本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

足柄サービスエリアに寄りました

2015年10月15日 | お出かけの記録

ホールの立像。
各店舗もエヴァ押しをねじ込んでいて健闘の色が見えた。
みんなアニメ大好きニッポンって感じだなあ。


先日、わたしのほうの実家にも里帰りしました。

(今回猫らはペットホテルでお留守番)
夫の運転なので、わたしは助手席に乗っているだけなのですが、
やはりいわき⇔滋賀間は遠かった。
豊田辺りで一度迷ったし、首都高は複雑で面倒くさかった。
ナビが古いので行きは試行錯誤でした。


そして帰り。食事休憩で偶然立ち寄った足柄サービスエリアだったのですが、
近寄ったらエヴァとコラボしていてびっくりした。
そうか、第3新東京市か。NERVか。
最初は早く帰らなきゃいけないから…と思ったけど、
やっぱり購買部行きたいし、スタンプラリーもしたいし…と、
せっかくだから見て歩くことになりました。
(本当はエヴァ好きなのは夫で、しかもTV版のほう限定なのですが)

広場にもエヴァ。


これがエヴァカラープリウス初号機Ver.か。すごい。


購買部では夫がグッズの買い物をして、
喜んでいたみたいなので良かったなあ、と思いました。
そういえば購買部のレジ前に小学生ぐらいの女の子が並んでいて、
自分のお小遣いで3000円以上の買い物をしようとしていたので、
(スタンプラリーでもらえるのはポストカードですが、
一定金額のお買いものをするとさらにポスターがもらえたのです)
末頼もしい子だと思った次第。
君もいつかエヴァだけではなく、次々といろんな沼にはまるであろう…。



それにしても、帰省は大変でした。
高速を降りてからは猫らを引き取りにペットホテルに向かったのですが、
二匹とも余程滞在中トイレを我慢していたらしく、キャリーケースでおもらし!
可哀想だけど、家に着いたらすぐお風呂場直行の猫シャンプーとなりました。

おまけに…ペットホテルでは、預ける際に何か勘違いされたらしくて、
エルのプラスチックのベッドはトイレとして設置されていたとか
(預ける時、スタッフさんにトイレですねと言われたらしいのだが、
待合室でのわやわやした引き渡しだったのでわたしには聞こえてなかったんだ…。
そもそもベッドの形だし、底には穴も開いているし、
以前もベッドとして持参したことがあるし、

猫フードとさくらの毛布を一緒の袋に入れていたし、トイレと思われるなんて想定外だったんだよ。
ていうか、夫は耳にしていたのに何故止めてくれないんだ。
あとから滞在中のエルの様子をよくよく聞いたら、
ケージ内に
ホテルのトイレ入れられていたので、用を足すのはそことトイレ外にして、
普段はトイレ砂を入れられた持参のベットの中でじっとしていたらしい。
エルにしてみれば謎の環境だったろう


それから、猫フードを一日分ずつ小分けにして、ストックバッグに入れて、
何日から何日分と予備の分、と明記しておいたのに、全然関係なく追加されていたみたいで、
一日分多く与えられており、もう一日分は行方不明だとか…。
あの子たち、 体 重 制 限 中 なんだけど…。
わざわざ、かかりつけの動物病院付属のペットホテルに預けた意味がなかったのであった。
(そもそも、先生の指示で何ヶ月もカロリー計算してフードの計量してるのよ…)
道理で、帰宅した日の猫らは満腹でごはんねだりをしなかったし、
たくさん大をしたはずです。まあ、お腹を壊さずに済んで良かったのですがね。

スタッフさんにはいつもお世話になって申し訳ないし、
ホテル代を払うからって要求し過ぎる訳にはいかないし、
おそらくさくらは逆上しまくってご迷惑をかけたのだろうけど、
そんなわけでため息が出ちゃいます。

どうしても余所に預けると、うまくいかないこともあって、
夫婦二人の旅行は難しいところです。
よその家で猫の世話をしたり、周りに気を使ったりしないで済むのは楽なんだけどなぁ。


京都御苑の桜

2015年04月10日 | お出かけの記録

先週末は夫と京都の花見に行きました。
前後に雨が降ったけど、この日はよく晴れていましたよ。

4月4日土曜日。
夫の休みに合わせて、京都の桜を観に行く予定でした。
(以前から約束していたけれど、その頃には雨で花が散ってしまうのではないかと危惧し、
慌てて一人で桜の写真を撮りに行った、先日のわたし…。抜け駆けである)
夫が好きな枝垂れ桜を観ようということでしたが、
京都御所が春季一般公開で見学できる時期だという情報をいただき、
では京都御所に行こう、と話がまとまったのです。
(わたしたちは今まで観光に来ても、京都御所を見学したことがない。
通常の場合、事前に参観申し込みが必要だから)

