本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

大浦天主堂方面

2006年03月13日 | お出かけの記録

南山手方面は、気合を入れて歩けば、さくさく観光できる場所です。
グラバー園を出て、大浦天主堂へ参りました。
(逆コースが一般的なのかな?)

荘厳な外観です。
現在でも教会として機能しているので、内部は撮影ができません。
(それから禁煙です。入り口に注意事項有り)
神聖さと伝統を感じさせる造りでした。
そばには旧羅典神学校があります。

以前来た時は、ここのキリシタン資料室を見学して、
日本のキリシタン迫害の歴史に触れました。
わたしはキリスト教徒ではないけれど、
信仰に支えられた人の強さが心に残りました。

さて、参道にはお土産物屋さんがいっぱい。
カステラとかびわゼリーとか、目移りするような商品がずらり。
(わたしは買わなくていいんだってばー!と自分をおしとどめる)
それでもよく見るお店が、ガラス製品を扱うグラスロード1571
ずらりとオルゴールが並ぶ長崎オルゴール館もつい寄ってしまう。
しかしなんといってもイチオシは、祈りの丘絵本美術館
メルヘンチックな建物です。

2~3階部分が美術館なの。
1階は児童書の書店で(だからそこまでは無料)、
選りすぐりの絵本が販売されています♪
一般の書店では見られない懐かしい作品もあるので、
この間は自分用に欲しい!と思ってしまいました。
玩具や、絵本の一場面を取り出した絵葉書もありましたよ。

歩きつかれてお腹もすいたー!という時には、
ちゃんぽんの美味しいお店を目指しましょう。
途中、あら、というものを見つける。

長崎が日本のボウリング発祥の地だったんだねー。
ボウリング場って、できた頃はどんな構造だったんでしょう?
(スポーツには不明なもので、こんな感想しか思い浮かばない
この記念碑の近くです。四海楼

構えが、どーん!とな。ちゃんぽんミュージアムもある。
食事時は混みますが、濃厚なちゃんぽんが美味いと評判です。
わたしは皿うどんも好きですよ。


かりかり☆ガーリックトースト

2006年03月12日 | 美味☆礼賛

夫の強い要望で、ガーリックトーストを作りました。
トランドールという、長崎のおいしいパン屋さんのバゲットを使っています。
じゃーん!

かりかりです。
作り方は、COOKPADでいろんな方法を見た後、
楽そ~な感じに自分なりにアレンジしました。
オリーブオイルとすりおろしにんにく、イタリアンハーブ、塩、こしょうを混ぜ、
バゲットの切り口をそれに少し浸します。
あとはパセリとバターを乗せて、トースターで焼くだけ。
コーヒーにもお酒にも合いそうな一品♪

さて、初めはうまいうまい、と食べていた夫ですが、
「でもかりかりすぎる…」という呟きがもれました。
(一瞬、おのれが作れっ!と思う妻)
まあ、柔らかさを求める向きには硬いかもしれぬ。
揚げパンみたいで、たくさん食べ過ぎると油っこい気もするし。
これは研究しなければならないですね。
とりあえず、美味ではありました。(二人でバゲット1本完食です!)


雨のグラバー園 3

2006年03月12日 | お出かけの記録
いよいよ旧グラバー住宅です。
この角度からの写真は人気があるらしく、
みんなこの立ち位置を狙っています。
観光客が途切れた合間をぬって、パチリ。

雨に濡れた石畳が綺麗ですね~♪
恋人同士、テラスのベンチでくつろぐのも良いですっ。

なーんかロマンチックでしょ?
うまいこと人影が写らないように撮っている(笑)。

優雅な内装、豪華な晩餐の様子、グラバー夫人の部屋など、
見所はいろいろありますが、温室が気に入りました。

いやー、なんとも贅沢なお屋敷だ。

二度目の見学なのでちょっと雑に回ってしまいましたが、
この日のわたしには前回果たせなかった目的がありました。
それは“ハートストーン”探しです。
石畳の中に隠れているハート型の石を、2つとも見つければ、
恋がかなうという噂なのです。(諸説あり)
もう結婚してるけど、見つからないのも気になるのよね。
という訳で探しまくり。
ついに…!

