本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

京都の金平糖

2011年05月31日 | 美味☆礼賛

上の写真は緑寿庵清水さんの檸檬金平糖と、金平糖携帯ケースです。
このケースがあれば、いつでもどこでも食べられますね。

先日、義妹の結婚式に夫婦で出席しました。
わたしたちが結婚した時には、まだ可憐な感じの学生だった義妹でしたが、
ここ数年で立派な職業人となり、様々な苦難にも毅然として立ち向かい、
生来の優しさ、純粋さをずっと保ち続けて、美しく気品のある花嫁となりました。
花婿さんも、そんな義妹にふさわしく、まことに誠実で頼もしい方です。
お互いに支えあい、またお互いに高めあえる、素敵な夫婦になられることと思います。

とても感動的な結婚式と披露宴で、わたくし、やはり泣いてしまいました。
(あとで鏡を見たら、微妙にマスカラが溶けて妙な顔になってました。
慣れない着物を着て帯の重さに腰を痛め、よろよろしていたはずなのに、
泣いている瞬間は肉体の痛みなど吹き飛んでしまうものですね)

深い愛情で結ばれ、新しい船出を迎えて祝福される二人の姿というのはいつ見ても良いですが、
やはり大切な義妹の結婚となると、感慨もひとしおです。
わたしは末っ子でしたが、夫と結婚したことによって、
勿体ないほど素晴らしい義妹が二人もできたのでした。
そんなふうに人の縁が広がっていくのが、結婚の良いところですね。
うちの旦那さんも素敵な義弟ができて、良かった、良かった。

さて。
以前から義妹夫婦に渡したいと思っていたお土産が、金平糖です。
知っている人は知っている、「美味しんぼ」(47巻)の金平糖エピソードから、なんですが。
漫画由来なのがちょっと恥ずかしいので、何度か自制していたのでした。
しかし、今回お食事した時に思い切って持って行きました。
紫野和久傳の和三盆金平糖ふりだしは瓢箪型なので、お祝い事向きなのです。
「美味しんぼ」のことはどうにも恥ずかしくて黙っていましたが、
夫が親切に(?)後でうんちくを語ってくれました。
オタクな兄夫婦でごめん。
実はわたし、「三国志」は男子の分野という顔をしといて、諸葛孔明にハマっていた時期もあるよ…。
夫の漫画はしばしば読みすぎて、妻のほうが深くのめりこみすぎだと恐れられる時があるよ。


こちらは、携帯ケースに入れてみた、苺金平糖。

「美味しんぼ」で紹介されていたのは、この緑寿庵清水の金平糖でしたね。
JR京都伊勢丹で、タイミング良く売り場を見かけたので、
(時間帯によっては売り切れているらしいと聞きました)
我が家用として購入しました。

京都のデパ地下、名店ばかりで誘惑多し。
どれもこれも食べたくなります。
今回も新幹線の行きの弁当と帰宅後の夕飯として、デパ地下お惣菜を買いました。
うますぎて驚いたー。


連休DVD当たり外れ…

2011年05月01日 | 映画・DVD・テレビ

現在DVDをごそっとレンタル店で借りてきては、夫婦で観まくっています。
その感想メモ。
(ネタバレ、辛口かもしれませんので、以下ご注意ください。)


「BONES シーズン5」

これはもう、おなじみのシリーズですけれども。やはり面白かったです。
レギュラーメンバーがまたくっついたり離れたり、
近づきそうでうまくいかなかったりと、その辺の人間関係はともかく。
(あの二人が微妙な仲なのは次のシーズンまで視聴者を引き付けるためだから、と思ってしまう)
事件のほうが、現代アメリカ文化を反映していて興味深いし、
天才だけどコミュニケーション能力に問題ありというボーンズのキャラクターがまた、魅力的なのです。
それほどディープなミステリではないけれど、人骨や遺留品から科学的な鑑定をする過程が好み。
合理主義者なボーンズの論理はひそかに痛快に思っています。

BONES ―骨は語る― シ-ズン5 DVDコレクターズBOX
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


「踊る大捜査線 THE MOVE 3」

「踊る…」シリーズはドラマ版と映画第1弾までが良かったというのが、わたしの感想。
今回はいろんな要素を詰め込み過ぎて消化しきれてない感じだと思いました。
(あれもこれもとアイディアを入れ過ぎると、どれも薄くなっちゃう訳だし)
続編への色気も見せてる?みたいな終わり方のような気もしました…。
もうちょっとシンプルに娯楽に走っても良かったのではないか…。
これはこれで、「踊る…」好きな人には素直に嬉しいのだろうけど。

踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! スタンダード・エディション [DVD]
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ポニーキャニオン


「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」

なんで原作通りにしてくれなかったのかなあ…。
論理と本格推理テイストを抜いてしまったので、整合性がない展開に。
これはキャストありきで製作したのでしょうね。
裏で「○○さんはさすがに終盤まで殺せないよー」とかいう話になったのであろうか。
夫曰く「近年で一番のがっかり」すぎて、逆にびっくりだそうです。

インシテミル 7日間のデス・ゲーム [DVD]
クリエーター情報なし
ワーナー・ホーム・ビデオ


よく考えてみると、「BONES」を一気に観たあとだけに、
自分まで冷徹な合理主義者になったような感じで下の二作品を観てしまい、
矛盾や非合理に対して、つっこみを容赦なく入れまくりだったような気がします…。
これは…作品を観る順序も問題だったのかもしれない。