京都御苑に入りましたら、枝垂れ桜が色鮮やかに咲き誇っておりました。

綺麗ね。とっても綺麗ね。

勿論花見客でいっぱいでしたけど、場所が場所だけに節度のない振る舞いをするような輩もなく、
ゆっくりのどかに時間が流れていきました。

楽しそうな子供もお父さんお母さんも、絵を描くおじさんも携帯で写真を撮るおばさんも、
みんな上を見上げて、うっとり。

しかしわたしが撮ると、春を極めたその美しさが充分に表せないのである。

枝垂れ桜が…なんだか魔女の森を思わせる暗さ…。「置いてけー」とか言いそう。

あとで家に帰って自分の写真を眺め、うっすら欠点を自覚しましたよ…。

・構図が適当
(撮影が上手い人は、辛抱強くいい位置を探して、そこから動かない。
しかしわたしは、花見客を避けながら撮影することに疲れて、無思慮にもババッと撮ってしまう)

・光の向きを考えない
(撮影が上手い人は、カメラの機能を熟知して、場合に応じた対処をしながら撮るものである。
しかしわたしは、報道カメラマンじゃないんだから後で修正すればいいか、と割り切りすぎて、
曇りだろうが逆光だろうがオート機能任せで撮ってしまう。そして修正しても微妙な写真が残る)

・待たない
(撮影が上手い人は、被写体の周りにカメラマンが沢山いてアイドル撮影会状態になっていても、
人が去って自分が撮影したいと思える景色になるまで、じーっと一ヶ所で待ち続ける。
しかしわたしは、『あっ、見切れた。また誰かフレーム内に入ってきた。ピント狂った。
こんなもんだよね…もういいかな…』と、すぐ諦めてしまう)

全体的に勉強不足で慎重さが足りなくて根気が欠けているのである。反省…。

さて、夫が感心していたのが、こちらの光景。

斜めに流れるように、まるで日本画の世界のように枝が伸びる、自然の妙。さながら、桜の瀧か。
儚く散る前にこのままの姿を留めておきたくて、人は写真を撮るのだろうなあ。

この桜も、今考えればもっと別の角度から撮るような工夫をしたほうが良かったかも…。

観た時はすごく綺麗!と思ったのに、なかなかその印象が表現できない…。

行き当たりばったりに桜を撮り続けただけで、気力を使い果たしたわたしは、
その後の京都御所の写真は夫に任せることにして、ほいっとカメラを押し付けたのでした。
そうしたら、御苑の桜は60枚くらいしか撮っていないのに(疏水関連でも110枚超くらい)、
御所で夫が撮った写真は260枚以上だった。
いや、数があればいいってものじゃないとは思うけど…。
彼は一ヶ所一ヶ所漏れなく念入りに撮り続けたらしく。
集中力で負けた。


蹴上インクラインの桜

2015年04月09日 | お出かけの記録

さすが京都という、花見客の多さ。
桜の下には一眼レフのカメラマンや、外国人観光客、アルバム撮影の花嫁など。
花嫁といえば、写真のプロはこの人混みの中、
どうやって素敵な写真を撮るのか、ものすごく興味があった…。


さて、なんとなく行ってみた蹴上インクラインでしたが。

こちらも花ざかりで、時を忘れて眺めてしまいました。

道なりに歩いていくと、こちらに出るのです。

水の写真を沢山撮って、引き返すことにする。

台車に載せられた船がこのレールで移動したそうです。

またゆっくり来たい場所が増えた。

帰り際に撮った「ねじりまんぽ」。

人が通らない一瞬に撮影するため、この時カメラを構えて待っていた三人のうちのひとりであった。
この写真、我ながら微妙であるが、行きと帰りに挑戦したのにも関わらず、
トンネル内無人がこれ一枚しか撮れなかったのである…。うむむ…。

岡崎の疏水沿いの桜も連なって、曇り空の中でも眩く綺麗でした。

ぼっち花見でしたが、行ってよかった!
あとで夫がiPhone5cで撮影した近所の桜の写真を見せてもらったら、
わたしが京都まで足を伸ばして、数時間かけてミラーレス一眼で撮ったのより構図が良くて、
ちょっと複雑な気分になりましたが…。


琵琶湖疏水の桜

2015年04月08日 | お出かけの記録

咲き誇る満開の桜が見たくて遠出しましたよ。


前回より、またしばらくブログ更新が滞ってしまいました。
その間、体重は自分史上最高に増えてしまい(ギックリ腰の時も食欲を抑えられなかったから)、
ニベア美容法を試験的に始め(夜だけ化粧水のあとにニベアを顔に塗るというやつ)、
中古マンガを大人買いして続々消化しておりました。

