ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

ALTECの音!

2005-08-17 00:11:55 | Weblog
田舎に置いてあるALTECをじっくりと聴いてみた
といってもSD9200+NAIT3であるから間に合わせの感が強いのだが
それでも思った以上によく鳴った。

ぽんたBOXからモダンJUZZのXRCD盤とジャシンタの
これもXRCD盤のオ-タムリ-ブスとヒア-ズトゥベン
アンサリ-のハレルヤ、propriusよりジャズ・アット・ザ
ポ-ン・ショップ1.3、VENUSよりエディヒギンストリオ
クラシックは内田光子のモ-ツアルトバイオリンソナタ
等々を聴いた感想です。

はっきりいって良い。惹かれる音である。
バランスは前にも書いたようにまるでダメ
鳴らしこんでいないのでウ-ファ-はほとんど
仕事をしていない。

それでも聴きたいところのツボをしっかり押さえているので
いつのまにか音楽に引き込まれる。やはりジャズは圧倒的だ
意外とバイオリンも良く鳴る。思った以上である
もっと歪っぽくヒステリ-みたいな音になるのかと思いきや
これが力強くしっかりと弓が絃をプレスした音を聴かせてくれる。

はきりいってまるで別の世界であり比較対象にはなり得ないと
いうことが解った。どちらが良いとか悪いとかではなく
どちらが好きかはたまた私のように両方好きということもありえる。

帰ってきて自宅の装置で聞き比べたがどちらが魅力的かといえば
現時点では田舎の機械のほうに軍配を挙げるだろう。何故なら
現状にないものを持っていて新鮮に感じたからに他ならない。

これからALTECを鳴らしこんでゆくとまたSS25の滑らかな優しい
音が聴きたくなるに違いない。ある一定基準以上に良く鳴るもの
があるとその副作用は必ずやってくるものである。

所詮あそびであるから良いのだが、ひとつの装置でこれしかない!
と完全に割り切って使い続けるひとがうらやましい!

PS.
以前はおくりだしにCD34を使っていて、きつさを和らげる為に
ウエスギのプリを使っていたのだがやはり根本的に私の感覚が
デジタルの進歩には追いつかなかったように思う。
はっきり言っておくがCD34は確かにあの時代は良かったと思うが
完全に時代からは遅れていると思う。スチュ-ダ-も同様だと思う。
確かに固有の音はあるのだがそれはスチュ-ダ-に限ったことではなく
ブランドを盲目のように崇めるのもどうかと思う。スイングア-ムが
どれも音が良いというのと同じであくまで機構ではなくシステム全体の
バランスで音の良し悪しが決まると言うことをもう一度考えてみるのも
よいのではありませんか?


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