ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

椀方邸OPアンプ音の決め

2010-03-06 23:20:44 | オ-ディオ
今日椀方邸のopアンプの音決めに立ち合わせていただきました。

先日のオフ会でヤマテツさんと3人で聞き比べしましたが、
私とヤマテツさんは圧倒的にmuses01の方が良かったのですが
椀方さんはそのあまりにストレートな音の出方に
違和感を抱かれたようでその後もいろいろと試行錯誤されたようで
詳しくは椀方さんのブログを参考にして頂ければと思います。

最初に後段だけmuses01に換装して前段は
以前のOPA627BPのままでの試聴に入りました。
少しエッジが丸くなりスピード感もないようです。
以前の椀方邸の優しい音と変わらないように聴こえます。

単音は非常にきれいで良いのですが大編成で音が
重なっているものは若干分離が悪く被って聴こえます。
それと、きれいでやさしいのですがエネルギー感が足りないようです。

つぎに全段MUSES01に換装しての試聴に入りました。
やはりこちらの方がバランスの取れた音のように感じます。
立ち上がりのスピードもあり、音の被りもなく解像度があがっています。

それよりもエネルギー感が蘇ったようです。
いままでよそよそしかったように聴こえていた音楽が
ぐっとこちら側に語りかけてきたように生き生きと感じられます。

このエネルギー感が一番大事ではないかと思います。
音楽の持つエネルギーや演奏者のエネルギーを
感じられるだけのシステムに変化したようです。

さすがに椀方さんも堪忍したようで、
当分この仕様で聴き込んでいかれるようです。

しかし、いつもながら椀方さん同様にやさしくて上品な鳴り方に
少し羨ましく感じられた1日となりました。

わたしのほうはと言うと先日の大佐宅の呪縛から未だ逃れないでおります。
それほどまでに圧倒的な音楽が鳴っておりました。
当分、公私共々落ち着いてからボチボチと再開しようと思っています。

やりたいことは山のようにあるのですが、
それを達成できるエネルギーがありませんので
気力・体力それとこれが一番難しいのですが
財力が蓄えられたら少しづつ前進ですね。
いつのことやら・・・。