それから、珍しくもクラシック音楽を聴いたりしています。
元々どんなジャンルの音楽も日常的に流すほうではなく、
どちらかといえば読書に集中しすぎて何も聞こえない状態が多いのですが、
「のだめカンタービレ」のマイブームが再来してから、何故か聴きたい曲に巡り合うことが多く、
いい機会だから気軽に聴いてみよう、と思ったのでした。

初心者なので、なるべくお金をかけずに…と思っているのですが、
いい時代になったもので、iPhoneの無料アプリで名曲の一部が楽しめたりするし、
コレは好みだ…と思った曲はさらにYouTubeで聴いています。
NHKの「プレミアムシアター」「クラシック倶楽部」「クラシック音楽館」は要チェック。
(夫はクラシックに興味がなく好きなDVDを流し見するので、録画視聴しているのです。
特に『クラシック音楽館』放送時は感想ツイートを覗いたりして、観たい気持ちを堪えている)
図書館のCD貸し出しもありがたいです。何せ、しばらくぶりにCDショップに入って、
何この少なさ!ほんまにデジタル販売に移行されてるんだなあ…とびっくりしたもので。
パソコンで聴かないしiPod持ってないし、iPhoneに至っては容量食い過ぎてるしで、
配信型はなかなか手が出せないんだよなあ。時代おくれには困る世の中。


まあ、近況はそんな感じですが。それは置いといて、本題はこれから。
翌日には花散らしの雨が降るから、花見をするなら今日!という天気予報があり、
発作的に桜を見に、ひとりで大津の琵琶湖疏水まで出かけたのが、先日の午後。

京阪三井寺駅を降りて、少し歩くと川沿いは花景色だった。

歩行人の流れが目的地までの道筋を教えてくれる。平日だけど道路は車で渋滞。

第1トンネル東口。

両岸の桜並木が美しい!

柵が桜模様なんですね。

凝ってるなあ。

扁額も撮ってきた。伊藤博文による「氣象萬千」。

で、この時点でふと思いついたのです。
これから蹴上インクラインに行っても、夜までには家に帰れるんじゃないか?と。
せっかくだから、もう一ヶ所くらい水の路を辿ってみたい。
さっそくルート検索して、再び電車に乗ったのです。


鳥獣戯画を観に行きました。

2014年10月29日 | お出かけの記録

毎度お馴染みの京都タワー。iPhone6で撮影。

先日、一度行列の長さに断念した「国宝 鳥獣戯画と高山寺」展を観に、
再び京都国立博物館へ足を運びました。
今回は夫がたまたま有休を取っていたけれど、平日午後。
どこまで待つかなと思ったら、入館までに20分、目玉の展示室で30分待ちとの表示。
すごいねー。みんな鳥獣戯画好きだよねー。

しばらく外で待った後、ロビーへ。

(これが記念撮影可だったので喜々として撮る)

わたしには素養がないので、きちんとした感想は書けません。
非常にうっすらした印象のみ記します。
まず、高山寺にまつわる文化財が豊富に展示されていました。
書や仏教美術に関心がある人にとっては嬉しいことでしょう。
わたしとしては「国宝 明恵上人像」で小鳥や栗鼠にも慕われるお姿など、
明恵上人のお人柄がうかがえる展示物が興味深かったです。
しかし…他の来館者の方の言葉が耳に入って、つい頷いてしまいました。
「集中力が鳥獣戯画まで持たない…」
前段階で真面目な文化財を沢山、真剣に拝見し続けるものですからねえ…。

お目当ての鳥獣戯画のほうは、甲巻がやはり一番好きでした。
が、展示室が押すな押すなの大行列。
ようやく見られる番が来ても、立ち止まらずに進み続けなければいけないんだ。
(巻き物近くの解説パネルは要注意な!うっかり読みふけると本物を流し見するはめになる)

鋭い観察眼がある訳ではないので、うさぎが超可愛かったとしか言いようがない。
賭弓をしているところに遅刻してきた子がいて、「すまんすまん!」的なのを、
めっちゃにこにこしながら「おう、早く来いよ!」と、オイデオイデしている子が特に良かった。
あと、うさぎが鹿を引いてたり、乗ってたりするのも、よく考えると微笑ましいよね。
ひっくり返る蛙(…?そういうギャグなのか?)も、見ようによっては殺人事件の被害者的。
猿が逃走して「あいつが犯人だー!」と、うさぎや蛙に追われているのも面白い。

