猫トンネル

うにゃーん！

最近、すべてのおもちゃに飽き、自分のほうから遊びに誘っておきながら乗ってこないさくら。
いくらじゃらしを振っても満足した様子が見られないので、苦労するのです。
しかし新聞で作ったトンネルがお気に召したようなので…。

イオンモールに行った時、お昼やおやつを食べることを我慢して、
さくらにお土産を買いました。

スポーツペットのキャットトンネル。どうだ！

「……」

おそるおそる、といった感じ。

なんだか気が進まない様子。
まさか、返金キャンペーンを利用しろと？

「新聞のほうがスキー！」

ちっ。わたしの外食代返してっ。

さくらはこのキャットトンネルの、下がカサカサいう仕組みが苦手な様子です。
大抵の猫はビニール袋みたいにカサカサいう音が好きなはずでは？
しかし考えてみると、カサカサ音は小動物がたてる音のようで注意をそそるけれど、
そんな音がする場所を踏みながら近づいて行ったら獲物には逃げられてしまうだろうし。
避けようとするのも分からないでもないような…。
と解釈していたら、わたしの足を狙う時にダッシュしてトンネルから飛び出してきました。
使うのか使わないのか、どっちだ！

	ディーカルチャー キャット　トンネル
	クリエーター情報なし
	D-culture

ネコ向けＤＶＤを観る

夫が自分の『忠猫』扱いしても、またたびとおやつに負けてわたしについてきたさくら。
はははは、ざまーみろ！これが猫なんだよ！（昨日夫婦喧嘩した）


「ネコのためのＤＶＤ」というものをレンタルしました。
試しにかけてみたら、猫座りでじーっと見たのち、テレビ台に乗り…。

さっ（スカッ）。

「おかーさん、これ獲れない…」

じゃれかけては、ちらっ、ちらっと、わたしのほうをうかがうさくら。

「無理。やめた…」

さ、さくらちゃん。あれはね、本当に狩りをするものじゃなくて、
ごっこ遊びをするためのものなのよ。頭の中で模擬訓練しましょうね？

猫の集中力は１５分くらいだというから、
しばらくして、もう一度画面に注意を向けさせると…。

「観るだけなのかー」

「これがいわゆる知育というやつ？」

また飽きるまでかぶりつきで鑑賞してました。

さくらはまずバックグラウンドに流れる音に反応していたらしく。
リボンやひも、鶏、魚の映像の時には画面に軽くタッチすることも。
飽きて横になっては、たまたま喰い付きのいい映像を見て起きたりを繰り返していました。
ま、初めて観たものだから、興味はあったと思います。
ただ、ＴＶ画面に比例して映像も大きく見えるので、猫が飛びつくような獲物のサイズにはならず…。
現実にこんな大きさの生き物を狙ったら、さくら、つつき返されるよ…とニンゲンは思いました。

	ネコのためのDVD/あなたがいないときのために あなたの猫のためのリラックスする映像と音楽
	クリエーター情報なし
	video maker(VC/DAS)(D)

体重維持策

くつろいでいる時にカメラを近づけないでくださいの手。

避妊手術後の基準であげていたフードを、獣医さんに言われてから少し減らしていたのに、
さくらの体重がまた増えてしまいました。３．７ｋｇって…増え方が急過ぎる。
もっとも、猫の理想体重は体つきを見て触って分かるもので、
今までは「まあ、背骨触れるし…ほっぺつまんでも脂肪なさげだし…。
上から見るとウェストもくびれているし、きっと成長期でまだ体が大きくなっているんだね。
増え続けてもいいかー」と思っていたけど。

よくよく見ると…丸いですかね、体。

先日、猫の体を持ち上げて判定の方式で見てみたら、
ウェストがぽっこりでした…。

それで今度は肥満傾向の猫向きのカロリー計算でフード量を決めました。
今までだって一日中お腹をすかせている子だから、
忍耐力が持つように食事回数は（おやつ的ちょび食いも含めて）６回。
まだ２日目なんだけど…これがまたすぐ時間になるので用意するのも大変です。
さくらだって、回数で胡麻化されているけれど食った気しないよなあ…。