これです。うーん、微妙なハート型。こりゃ見つけにくいわ。

もう一つは形が整っていますね~
修学旅行の女子高生たちが、やはり一生懸命に探していました。
時間も限られているのだろうに…乙女ですね!
しかし、教えてあげることはできません。
自分で見つけることにジンクスの価値があるのでしょうから。
でも妙に共感して、頑張ってね!って感じでした。
(帰りに通り抜ける長崎伝統芸能館では、
グラバー園のお土産として、ハート型のグッズがわんさと置かれていました。
確かにハート型は売れ筋よね。商魂たくましいわぁ…

● 薫る春♪甘い春 ●

2006年03月12日 | 美味☆礼賛

花粉症に目覚めて以来、外でのんびり春を満喫することができません。
でも味覚の場合なら話は別。
旬のものでも食べて、
気ままに軽装備で歩くことができた少女時代を思い出しましょう。

桜茶です。
ほんのり、いい香り~!
ああ、春だねえ。花開いた桜が綺麗だねえ。

昨日買ったいちご大福と豆大福。
もちの部分が柔らかく、ふわふわっ!
豆大福はシンプルで食べごたえあり。
いちご大福は、噛むとジューシーな果汁が溢れて、
口中で餡の甘味と溶け合い、思わずにんまり。

土曜日は壊れたプリンターを修理に出しに行ったのです。
図書館にも寄って、帰りにご飯を食べる予定でしたが、
例によって夫、出かけたこと自体で疲れてしまいました。
あそこはイヤ、ここもイヤ、というわけで、
結局たどり着いたのは、ほかほか弁当。
そしたら近くの和菓子屋さんに、人が集まっているではありませんか。
「うまそうじゃん…」
前から目をつけていたお店でもあったので、
ほか弁の注文は夫に任せて、いちご大福を買うことにしました。
豆大福も美味しそうだったので、それぞれ2つずつ。
ほくほくして夫の所に駆けてったら、
「え~!どっちも嫌いだから食べない」だって。
お前早く言えよそういうことはよ~!(ー’`ー;)

わたしが自分の分だけ買うものと思っていたらしいです。
夫婦なのに。発想が冷たい…。
仕方なく一人で4つ、平らげることになりました。
これからはもう自分のものしか買いません!…とほほ。


雨のグラバー園 2

2006年03月11日 | お出かけの記録

次の進路は旧リンガー住宅へ。
もれ聞こえるメロディーは、オペラ「蝶々夫人」の“ある晴れた日に”。

内部では、日系オペラ歌手「喜波貞子」の常設展が。
約100年前のディスク・オルゴールも見ることができます。
さて下の写真は旧オルト住宅です。

この日は結婚式後のカップルが、洋館を背景に記念撮影をしていました。
花嫁さん、カメラマンの指示でたくさんポーズを撮らされる。
花婿さん、ひとりだと所在無げ(笑)。
でも綺麗な場所だから、ここを選んだ理由が分かります。
ちょっといいじゃない、雰囲気があって。
さらに奥へ進むと、旧スチイル記念学校があります。

ここで元来た道を引き返して、三浦環像の前を通り、
日本で初めての西洋料理店だった、旧自由亭の前を通りました。

今は2階が喫茶室だそうです。カーァヒイ(コーヒー)飲みたいなー。

        このつづきは  >>「雨のグラバー園 3


ガメラ来襲?!

2006年03月11日 | うちの亀

もー、毎日ごそごそと水槽から脱走を図るかめのみどりに、
こちらの神経が疲れてしまいました。
ええい、外に出してしまおう!
(それでも見張りをしなきゃならないのただ、みどりの気が済めばいいなぁと)

ベランダに置いてある、去年作った産卵場所に移します。
収納ケースに土を入れたもの。

今回は落ち着きません。気に入らないのか、まだ産卵には早いのか…。
ケースの縁に手をかけて無理やり出ようとするので、
劣化した収納ケースがバリバリと割れてしまいました。
ああー。

分かったよ。好きにしたまえ!