博物館の庭にはパネルをめぐるスタンプラリーがありました。

この猫、可愛いー!と夫。やっぱり猫ですか。
(絵巻だと、近くに鼠がいて、うさぎの後ろに隠れてるのが可笑しい)

ミュージアムショップでは興奮して、どうしよう?これもあれも欲しい!と迷いました。

上左:夫が購入した竹筆ペン(もう1種類も買っていた)と、手ぬぐい。
上右:ハンカチと、図録についていた豆本。
下:来年のカレンダー。

ミュージアムショップと展示会場出口の売り場では置いてあるものが違うんだ…。
コレここでしか買えないかも…!!と焦るわな。
(あとで調べたら便利堂で買えるのもあった…)
予算の都合で諦めたけれど、
Tシャツやトランプや名刺やブックカバーや千代紙入り豆箱なども欲しかったー。

展示を観たあとは、またお寿司屋さんに連れて行ってもらいました。
1か月に二回のお寿司だなんて…旦那様、ありがとう…。
(ここだけの話、鳥獣戯画展の混雑で改めて出直すことになって得しちゃったなあ)
夫は鳥獣戯画が好きでも、個人的には並んでまで観たい訳でなく、
わたしへの家族サービスだったそうです。
お付き合い頂いて、どうもすみません。


2014年7月北海道旅行 7

2014年09月13日 | お出かけの記録

ここに来たぞ!と、あとで納得するための写真であるな。


〇 4日目 →札幌エスタ→札幌ドーム前通過→羊が丘展望台→さっぽろテレビ塔前通過


朝食はJRタワーホテル日航札幌のバイキング。
またしても料理をとりすぎて満腹になる。
ふー、人が作ってくれる料理は贅沢でいいなあ(主婦的感想)。

その後は知人に差し上げるお土産を探しに、朝一で札幌エスタに。
早く行き過ぎて開店時間まで待つことになりましたが。
B1FでISHIYA SHOPと千秋庵を回る。

この日は北海道を発つ日で、寝台特急のチケットを駅窓口でもらわないといけないし、
レンタカーも返却する時間が来るから、もう札幌観光は無理かなあ、と。
新婚旅行の時に色々見て回ったし、今回はまあいいかーと、
わたしのほうは思っていたのですが、夫は諦めていなかった。
せめて一か所でも行きたい!ということで、さっぽろ羊が丘展望台に向かう。

複雑な一方通行があったりしてよそ者には運転しにくそうな
札幌中心部をじりじり抜け、一路目的地へ。

はい、到着!時間、押せ押せですよ。

クラーク博士像の写真をさっそく撮る。

施設をじっくり見たり、その辺をのんびり散策したりすることもなく、
カメラ構えて目的の記念写真を撮るばかりの、極めて日本人的な観光。

行きがけに通りすぎた札幌ドームが、羊が丘からも見えました。

(これで札幌ドーム観光もクリアした感のある夫。それ、ちょっと違うんじゃないか)

羊が丘というから、わたしはなんとなく、羊がもっと近くでうろうろしているのかと思っていたよ。
そうか…ふれあい牧場じゃないんだな。

昼食代わりに売店の鹿まんとラムまんを食べる。美味しかった。
持ち時間に余裕があればジンギスカンを食べたいところでしたが、やむをえない。
今回の旅行のメインであるトワイライト・エクスプレスに乗り遅れるわけにはいかんのです。
さあ、出発だ。

駅に戻る途中、さっぽろテレビ塔付近を通過しました。

信号待ちの間、助手席の窓から写真を撮る(降りてすらいない)。


レンタカーを返して、駅のホームに並ぶまで、急げ急げ!
個人旅行だし、一か所ずつ時間をとって優雅に行動する予定だったのですが、
気がつくと、あれもこれも欲張りに見るために移動することが多く、
寝不足で疲労が積み重なる、詰め込み型の弾丸ツアーになっていた。
楽しかったけど、何故だ。



前回→ ☆1 ☆2 ☆3 ☆4 ☆5 ☆6

続く


2014年7月北海道旅行 6

2014年09月09日 | お出かけの記録

展望台から見た札幌。フラッシュ焚けないからブレ気味です。
我々のカメラで撮影するのではこれが限界でした。
肉眼ではもっと綺麗なんですよ!
(あと、ガラスが反射して展望台内のほうが映り込んでいるから、
ぼかし入れましたが、怪しい光が浮かんでいる写真ではないです、はい)


〇 3日目 →JRタワー展望台→くし路→JRタワーホテル日航札幌に宿泊


くたびれ果てて、ようやく札幌のホテルに到着。
長時間の移動で二人とも、もう寝てしまいたい気分になっているが、
旅先にありがちの「せっかく来たのに勿体ない」思考で部屋を出る。

