「なに、あれっ?」
ミミコはめざめると、窓から見える塀を指さした。
そこには隣と隔てる1.5メートルほどもある木の塀があり、その上を右から左へツツツーと小走りでかける1匹のりすがいた。
「り・す」
ママが答えた。
「り・す?」
そう。りす。
「へー。りすかー。かわいいね」
その日からほぼ毎日、ミミコとママはりすを見ることになった。
それはミミコとママのアメリカ生活第1日目のことだったー。
ミミコはめざめると、窓から見える塀を指さした。
そこには隣と隔てる1.5メートルほどもある木の塀があり、その上を右から左へツツツーと小走りでかける1匹のりすがいた。
「り・す」
ママが答えた。
「り・す?」
そう。りす。
「へー。りすかー。かわいいね」
その日からほぼ毎日、ミミコとママはりすを見ることになった。
それはミミコとママのアメリカ生活第1日目のことだったー。