よほど空腹らしくて、今日なんか、わたしが出勤する夫を玄関まで見送った隙に、
戸棚からねこじゃらしを引っ張り出してむしゃむしゃ食いちぎってしまいました。
慌てて口をこじ開けて取りだしたけど、本当に肝が冷える…。
そのうえ、猫トイレの砂を取り替えるときに新しいオカラ砂を混ぜたら、
即ごはんと思ったらしくて、匂いを嗅いでぽりぽりと…。
こちらも慌てて、別の使用済みトイレ砂を追加しておトイレの匂いにした次第。
もう毎日毎日、何かしら事件が起こります。ああ、ぐったり。

頑張れ自分

夫婦で猫バカなので、さくらが袋に飛び込んだ時には、
「近鉄で猫買っちゃった～」「わあ、可愛いねえ」
「ほかほかだよ！」「さすがデパートの猫だね」
というごっこ遊びをする…。

「さくらはおとうさん好き～」

さくらは夫と相性が良い。
夫は可愛がり専門で、二人の手がいる爪切りと歯磨き以外、
別段世話もせず、また遊んでやりもしないのだが、
さくらは無垢な瞳でされるがままになる。


しかし、わたしはごはん&トイレ掃除&遊び係。

「ほら！何してるの、次の遊びにかかって！」という構えをよくされる…。


先日、ラーメンに入れたもやしを一本気づかずに床に落としてしまい、
ちょっと目を離したすきにさくらがそれに顔を近づけていて、
少しは舐めたのではないかと不安になってしまいました。
「即席ラーメンの汁→原材料にねぎ→ねぎ中毒の危険」
と考えると慌ててしまって、濡らしたガーゼで口の中を拭いたり…。

ただ、食べていたり舐めていたりする現場を見た訳でなく、
また分量的にどれぐらいで中毒になるのかという知識もなかったので、
ネットや本で症状を調べて、数時間様子を観察することにしました。
幸い何もなく安堵しましたが、もう落ち込む落ち込む…。
猫にとって危険なことはいっぱいあるのに、どうしてもっと注意深くできなかったんだろう…。
さくらの良い飼い主になりたいと思っているのに、わたしが未熟だから…。
楽天的な夫からは「これから気をつければいいでしょ」と言われましたが。
なかなか立ち直れず…。


うちでは雑誌「ねこのきもち」を古本屋で買っているのですが、
あれを読んでも時々落ち込みます。なかなかあの通りにはできないんだもの…。
育児書を読んで追いつめられる新米母さんの気持ちって、こんな感じかもしれない。

しっかりしなくちゃな、と思っていた矢先、
また体の左半分が痛くなって、なにも家事ができずに寝込んでしまいました。
そうしたらさくらは、リビングのほうで大好きな“おとうさん”が本を読んでいるのに、
自ら寝室にやってきて、お布団にもぐってきて、わたしと寝てくれました。
ごはん後はわたしなんて用がないだろうと思っていたのに…。
付き添ってくれているというよりは、仲間と同じ行動をするという習性なのでしょうけど、
傍にいてくれるのがかなり嬉しかったです。

そういえばさくらは、べたべた甘えてこないのでがっかりしていたけど、
たいていわたしと同じ部屋にいるし、目の前でお腹を出して寝たりするし、
顔を近づければ口の匂いを嗅ぎ、遊びに誘おうと飛びかかったり逃げるふりをしたり、
ちゃんと仲間だって思ってくれているわけで。

さくらが健康で楽しく安全に暮らせる環境を用意するのがわたしの務めだから、
この頃少し緩んじゃったけど、また気を引き締めて頑張ろう、と改めて思うのでした。
…まあ、そういうそばから夫が浴室の窓とドアをちゃんと閉めなかったり、
色々やらかしてくれるので、本当に我が家を監督するのは大変なんですけどね！

ごろんとお邪魔

3月の雪を見る猫。

ある日のさくら。

抜け毛とほこりが舞い散る床に転がって毛づくろい…。

ご、ごめんね。お掃除行き届かなくて。

フローリングワイパーするから、そこでちょっと待っててね？

そういう時に限って、わざわざテーブルの下で日向ぼっこしたりするのだった…。

ちょっとそこ…これから拭くはずだったのに！うねうねしまくって、お前はモップか！


うちの女の子ガメのみどりは、春が近づくと食欲を無くします。
毎年のことなのですが、ろくに食べもせず数週間となるとやはり心配。
こんな時は、とっておきのささみかえびで栄養を摂らせるしかない。
（たとえ恋の季節であろうと、配合飼料でなく大好物ならば食べるみどり…）