ベランダに放ったとたん、すごい勢いで歩くこと歩くこと。
かめが鈍いって?ウソです。
ま、待てよみどり。カメラがブレるっ。

好奇心が強いのか、色んなものに近寄ります。

「これ、な~に?」
これは、お父さんが散らかした水槽掃除用のポンプだよ。

Uターンしてほしい時は、急いで前に回ると手足を引っ込めるのです。

「シュッ!」
のっそり引き返します。
いつも傍にいても、人間は怖いのかしら。

うろついているうちにサッシの前に来てしまいました。

夫のサンダルに興味を示しています。

このあと、部屋に上がろうとしたので、慌てて水槽へ。
お付きの者が大変です。
産卵が終わるまでコレ繰り返すの、やだなぁ…。


稲荷寿司

2006年03月10日 | 美味☆礼賛
この間作ったお稲荷さん。
じゅわっと旨みがあふれるお揚げと、さっぱり寿司飯のハーモニー

 うまうま、うまうま☆ \(^▽^)/
COOKPADのレシピで冷凍できるものを見つけて、
自分流に作るようになってからは、定番となりつつあります。

おだしに干ししいたけを使うのが美味しいのですねー♪
丁寧にお揚げを煮含める以外はおおざっぱ。
寿司飯もいい加減だし。
(寿司飯、手早く作りながら扇げ!というのと、
いや寿司酢が染みこむよう、少し放置しろ、
という二説があって、調べると混乱するのです。
今やどうでもよくなって適当…)

だけどそんな感じで作っても、甘すぎず良いお味。
小腹が空いたときについ食べたくなります。

で、でね、夫。
これももう残っていません。
冷凍したの、全部食べちゃった。(留守中に。またしても…)
ごめんねー!
今度たっぷり作るから許してね!

雨のグラバー園 1

2006年03月10日 | お出かけの記録

先月、所用で出かけた折、ついでにグラバー園を見学しました。
よく歌われるように、小雨に煙る長崎であります。
グラバー園には入り口が二つ。第1ゲートは大浦天主堂の方から登ります。
今回はグラバースカイロードというエレベーターを使って、第2ゲートから入りました。

グラバースカイロードの降り口から撮った長崎の写真。
風の強い日で傘が傾ぎました。
入場するとすぐ、旧三菱第2ドックハウスがあります。

二階に上がってベランダに出ると、実に良い眺めです。
これが、手前の池にいた鳩たち。

餌を待ち受けています。全く逃げません…。
観光に来ていた女の子たちの注目を浴びていました。
風に流れて会話が聞こえます。
「ていうかうちら、グラバー園に来て鳩ばかり見てない?」だって。
そだね。君ら、鳩に食いつきすぎ(笑)。
とことこ下って、旧ウォーカー住宅の前に来ました。

ありゃりゃ。ベストな場所で撮れませんでしたね。
ちなみに向かいには旧長崎地方裁判所長官舎があり、
貸衣装で写真が撮れる、レトロ写真館になっています。
そこで一度記念撮影をしたことがあるのですが、
(↑いい年をしてコスプレ好き)
標準サイズしかなくて、
ぶかぶかのドレスが似合わず困りました。。。
でも、値段相応というところでしょうね。
30分500円でした。(カメラは持参のこと)

   このつづきは    >>「雨のグラバー園 2」&「雨のグラバー園 3


夫婦のバランス

2006年03月09日 | 日々のこと
大金を収得したらどうする?という質問をよくします。
理由は何でもいいの。
宝くじが当たったとか、
竹薮で札束の詰まったバッグを見つけたとか。
町で通りすがりにご老人のハンカチを拾ってあげたら、
その人がお金持ちで、莫大な遺産を残してくれたとか(笑)。

わたしだったらクイーン・エリザベス号で世界一周旅行をして、
モルディブやコートダジュールといった、
名前しか知らない高級リゾート地でゆっくりしたり、
お店の棚を指差して、例の「ここからここまで、全部頂戴」をしたり、
何年か
派手に豪遊しまくって、
余生は月十万で暮らせる村で質素に生活したいなぁ。

夫はあまり空想話に乗らないほうですが、
たまに付き合ってくれる時は決まってこう言います。
「貯金」
お金が入ったことを誰にも黙っておき、
仕事は楽しむ程度に続けて、老後に備えるそうです。

あの、庶民には見当も付かないけど、すごい大金という設定だよ、と言ったら、
おそらく「利息を使う」と答えることでしょう。

良くも悪くも、羽が生えて飛んでいきそうなわたしを、
地面にとどめているのは、この人なんだなぁ、と思います…。
夫も真面目すぎるところがあるし、
こんな妻でちょうど釣り合うのかもしれません。
(というか、見捨てないでほしいものです)

図書館で借りました:2

2006年03月09日 | 

『あの素晴らしい日ペンの美子ちゃんをもう一度』岡崎いずみ 第三文明社 2004

 すごい本を借りてしまったなー
 でも表紙を見たら、世代的に読まずにはいられませんでした。
 だって、あの美子ちゃんだよ!

