、もしかしたら邪道かもしれない。物語を楽しむ…それができれば自分の読書はマルである。

 


D・カーネギー著  山口博 香山 晶 訳「人生論 新装版」 創元社 

2008-01-28 | こんな本読みました

本書はデール・カーネギーの二大ベストセラー『人を動かす』『道は開ける』の両書から抜粋して再編したものだそうである。アメリカにあるデール・カーネギー・コースというビジネスマンの能力開発を目的とした研修機関があり、そのコースのテキストとして編集されたものでもあるという。

なかなかに面白かった。あたりまえのことが書いてあると言えばそう言えるのだが、なにがよかったかと問われれば、第一にたくさんの事例が紹介されていることである。

節ごとに人生においての大切な原則が書かれているのだが、その原則が導き出された経緯がわかるように具体的な話が載っているので説得力がある。またその事例に即して、こんな言い方よりこう言った方がいいといったことも記されているので、自分の日常や仕事の場面で活用できそうなことが多々ある。

以下が、目次

PART1 平和と幸福をもたらす七つの方法
1 自己を知り、自己に徹しよう 2 疲労と悩みを予防する四つの習慣 3 疲れの原因とその対策 4 疲労や悩みや不快感の原因となる倦怠を追い払うには 5 百万ドルか、手持ちの財産か? 6 死んだ犬を蹴飛ばすものはいない 7 非難に傷つかないためには

PART2 人を動かす原則
8 盗人にも五分の理を認める 9 重要感を持たせる 10 人の立場に身を置く 11 誠実な関心を寄せる 12 心からほめる

PART3 人を説得する原則
13 誤りを指摘しない 14 おだやかに話す 15 “イエス”と答えられる問題を選ぶ 16 思いつかせる 17 美しい心情に呼びかける 

PART4 人を変える原則
18 遠まわしに注意を与える 19 自分のあやまちを話す 20 命令をしない 21 顔をつぶさない

特にこころに残ったのは、<人を動かす秘訣>についての記述である。それはこの世に、ただ一つしかないという。

……なんだと思いますか?

それは、<すなわち、みずから動きたくなる気持ちを起こさせること>だそうです。
これ以外に秘訣はないそうである。

そして、人を動かすには、相手の欲しているものを与えるのが唯一の方法だという。

……では、人は何を欲しているか?

それについては、フロイト(心理学者)やデューイ(アメリカの哲学者・教育家)のことばを紹介しているのだが、<人間の持つ最も根強い衝動は、“重要人物たらんとする欲求”>であるという。常に相手に重要感を持たせること。これらについて本書は詳しく述べられていく。

<「わたしには、人の熱意を呼びおこす能力がある。これが、わたしにとっては何物にも代えがたい宝だと思う。他人の長所を伸ばすには、ほめることと、励ますことが何よりの方法だ。上役から叱られることほど、向上心を害するものはない。わたしは決して人を非難しない。人を働かせるには奨励が必要だと信じている。だから、人をほめることは大好きだが、けなすことは大嫌いだ。気に入ったことがあれば、心から賛成し、惜しみなく讃辞を与える」>(シュワッブのやりかたより)

<他人の真価を認めようと努めるのは、日常生活では非常に大切な心がけだが、ついおろそかになりがちである。子供が学校から良い成績をもらって帰ってきても、ほめてやることを怠り、初めてケーキがうまく焼けたり、小鳥の巣箱が作れたりしても、励ましのことばをかけてやることもなかなかしない。子供にとって、親が示してくれる関心や、賞賛のことばほど嬉しいものはないのである。>

<「どんな人間でも、何かの点で、わたしよりも優れているーわたしの学ぶべきものを持っているという点で」>(エマーソンのことばより)

また、相手を説得したいときはどうするか?

<「教えないふりをして相手を教え、相手が知らないことは、忘れているのだといってやる」>(アレクサンダー・ポープーイギリスの詩人ーのことばより)

<「人にものを教えることはできない。みずから気づく手助けができるだけだ」>(ガリレオのことばより)

人を説得したければ、相手に気づかれないようにやること。だれにも感づかれないように、巧妙にやることだそうである。

また、子供たちに小言をいいたくなったらどうするか?
それには、アメリカ・ジャーナリズムの古典の一つといわれている『父は忘れる』という一文を読むようすすめている。それはどんな文章か?