ただ、亀たちが食べる量だから多すぎてもいけないし、
ささみをゆでてほぐして、さくらにもおやつ範囲であげることにしたのでした。
亀たちは例年のことだから、美味しそうにたいらげ、
さくらも初めて食べるものなのに、ドライフードに添えたら躊躇なく食べました。
ゆで汁のほうもスープ代わりに喜んで飲んでいました。

で、それでも残ったゆでささみは冷蔵庫にしまい、
連日あげては栄養過多だろうから、二日後にまた亀たちにあげることにしたのです。
そんなわけでレンジで再加熱して、ペットたちへのごはんの準備。
匂いが気になるだろうから、さくらにもほぐし身をほんのちょっとだけ、
ドライフードにトッピングして、真っ先に供しました。

夢中で食べているさくらの横を通り過ぎ、みどりとかめに残りのささみをあげ、
また台所に戻ってお茶碗洗いなどをしていると…。
突然「にゃあっ！」と憤慨したようなさくらの鳴き声。
様子を見に行くと、さくらがドライフードの入ったお皿から離れていました。
なんと、いつもごはん以外目に入らないような子が！

まあ、わたしが台所から出てきたので、すぐ戻って最後まで食べきったんですけどね。
おそらく…残りのささみは当然全部自分がもらえるはずだと思っていたのに、
お母さんたらわたしが食べている間に、亀たちなんかにあげちゃった！と憤ったんじゃないかなあ。
食後、亀たちの水槽のそばに行っていたし、食事台においた水入れに顔を寄せて、
「ささみスープじゃないの。フン！」って感じだったもの…。

さくらよ…。いくらささみが美味だったとはいえ、いささか食い意地が汚いではないですか？
みどりは一応、年上の先住動物なのですよ。
同じ家に住んでいるんだから、分け合いましょうよ。。
というか、はっきり言っておこぼれを分けてもらっているのはあんたのほう…。

猫写真いろいろ３

波止場ポーズ。



おかあさんは木ではありません。



待ち受けているのは…

これっ。



ダンシング！


昨日はゴミ捨ての時、猫トイレゴミが意外に少ないので焦りました。
この子、ちゃんとおトイレできてるのかな…？
大のほうは毎日しているかチェックしていたけど、
小のほうはひょっとして少なくなっているんじゃない…？
病気の兆候だったらどうしようと不安になって、さくらのトイレの回数を数えることに。
そうしたら、14時過ぎまでおトイレしないのでおろおろしてしまいました。
結局就寝前までに小2回、大1回と、割と一般的な回数だったのでほっとしましたが。

ごはんはいつもがつがつ食べるし、お水も飲んで、遊びの時は元気いっぱい。
それでも、どこか悪いんじゃないかと疑うと、すべてが怪しく思えてきます。
時々やたら大人しく体を縮ませてじっとしてるんだよなあ、とか。
お鼻が乾いてるし、耳もなんだか熱くない？とか。
おまけに、最近のさくらはよく人間に向けてにゃあにゃあ鳴くのです。
具合が悪いのに何も気づいてあげられなかったらどうしようって、
猫育ての経験の浅いわたしは慌ててしまいます。

ただ、もしかしたらトイレの回数が前より減っていたように思うのは、
さくらの体が大人になってきた、ということなのかもしれない。
子猫の時は食べたり飲んだりすれば、すぐ出す感じでしたが、
成猫はそうではありませんものね。
今は体重増加警戒中で、カロリー計算も厳しくしているし、
遊びの時間も増やしているので、余分に出すものも少ないというのもあるかも。
あと、たまたま前回のごみの日以来、粗相による掃除をすることがなかったっていうのも。

しかし、なんともひやひやしたので、さくらのリズムがつかめるまでは、
なるべくトイレの回数をメモしておこうと思います。
あと、猫トイレの向きをしばらくは様子が見られるように変えておきます。
水分摂取も心配だったので、水の器も一つ増やしました。
さくらが人間語を喋れたら体調変化を訴えられて便利なのにねえ…。

なるほど連写

ねずみ！カモン！


躍動感のある写真を撮るには連写がいいと「ねこのきもち」で読んだので、
カメラ本体の設定に苦労しつつ、挑戦してみた次第。
カシャカシャと4枚連続撮影を重ねました。
とにかくじゃらし中のさくらはよく動くので、ピンボケは仕方ないですが、
たくさん撮れば瞬間をとらえた写真が撮れる確率も上がるというわけで、
結構な枚数の中から、まあまあの出来のものを選んでみました。