夜景は一度おさえておこう、という訳でJRタワー展望台に行きました。
といっても、宿泊ホテルの上階なのでさほど移動距離はなし。
同じ階の札幌スタイルショップが閉まっていたから、時刻は20時すぎ。

ぐるり360℃、美しい札幌の夜景が見られました。

カフェがあったので、疲れてなかったら眺望を楽しみつつ一杯飲みたい気分だった。

ライトアップされたさっぽろテレビ塔の写真は撮るのが難しかったです。

実際には時刻表示も見えたのですが、携帯のカメラでは写せませんでしたね。

あの時、展望台には写真屋さんがいて、無料で小さな写真を撮影してくれ、
気に入ればそれを引き延ばしたものを買うことができました。
わたしたちも撮影してもらいましたが、やっぱり有料版もいただくことになりましたよ。
夜景の映りがいいうえに人物もきちっと写されているのを見ちゃうと、
記念に大サイズも欲しいと思っちゃうよね。
うまい商売考えたよ。

晩御飯はホテルの従業員の方に教えてもらった、くし路に行きました。
残念ながら、たまたま店じまいが早い日で品切れが多かったのですが、
刺身のほか、しまえびや鮭のはらすやたこ炭火焼、
カニサラダなどがとても美味しかったです。
夫は日本酒の北斗随想がいたくお気に召した様子。
ああ、わたしたちが若くて体力が溢れていれば、当然二軒目に行ったものを…。

疲労のピークでJRタワーホテル日航札幌に戻る。
都会的なインテリアだけど居心地の良い客室で、窓から市内を眺めることができました。
ラビスタ函館ベイでも思ったけど、一泊だけなんて惜しい気がする。
この部屋なら何泊滞在したっていい!(←願望)

早朝にひとり、ふと目覚めたという夫。
あとで窓越しに撮ったというこんな写真を見せてくれました。

夫「ねーねーこれ、アリバイ証拠写真になるんじゃない?
撮ったのは朝の5時だけど夕方5時に札幌にいたってことにしてさ!」

ま、外の明るさ的に午前か午後か分からなそうだけどね。
しかし、そんな嬉しそうに古典的トリックで盛り上がるなんて…。
あたしと同じ病気だこの人、と思ったね。

前回→ ☆1 ☆2 ☆3 ☆4 ☆5

続く


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ところで少しずつ観始めた「ザ・メンタリスト」第3シーズンのことですが。
(ネタバレの話になりますので、以下はご注意ください!)







電波系クリスティーナがレッド・ジョンせんせいに指導を入れられ、
ますます不思議ちゃんになって戻ってきましたね。
身の程知らずな言動でフラグ立てまくりだった彼女。
ジェーンさんの前例に学ばないのは、普通だったらおかしいことですね。
でも「ザ・メンタリスト」だから!ご都合主義上等なの!

それにしても、過去のミスを隠蔽するために配下を使役したあと口封じしたり、
模倣犯を殺す一方でジェーンの耳元で詩の一節を囁いたり、
絡むのがめんどくさそうなクリスティーナを拉致したうえ頑張って洗脳したり、
レッド・ジョンせんせい大活躍やなあ…。
犯行を重ねつつも、自分への捜査の進み具合を探って、
ジェーンを適宜挑発する一方、信奉者を増やし維持し続けている訳ですよね。
きっと24時間稼働してるね…。すごい元気。

というか、ジェーンはレッド・ジョンがらみだと異様に弱くなるけど、
赤い人はこれだけよく行動するし無能な手下が多いし、
他のドラマなら1シーズンで解決するのではという疑いも湧いてくる(失礼)。
まあまあ、シリーズの契約が更新し続ける以上、
簡単に解決したらまずいという大人の事情があるのですもの。
そこは仕方がないと思いましょう。

だがこれほど伏線バラまいといて…全部拾えるのかなあ。
回を重ねるごとに解決編のハードルが高くなってる気がするんだけど…。
犯人サイコパスだから別にメッセージやマークに意味は無いとかいう今時ありがちな話になったら、
いくらセクシーなジェーンさんのスーツ姿に萌える目的で観ているとはいえ、
心の中でちゃぶ台ひっくり返しますからね。ええ。
(関係ないけどジェーンさんって、目元と体型と髪型が片岡愛之助に少し似てない?)