ここでは引用を避けるが、父親のわが子に対する思いが率直に伝わってくるものであった。自分の子育ての参考・反省となった一文だった。

 


記憶。。。

2008-01-28 | 日々のあれこれ
Ⅰ 朝、職場にてー

Aさん 「あれ。ガーベラさん、スッキリしてますねー」

ガーベラ(以下ガーと略す)「はあ?」

……ようふく?たいけい?なに?……

Aさん 「ほら、かみの毛♪」

ガー 「あ、ああ…。アタマの中はぐちゃぐちゃなんだけどね」

……きのう、ヘアカットしたことも忘れてるなんて……(汗)


Ⅱ 昼、職場にてー

Bさん 「自分は小さい頃の記憶ってあんまりないんだよねー」

Cさん 「私もですよー。ほとんど覚えてないー」

ガー 「へえー。私は小学生の頃のことはよく覚えてるんですけど、学生のころのことはさっぱり…」

Bさん 「…それは、ちょっと。。。聞かなかったことにしておこう」

ガー 「………………」

あああーーー。

ここ最近の記事が、あとでふりかえってなにかの記録とならないことを願うのみだなあ。。。(冷や汗)


行きと帰りで。。。

2008-01-26 | 日々のあれこれ
「ママー。自転車がないよー!」

家に一緒に帰ってきたミミコがさけんだ。

「へっ?」

見るといつもあるところに、ない。ないのである。
ぽっかりとその場に空間ができている。

「どうしたんだろう?盗まれた?」

いや。まさか。人の家の敷地からそれほど魅力もない自転車を持って行く奇特な人がいるだろうか。。。

……だとしたら……!?

「あーーー。わかったー」

「なに、なに、どうしたの?」

今度はミミコが不思議そうに尋ねてきた。

「Bスーパーに置いてきちゃったー」

「なんでー?」

なんでだろう?自分の1時間ほど前の行動を思い出す。

……わかった。

フィットネスクラブに行った。
その時Bスーパーの駐輪場に停めた。それはフィットネスクラブと共通で、しかもスーパーの入口の横手にある。

運動をしたあと、スーパーに寄った。
いつもなら自転車を移動させるのだが、今回は置いていった。
入口に近い方へ移動させかつ施錠をするという手間を考えたら、初めに停めた駐輪場に戻ったほうがいいと判断したからだ。

……それがいけなかった……。

スーパーを出てたとたん信号が青になったのが見えたので、走って横断歩道を渡ってしまった。

頭からは自転車のことはすっかりぬけおちていたのだったー。

<教訓>
外出先から帰るとき、自分が来た交通手段を思い出そう


春まだ遠し。。。

2008-01-25 | 日々のあれこれ
初めてフウノミなるものを見ました。

遠目から見るとフルーツのライチのよう。
まるっこくってかわいい♪

でも、近くで見るとその形状は全く異なります。

まず第一に固さがちがう。

フウノミはまつぼっくりみたいにかたい。色は薄茶色。

そして第二にまんまるではなくて、とげのようにツンツンしたものが球を覆っていて、よく見ると小さな穴が数箇所あいています。

なかに何か入っているのかなー?

と思ってのぞいてみても、なにもない。

そして一番の特徴はその「ミ」から、さくらんぼの軸のようなものが出ていること!

その軸(と呼んでいいものか?)ごと、落下するのです。強い風にあおられて。

昨日は風が強く、さすがのフウノミも枝にもちこたえることができなかったのでしょうか。

たくさんの仲間とともに、下に落ちてしまったようです。

……フウノキなるものはあるのかな?漢字を当てると楓の木?

そんなイメージの実です!

そうそう。

今日は通勤時にメジロを見ました♪

民家の梅の木(?)の枝の中に入ってちょこちょこ動いていました。

……まだまだ春は遠いなあ。。。


後藤 竜二・作 鈴木 びんこ・絵 「12歳たちの伝説 Ⅴ」 新日本出版社

2008-01-24 | こんな本読みました

とうとうシリーズの最終巻!

パニック学級といわれている6年1組の様相が、どんどん変わってきている。

どんなふうに?
例えばー。

自分たちで話し合いどうしたらいいか意見を出し合う。
今までなんとなく学級ですごしていた子も自分の意志をもち、みんなの前で自分の思いや考えを口に出していくようになる。

……それはどうしてなのか?