遊ばれ過ぎてぼろぼろの趣もあるじゃらしの獲物。

そのねずみさんを…

ためらいもなく、がぶー！

なんか残酷だけど…！心底、猫ですから！

「あ、空に逃げた」

ひょっとしたらさくらは本物のねずみも飛ぶものと思っているかもしれない…。

再びがぶーっ。

狩猟本能全開。

「向こうに持ってくんだもーん」

強引にくわえ逃げを狙う。

片手でじゃらしながら片手で撮影するのは難しいです…。
うちでさくらの遊び相手になるのはわたしだけ、
またこのような写真を撮りまくるのもわたしだけなので、仕方ないのですが。
油断するとカメラの扱いに手間取って、じゃらしを持ち去られること、うけあいです。

ダイエットは運動から

構えて構えて…。


バシッ！


構えて構えて…！


バシッ！

休憩するさくらさんには、やりきった感が漂います。

あんまりはりきって遊ぶと、またすぐ飽きちゃうか壊しちゃうよ。

「…いつも新しいおもちゃ、補充しておいてよ～」

あ、わがまま娘が寝た。


近頃さくらは一人遊びの頻度が減り、わたしに「遊べ」と要求することが多くなりました。
そして買ったばかりのじゃらしにもあっさり飽きて「別ので！」とおもちゃをしまった扉前で待機。
サイクルが早いんですが、どういうこと？
ダイエットのためでなかったら放っておくのになあ…。

	じゃれ猫ふりふり三まいタンゴ
	クリエーター情報なし
	ドギーマンハヤシ

猫用ファーミネーター

来襲！


この間、楽天セールでファーミネーターを買いました。
猫用品としては珍しく夫が欲しがったのでした。
（ちなみに夫はテレビ通販の家庭用品に魅力を感じることがある。
あら不思議！ぐんぐん汚れを落とす！とかいうたぐい）

小型猫・短毛種用です。

さくらさん、お手入れさせてね。

（わたしの手に絆創膏やひっかき傷があるのは無視してください…）

い、いやなのかな…。難しいな。

大きな拒絶反応は示さないけれども、少し気に入らない様子。
さくらは喜んでブラッシングさせる猫ではないのでね。

えーと…。噂ではたくさん毛が取れるということでしたが…。

ごく短時間しかやらせてくれないので仕方ないですよね。
猫毛を集めてボールを作るという計画には膨大な時間がかかりそうです。
（広告ではたじろぐほどものすごい量の毛が取れていたので、
さくらの毛で猫毛フェルトもできるかと夢見ちゃったのだった）

それでも、ファーミネーターはアンダーコートの死毛だけ取るそうなので、
これからの抜け毛の季節にちょうど良さそうです。
ラバーブラシのほうは、よく取れるけど生えている毛も引っ張ってしまうみたいで、
とても嫌がるのです。
（ブラシ類を籠に入れていると、ラバーブラシだけくわえて床に落とすくらい嫌いらしい）

無理せず毎日（隙を見て）こまめにやりましょうね。

「やだもんー」

意外にさくらはもふもふではないのかもしれないという疑惑…。
毛並みが豊か過ぎて丸く見えるのだと思っていたが。
そんなに抜け毛が取れないところからすると、まさか…。

	ファーミネーター　短毛種用 (S　小型猫)
	クリエーター情報なし
	ライトハウス

くう・ねる・あそぶ

猫草の傍に佇む少女。
でれでれおとうさんに、また「可愛い子～！ふわふわもふもふちゃん！」と言われますよ。


くう。

がつがつ！

ねる。

ZZZZZZ…。

あそぶ。

じいっ。

猫は自分の気持ちに正直。
さくらはいつも、前向きに生きることを教えてくれる。

ばしっ！

当たり前のことを、ひとつひとつ頑張っていけばいいんだよね。


先週は結局、諸々の理由から結婚記念週間になってしまいました。
木曜は買い物に行きそこねて、金曜は夫の会社の先輩と、
土曜には改めて二人きりで、夜の外食（夫のおごり）。
毎度のごとく「俺ほど優しい旦那さんはいないよ～」と自画自賛する夫。

しかーし、また休みの日に夫関係のお付き合いの予定が入ってしまいました。
非社交的で人見知りな妻にとっては立て続けで、いっぱいいっぱいな感じ…。
「美味しいごはんをありがとう」という感謝の念が突然消えていき、
「すぐ巻き込むんだから、これぐらいしてもらわないと割に合わないよね」
というふてぶてしい気持ちに変化したのだった。