2014年7月北海道旅行 5

2014年09月08日 | お出かけの記録

四季彩の丘の写真。夏の北海道は花ざかりで目に楽しい。


そういえば北海道旅行の記事の続きをすっかり忘れていました。
日常に戻って暮らすうちに思い出が溶けていく…。
いかん…最近では衰えていく記憶力と代わって過去記事が頼りなのに。
という訳で自分のためにぼちぼち記録を書きます。


〇 3日目 →四季彩の丘→富良野通過


実は旭山動物園で、夫の眼鏡が崩壊の危機に。ねじが取れてレンズが外れた!
幸いねじは無くさず、時間がかかったけど爪で締め直すことができたので良かった。
しかし、レンタカーの運転は夫しかできないので、ちょっと慌てる。
今度旅行する時は代えの眼鏡を持参すべきという教訓に。

こうしたトラブルもあったので、そろそろ移動しようかという気分になって、園内の観光案内所に相談。
美瑛を通ってラベンダー畑を見て、宿泊地札幌に行きたいと希望を述べると、
案内所のおじさんに、この道で最寄の高速入口まで行けば「近い」と、
ナビにはないルートを教えてもらう。


それが…思いもよらぬ長い旅の始まりだった…。


四季彩の丘までの行程は順調でルンルンだったのですがね。


花々が鮮やかなボーダーの絨毯みたい!

念願のラベンダー畑鑑賞。

もっと強い香りなのかと思いきや、顔を近づけないと分からなかった。
当たり前の話だが、人工だから芳香剤の匂いはきついのだなと実感。

パッチワークのような見事な景色。

また機会があったら、美瑛で一日自然を楽しむコースもいいなあ、と思いました。
(観光客がわんさかおられるので、下部分がモザイクだらけ。すみません)

昼食を食べていなかったので、夕方近くだったけど2階のレストランに入りました。
夫は鹿丼。わたしは北海道旅行経験者から勧められていたスープカレーを注文。
焼野菜ごろごろのスープカレーは、さっぱりした辛みで美味しかった!
それから己に課したソフトクリーム宿題をクリアするために、
売店のラベンダーソフトクリームを食べました。
うーん…匂いは際立ってるけど普通の美味しさかな…。
(メロンソフトはさすがに旅のノリでも食べきれないと思われたのでやめました。
注文していた猛者を見かけた。若者は元気だ)

さて出発。やがて、中富良野通過。

通りすがりの山の中腹に「なかふらの」の花文字。なんだか得した気分。
(ここはもしかして、中富良野町営ラベンダー園?)
富良野はいつか改めて観光しにきたい…。


その後は山道をうねうねうねうね。
あれ…どこに向かってるのわたしたち…?
どんどん地元の人しか知らない奥深い場所に入っていくような…。

高速に向かっているように見えない道なのに、日はどんどん暮れていく。
ナビの提案するルートに戻したくても、一度停車しなくては設定できない仕様。
だけど後続の車が来るからとりあえず進むしかないし。
観光案内所のおじさんが適当なことを言ったんじゃないかと徐々に不信感が芽生える夫。
北海道の自然を満喫するどころか、町からの離れ具合に不安になる妻。
これは菱沼さん(『動物のお医者さん』)または良牙(『らんま1/2』)状態になってしまうのか。
相変わらずカーラジオの電波が入らないから、賑やかしにiPadでYouTubeの音楽を聴いたけど、
それも次第に充電が切れてくるし…。

あれですね。推理小説ならそのまま人里離れた山荘に辿りつき、
主人に頼んで一晩宿を借りることになり、滞在客と共に晩餐の席に着いたら、
離れの方で悲鳴があがって…この中の誰かが犯人、みたいな展開になりそうですよね。
名探偵登場キタ━━(☆∀☆)━━!!! …なんてな。
(ホラー展開もうっかり思い浮かべたけど、怖いので想像をねじ伏せた。
絶対車は止めないで!湖の近くから離れて!ヒッチハイカ―がいたとしても乗せてはだめ!)

まあ、標識の地名を見ていたので、いずれはどこかに着くとは思いましたが、
一体いつ札幌に着くのか見当がつかず困惑しましたね。
長時間かかって、ようやく新しくできた高速の入口に着いた時には、
二人とも安堵の息をもらしたのでありました。

大変親切な観光案内所のおじさん、一時は疑ってごめんなさい!
結局、メジャーな国道を通るために来た道を引き返すという手間を取ることなく、
マイナーな道を走ってショートカットした形になり、高速料金も節約できたのです。
しかし…わたしたちは悟りました。
北海道人の「近い」は他県民との感覚とは違うのかもしれないと。
札幌に着いたのは、実に夜だよ!(@_@;)



前回→ ☆1 ☆2 ☆3 ☆4

続く


2014年7月北海道旅行 4

2014年07月25日 | お出かけの記録

写真撮影が下手なので、旭山動物園では、夫携帯・妻携帯・デジカメと3台のカメラで枚数を稼ぎ、
その中から構図がましでブレが少ないものを選ぶという方法をとりました。
しかし、その写真アルバムをフォトチャンネルで公開することにしたら、
今度はブログとのリンクが(gooの教える方法では)うまく貼れない…何故?