沢木悠太の場合ー。

ひとりの女の子の存在があった。
その名は黒沼あかり。みんなから「ドロヌマキン」などと呼ばれている。
今までその存在にさえ気づかなかった子を、あることをきっかけにして尾行してみることになった。

するとー。

あかりのひたむきに働く姿、飼育小屋で水をあげたり床をみがきあげたりする姿を見て自分の過去にしてきたことなどを思い出す。そして自分を振り返る。

また、そのあかりの人知れずがんばる姿を見逃さずきっちり見ていた人がいたー。

それは学校の主事さん。

ゴリちゃん(6年1組の担任)が、子どもを理解するため学級のために奔走する中で、主事さんと会話しかかわっていく。そういう場面が描かれることにより学校の中では、いろんな大人がいていろんな立場から子どもの成長にかかわっているんだ、ということが伝わってくる。そこがよかった。

先生としては新米だけれども、おかしいと思うことには立ち向かって行くゴリちゃんの姿もよかった。

子どもたちの、ガメラ(敵視している先生)への新たな見方も生まれた。

パニック学級6年1組が提案したことが学校に受け入れられ、それがまた自分たちの自信につながっていく。6年1組が確実に変わり明るい未来が感じられる。そこがまたいい。

ぜひぜひ、卒業までを描いてほしい!と作者の後藤氏にお願いしたい。

 


ビバ!上橋菜穂子さん

2008-01-23 | 日々のあれこれ
友人がメールで知らせてくれた。

上橋菜穂子さんがテレビに出るよー!と。

…さてさて、どんな番組に…?

自分が子どものころ通った小学校に行き、そこのある学級で授業をするというものー。

上橋さんは、6年生を前にしてこんな授業を展開されていた。

それはー。

ひとりひとり、物語のキャラクターをつくること!
絵も描くこと!
好きな食べ物を想像すること!
その後、グループでひとつキャラクターを選びお話づくりをする。

…というものだったと記憶している(まちがっていたらごめんなさい)

どんなキャラクターを創造してもいいし、どんな力をもっていてもいい。

しかし。

つっこまれたら、それについて答えられるようにしなければならない。

たとえば。。。

お金持ちの犬というキャラクターを設定したのに。。。

「なぜお金持ちなのに、犬小屋がこんなに小さいのか?」

…とつっこまれ(尋ねられ)たらー。

「この犬小屋の柱は、よく見るとルビーでできていているんです」と答えるとかー(これを子どもと対峙した時にとっさにしていたのがすごい!)

なにかのものを出したらそれはどこから調達してきたのかなど、きっちり決めていくことが大事。

……なるほど。だからか。。。
上橋氏の描く世界がきっちりと整合性を保っているのはー。

上橋氏のお人柄にも魅かれました♪眼鏡をかけ笑顔のすてきなかたでした。

しかし。。。

バルサとチャグムのモデルが、とある映画の予告編で見た炎上したバスから<おばちゃんが、小さな子どもを助けるシーン>からというのが意外だった。
おばちゃんを主人公にしよう!という発想がおもしろい(笑)

さいごに。。。
メールをくれたKさん。
…というわけで無事再放送が見られました。どうもありがとねー!


芹沢 俊介著 「家族という暴力」 春秋社

2008-01-22 | こんな本読みました

本書はまず、1997年の神戸少年事件(酒鬼薔薇聖斗事件)と長崎少年事件(12歳の少年が4歳の幼児を屋上から路上へ投げ落とす)の二人の少年の内的世界についての考察からはじまる。共通点は何か。相違点は何か。

そこから著者は、両者を自分の存在感覚の欠損感覚がある状態と見ている。そこには、自己否定感が伴い、自分という存在が自力で修復できないくらいに傷ついている状態が、暴力の発生の基盤であるという。そして子どもがかかえてしまう存在感覚の欠損のほとんどは、受けとめられ体験の欠如、受けとめ手の不在、さらにはさせられ体験の過剰、飽和がもたらしたものと見ている。

報道からの少年Aの<いい子>ぶりを拾い出し、その問題点を指摘する。<いい子>というのは、常に緊張を強いられている。家の中でも外でもー。現代は母親の前で<いい子>を強いられる子どもが見られる。それは母親に配慮しなければならない状況=家庭が子どもにとって安心できる場所になっていない。つまりこれは虐待的状況と見ている。そして家庭内で子どもをまるごと受けとめる姿勢の欠如を指摘する。

また、虐待をとらえる視点に根本的な欠陥があるのではないかと著者は言う。そのひとつには、虐待を狭義にとらえてしまい(「身体的暴力」「心理的暴力」「性的暴力」「ネグレクト」)、それに含まれない虐待を包括的に論じる視点がないということ。もうひとつは、子どもに虐待ないし虐待的行為をおこなっている本人に、虐待的行為を行っているという自覚が乏しいこと。ここでは「虐待の地平」という言葉を用いて、見えない虐待について考える必要性について述べている。