 どんなエピソードにしろ、「日ペンを始めたらいいのに」と、
 強引に展開する懐かしい広告マンガ『日ペンの美子ちゃん』。
 この本には、ひたすらボールペン習字講座を宣伝する、
 美子ちゃん
というキャラクターの情報が満載なのです。
 主に広告は少女マンガ誌に掲載されていたので、
 リアルタイムで美子ちゃんを読んではいましたが、
 実は4代に渡って継承されていたことは知りませんでした…。
 作者が変わってるなーという気はしてたけど、
 こんなにキャラが違うとは思っていなかった。
 それぞれ味があって、まとめて見ると面白いですね~♪

 歴代の中では、やはり初代美子ちゃんが馴染み深いです。
 (中山星香が別名で画を描いていたそう。納得の可愛さ!)
 一番少女マンガっぽいし、ペットの猫も印象に残るし。
 それに、美しい文字で成功をつかむという、
 とんでもサクセスストーリー的な仕立て方も楽しい。
 (初代はラブレターを書きまくる発展家で、モテモテ。
 うまい字だね!と褒められ続けて社長秘書まで出世するのだ)
 美文字最強(笑)。
 
『ケイトとバッチのあみぐるみ絵本 ひつじちゃんはごきげんななめ』
高森共子 ブロンズ新社 2000

 ふわふわな、あみぐるみに興味があったので、
 作り方も載っているこの本を借りてみましたが。
 個性的なあみぐるみたちの写真で紡がれる、可愛い物語になっていました。
 (かぎ針編みのタコって…スゴイ。吸盤までしっかりあるとは細かいねい)
 毛糸星から来たケイトちゃんと、お友達のタコのバッチが、
 カシミヤを褒めてしまって、ひつじちゃんの機嫌を損ねてしまい…。
 というお話で、あみぐるみののほほんとした表情がユーモラス☆
 笑うとこなのか謎ですが、ニワトリ母さんの愛にぷっと吹き出してしまいました。

『ちょっとネコぼけ』岩合光昭 小学館 2005

 動物写真家が世界各地で出会った、猫たちの写真集。
 ワイルドだったり、気取ってみたりと、豊かな表情。
 躍動感のある動き。
 かと思えば、別の猫は締まらない格好で寝そべっていたり。
 ただ、飼い主がいつもおうちで見ている顔とは、少し違う様子かもしれません。
 なんか、家族に外でばったり会ってしまったような感じ。
 雰囲気がね、ネコ界で生きている顔なんだよね。
 昔、ネコの集会に参加したいと思っていたけれど、ちょっとのぞき見た気分。
 にゃんこLOVE!

『恋愛映画館』小池真理子 講談社 2004

 連載中、一回だけ『With』で読んだ記憶が。(女性誌あまり買わないから
 小説家小池真理子が、注目する女優、男優について、
 個人的なイメージや映画の印象などを描いた本です。
 取り上げた面々は、
 メリル・ストリープやロバート・デ・ニーロといった演技派から、
 アラン・ドロン、ジェラール・フィリップといった美形どころ、
 桃井かおりや松田優作のような日本の俳優まで様々。

 恋愛小説を書く著者らしく、この本はやはり“恋愛”が鍵になっています。
 その俳優が放つオンナの空気、オトコの魅力。
 映画の中で恋愛がどのように映されているのか。
 視点が自分とは大分違うから、
 そういう見方もできるね、なるほど、という感想。
 この前編『忘我のためいき 私の好きな俳優たち』も読みたいです。

 (映画ものエッセイだから借りましたが、
 この作者が書いた小説の方は、
 以前毎日新聞で連載されていたものを読んで、
 自分好みじゃないと思いました。
 不倫ものだけど、登場人物に感情移入できなくて。
 ごめんなさい。
 本人たちが愛に陶酔するほど、滑稽味を感じてしまいました。
 共感できる恋愛小説もあるけど、あれは趣味ではなかったです…)