仕方ないのでここから直で飛べるようにしておきます↓

2014年夏 旭山動物園


サイドからは普通にフォトチャンネル画面に行けます。


〇 3日目 →旭山動物園


2日目の晩御飯と3日目の朝食は、祝いの宿登別グランドホテルのバイキング。
そして、登別から旭川へ出発。

旅の予定を組んでいた当初は、全体の移動距離が長いので旭山動物園までは行けないと思っていました。
しかし、JTBで何度か打ち合わせするうちに、一日で登別→旭川→札幌も可能だという話に。
ついでに美瑛も寄ってみたらというおすすめもあって、じゃあその路線で決行してみようかと。
…実際はハードだったね。久々の強行軍でした。

二人とも疲れが出てきて、眠い眠い。
しかしレンタカーを夫が運転する以上、わたしも助手席でうっかり寝る訳にはいきません。
タブレットやガムを噛んで、眠気覚ましにカーラジオを聴こうと思ったら、電波がとぎれとぎれ。
仕方ないのでiPadでYouTubeに投稿された音楽を聴いていました。
ありがとう、iPad(こちらも頻繁に止まったけど、ラジオほどじゃなかった)。

この日の北海道は予想以上に暑く、旭山動物園の混雑はそこそこ。
ある程度の時間が経過したら次の予定地に向かうため、
とにかく自分たちが好きな動物だけ見に行くことに。
せっかくの行動展示なので全部見られないのは惜しいですが。

〈ぺんぎん館〉 夫が好きなのでじっくり観覧。屋外放飼場のもぐもぐタイムに滑り込むも、
人が多すぎて、背が低いわたしには何も見えず…。
以降はもぐもぐタイムは外して回ることにしました。
(もぐもぐタイムを待つ行列の先の方へ並べた場合、また子供さんは専用台があるので、
動物の様子が見られるのではないかと思います)
水中トンネルでのペンギンの本領発揮ぶりはすごいです。

〈もうじゅう館〉 猫を飼っているので、見る時は猫科を特に重視していたかも。
ライオンもトラもヒョウも、暑くてだらだらしている様子が縮尺が異なる猫という感じ。
真下で観察できるユキヒョウにはテンション上がりました!さくらと腹毛が似てるの
ヒグマは素敵な外見なんだけど、でかいし、バンバン窓を叩くので、ちょっと怖かった。
(子供の頃、映画『リメインズ 美しき勇者たち』を見た記憶があり、
のち三毛別羆事件の記事をwikiで読んだので、ややトラウマ気味…)
「クマのプーさん」まえがきでクリストファー・ロビンが動物園の熊に抱きついたってマジか。
わたしなら、ぜ・・・・・・・ったい、無理。

〈ほっきょくぐま館〉 しかしホッキョクグマは身近な気がしないので(山にいないし)、
ただもう、可愛いー!と盛り上がってしまう。
あの白い体毛の美しさ。のしのし歩きの頼もしさ。がおー!する時の凛々しさ。
シールズアイは一見の価値ありです。

〈あざらし館〉 暑かったので、屋外よりは水槽で泳ぐのが中心だったアザラシ。
撮影しよう観察しようと思っても、泳ぐスピードが速い速い。
来園者お目当ての円柱水槽にはなかなか来てくれませんでした。
「来るぞ来るぞ」という声がどこからともなく上がって、一斉にカメラを構えるものの、
あっという間にずばーっ!と通り過ぎてしまうという状況。
アザラシの姿をとらえることができても、水槽越しにどこかの誰かがばっちり映ってしまうのだった。
まあお互い様なのですが(一応写真にはモザイクかけたり、ぼかしたりしています)。
それにしても動画が撮れるビデオカメラが欲しいと思いましたよ。

〈エゾシカの森〉 金網近くにいたオスのエゾシカが、来園者に角を褒めそやされていました。

〈ホッキョクギツネ舎〉 親が子ギツネたちにお肉を運んで子育てしている様子。
近づいてそっけなく追い払われていたのは、もしやオスだったんでしょうか。

〈レッサーパンダの吊り橋〉 壁に吊るされた布に頭だけ突っ込んで涼をとったり、
ひらひら舞う蝶々を追っかけたり、何かと可愛いレッサーパンダでした。

〈シロフクロウ〉 ティム・バートン映画のキャラクターをなんとなく思い出す…。

〈アフリカタテガミヤマアラシ〉 子供さんが扉を開けて、トンネルで寝ているところを覗いていました。

〈オオカミの森〉 檻が無いところで毅然としたモデル立ちを披露してくれました。

こんなに動物との距離が近いのは長崎バイオパーク以来。
すっかり魅了されて、いつのまにか時間配分を忘れてしまいました。
あー楽しかった。
ちなみに売店では夕張メロンソフトクリームを食べましたが、果汁感があって美味でした。