虐待をする人に対してどうこういうよりも、自分の内側にある攻撃的な部分、正義や被害者感情を振り回して人を責めるなど、自分の行動・論理を自己正当化する自分について<考えるということ>が必要。こうした丹念な自己点検作業が虐待の地平へはたらきかけることになり、虐待を根本から抑止し防止していく最大の手段であると述べる。

また子どもを取り巻く環境についての著者の視点を記しておく。
・子ども観 ・教育熱 ・女性の置かれた状況 ・社会情勢
これらが親子関係、家庭の姿を規定する要因だという。広い視点から虐待をとらえていることがわかる。また、対症療法的なものでは虐待はなくならないとも。

また、以前読了した『幼年論』(吉本隆明氏との対談集)でも指摘されていた、ジョン・ボウルヴィ氏の愛着理論について。柳田国男氏の『こども風土記』、ドナルド・W・ウィニコットの「遊び」の理論から子どもの<遊び>についてなどが考察されており興味深かった。子どもの遊びを奪うというのも暴力のひとつである、大人の管理によって子どもの自治が奪われている、「おもちゃ」の意義についての記述が印象に残った。

以下が目次。

序章  「生まれてこなければよかった」と「ほんとうのぼくは、どこ?」
     ー神戸少年事件と長崎少年事件
第1章 なぜ虐待を防止することがむずかしいのか
第2章 愛着ということ
     Ⅰ 受けとめ手を<母>と呼ぼう
     Ⅱ 映画「A.I」にみる愛着行動と虐待
第3章 <母>を引き受けられない母
第4章 遊びを奪うという暴力
     Ⅰ 遊びの起源を取り戻す
     Ⅱ 母とは内的な乳房である
第5章 ドメスティック・バイオレンス
     Ⅰ 「親密である」という基盤
     Ⅱ 「無力である」という素地

自分の中にあるであろう暴力性。これについて自覚的になる必要があると感じた。

 


白濁

2008-01-21 | 日々のあれこれ
個人宅配でオリーブオイルをカタログ注文した。

それが届いた。

……なんでこんなに黄緑でどろどろしているのだ?……

500mlの四角い瓶の表に貼られているラベルをよーく見た。

……100% Itariano ……

……Olio extra vergine di Olivia……

ごくごくふつーのオリーブ油だよなあ。。。

うん?<CAM□O>ってなに?<カン○>って???

これか???

これはふつうのオリーブ油とちがうものなのか?

…ということはまちがって注文した?(汗)

と自分を疑いながら、瓶の裏のラベルに目を通す。

小さい字でなにやら書いてある。

※低温で白濁したり、固まったりする事がありますが品質には問題ありません。

……これかーーーー!!

本日の最高気温5℃。
寒くて雪が降りそう。
今朝、窓を開けたら雪景色。。。を危惧、いや期待(?)していた人も多かったろう。

しばし家のキッチンにおいておいたら、通常の透明な液体に変わっておりました(笑)

寒さ厳しき折、みなさまどうかご自愛くださいませ♪

…いやそれにしても。

なぜ、わが家には未開封のオリーブ油が3本もあるのだ?

注文したものを覚えておこうよ、自分!(汗)


ブンサイ。。。

2008-01-20 | 日々のあれこれ
あああー。自分にブンサイがあったらなあ。。。

かれこれ○年来の友人たちのその後を綴ることができるのに。。。

知り合った頃は、みんな同じような環境で同じように仕事をして生きていた。

しかし。

月日が経ち、幾方向にも道が分かれていった。

いろんなものを抱えながら、今を生きている。

ああ。ここは『女たちのジハード』もしくは『対岸の彼女』を著したシノダセツコ氏かカクタミツヨ氏に書いてもらえたらなあ。。。

サツマイモ入りグラタン、変わりいなりずし、自家製パン、クコの実入り大根サラダ、ポルチーニ茸パスタ、中華風デザートを前におしゃべりに興ずる6人組のそれぞれの生きかたをどうやって表してくれるだろうか。。。

それぞれの近況を含めてもっともっと話したかったのだが、ホストということもありあまりしゃべれなかった。みんな楽しんでもらえたようなのでよかったのだが(笑)

……今度は声がかれるまでしゃべるぞー!(なんてね)