
久々の更新です。
昨日、はじめてヤマテツさん宅を訪問しました。
以前から行ってみたいと思っておりましたが、私事でオーディオがお休み状態でしので機会が遠のいておりました。
先日、Rayさん宅で久々にお会いして、今回の運びとなりました。
オーディオも勿論ですが、今回興味があったのは映像のほうです。先日のRay邸でのバーレスクのブルーレイがどうしても忘れられず
同じマンション住まいのヤマテツ邸に伺っていろいろシアターの事を教えて頂くのが大きな目的でした。
ヤマテツ邸はwebで頻繁に公開されていますので今更ながら機器の紹介は省きます。しかし、今回新たに3D用にソニーのプロジェクターを導入されました。

ビクターのX3と比較してソニーを導入されたようです。わたしは詳しくないのでその辺はヤマテツさんの日記でということにします。
はじめに、ダイハード4を見させて頂きましたが、ヤマテツさん曰く機関銃の音が専用のシアタールームで聞くのとは全く違うとのことでした。そう言われると少し軽い音のようです。マンションでは重低音は禁物ですから致し方の無いことだと思いますが、こういうアクション系のソフトは迫力不足できついでしょうね。
バーレスクもかけて頂きましたがやはりヤマテツさんがおっしゃるように、Ray邸のようにはいきませんね。これも割り切って考えるほかありません。
次に3Dのトロン、アバター、塔の上のラプンツェルを見させて頂きましたがやはり3Dの威力は素晴らしかったですが、私には目が疲れました。
ヤマテツさんの説明では特に動きの早いものはどうしてもまだ3Dの映像処理がついていってないようです。しかし、アバターの2Dも再生して頂きましたが、3Dを見た後ではやっぱり見る気になれませんね。送り出しは1万円台のパナソニックのブルーレイプレーヤーです。本体の何倍かのケーブルを使用していたので、そのケーブルの効果もあると仰っておりましたが、デジタルアウトで出力すれば後のAVアンプの処理能力の問題だそうです。
まだまだ、映像、音声とも発展途上のようで、特に映像チップに関しては日進月歩のようです。以前高級機に搭載されていたチップも次には廉価版に搭載されているので、急いで購入する必要もないようです。
しかし、先日Ray邸でみたバーレスクと音の鮮度があまりにも違っていたので理由を伺うと、Ray邸の音はオッポのブルーレイプレーヤーからアナログ出力でラックスの8chプリに出力しているのでここらあたりはハッキリとAVプリの実力のさが出てきているようです。
あまり純粋なコンサートの映像は見ないほうなのですが、音の鮮度感はきになるところですね。まぁ、欲を言えばきりがありませんしとてもRay邸のような環境で再生出来るわけでもありませんので、小生にとっては関係ないのですが・・・。
最初、プロジェクターに慣れていないので、前のソファーでは目が疲れると思っておりましたが、映像が進むにつれて画面に引き込まれる様は大画面のなせる業なのでしょう。映像以外のものが視界にあるとふと現実に戻ってしまうというヤマテツさんの気持ちが少しわかる気がしました。
映像が一段落して、今度はCD再生です。一聴してとても歪感のないきれいな音です。想像ではもう少し高域が強くてガッツのある音を想像していたのですが、まったくはずれてしまいました。ヤマテツさん曰く、ケーブルと音響ボード?ポール?と御影石のスピーカー台で変わったとのことでした。
ひととおりヤマテツさんのソフトを聴いた後で、持参したCDをかけていただきました。まず、つじあやののCOVER GIRLより京都編ぼ冒頭、鴨川の河原で収録したものですが、背景の音が埋もれてしまっているようです。ギューっとセンターに集約された感じで我が家とは全く違っております。
そこで、音響ポールをはずしました。まず再度のものから外すと音に包まれていた感じがなくなり物凄く寂しい音になりました。次にテレビサイドのポールも撤去しましたがこれがまた平坦な音場になりつまらなくなりました。しかしまだ背景の音が出てきません。

そこで、ヤマテツさんが「クロックをオンにしてみましょうか?」と言ってクロックをオンにするといままで埋もれていた背景の騒音が目も前に現れてきました。我が家はずっとクロックオンの状態で聴いておりますので、やっといつも聴いている様な状態になりホットしましたが、ヤマテツさんはクロックを入れないほうが多いとの事です。理由を伺うと特に高域が自然でなくなるの事でしたので色々なCDで検証しましたがヤマテツさんが仰ることが解るような気がします。
拙宅ではいつもクロックオンの状態です(正確に言うとクロック同期機能はないので、クロック交換してに話ですが・・・。)
いままで聴こえなかった音や音場が広大に広がる事が善しとしておりましたが、音楽的にどうなのかと言う事を改めて教えて頂いた感じです。拙宅の今後の音作りにも参考にさせて頂きます。
その後いろいろな実験をして頂きました。ケーブルの違いから始まってボードに挟むゲルのあるなしまで盛り沢山の1日でした。我が家に帰り早速CDを聴きましたが何と平坦な音で抑揚が足りないつまらない音に聴こえました。
さすがに録音状態の違いは明確に解りますが如何せん色気が足りません。聴きづらいCDも多いです。月曜日にはピックアップの交換で修理にだしていたCDプレーヤーが帰ってきます。クロック交換でまた手数料がかかりますが致し方ありません。今回はその上にいま搭載されているクロック用のパルス電源をトランス使用に変更しました。さてどのように変わっているのか今から楽しみではあります。
たぶん現状とバランスが違うので暫く落ち着くまでいろいろと試さないといけないと思います。今回は色々な面で凄く参考になった有意義な1日でした。