前回→ ☆1 ☆2 ☆3
続く


2014年7月北海道旅行 3

2014年07月19日 | お出かけの記録

トラピスト修道院前の北海道らしい景色。


〇 2日目 →はこだて明治館→土方歳三函館記念館→トラピスト修道院
  →登別→祝いの宿登別グランドホテルに宿泊


朝はラビスタ函館ベイの海鮮丼をがっつり食べて大満足。
さいこう!ほっかいどう、さいこう!

これ以降は、夫運転によるレンタカー移動。
まずはホテル近くの、はこだて明治館へ。
北海道のお菓子やキャラクターグッズ、テディベアなど、いろんな系統のお土産物がいっぱいです。
わたしは硝子明治館で、お世話になっている方々へアクセサリーを選びました。

次は石川啄木記念館に併設されている土方歳三函館記念館
五稜郭タワーでの夫がとても嬉しそうだったので、
せっかくだから寄ってみることにしたのです。
借金王の展示はガン無視して土方歳三グッズ売り場へ直行。
そこでうちと同様に、旦那さんが土方好きだけど、何を自分土産にしようか迷っている状況、
と思われる夫婦の会話を耳にしまして。
「ここでしか買えないよ」という、奥さんの悪魔の囁き!
わたしも「ここでしか買えない…ここでしか」とそそのかしてみたら、まあすごい効果。
夢中になって買い込んでいたね。
滅多に来れないんだから、後悔のないようにしたら良いですよ。

土方側の展示の方も、昔の刀や銃や仕込み武器が見られて面白かったです。
あんな鉄扇とかで人を殴っているようじゃ、そりゃ鴨さん暗殺されますよと思いました。
あと洋装の写真でも銃ではなく刀を見せる、土方さんの武士の矜持が印象的。
函館戦争時の土方さんの生き様は格好良すぎる。

それから、トラピスト修道院へ。

なぜそこかというと、新婚旅行の時はトラピスチヌ修道院を見たのです。
で、ごく単純に、今度は男性修道院のほうに行ってみようと考えたのですが…甘かった。
ちょっと足を伸ばすつもりが、想像より函館から遠くて、延々ドライブすることに。
なるほど、道理でツアーではトラピスチヌ修道院のほうに行くはずだわと納得。

中には入れませんので、門からじーっと拝見しました。

そのあと、売店でお目当てのソフトクリームをいただきました。
トラピストバターが入っているため、濃厚なのですが舌にまとわりつく感じがありません。
旅行中食べたソフトクリームの中で、結局修道院製のが一番美味しかった。
この味、日本一じゃない?

さて、次の目的地は登別。

温泉、温泉!

祝いの宿登別グランドホテルに泊まりました。

新婚旅行の時と同じ宿。

温泉街でたこカツと生ちちソフトクリームを食べるが、
店員のあまりの商売っ気のなさに、夫ひそかに憤る。
わたしも正直、ホテル内で充分間に合うから今後は外出しなくてもいいかと思いました。
散策した時間帯が悪かったのかなあ…?
温泉街って、「千と千尋」的にいかがわしいくらい元気のいいものと思っていたのですが。

しかし宿の温泉は相変わらず、さいこう!
一日ごとに男女の浴場が入れ替わるので、二回入りました。
滝のある露天風呂がいいです。

部屋は和室で、おぼろげな記憶ながら以前泊まった部屋と似ていました。
記念写真を撮ってくれるサービスが今度もありました。

で、不思議なことなのですが。
今回の旅行は、トワイライトエクスプレス中心に日程を組んだものでした。
特急の予約が取れたから、ではその前に北海道に飛んで観光しようと。
順番に行きたい場所に行くためにその周辺に宿をとる、という形で。

しかし、帰宅してからいただいた写真を新婚旅行の時の写真と並べて見て、びっくり。
なんと十年前の写真と同じ月同じ日に同じ宿に泊ってるよ!!
意図してなかったのに、すごい!わたしたち実は運命?!


…まあ、同じ構図で撮影されたので、
使用前使用後写真的に劣化した自分にも直面した訳ですが。
4~5kg増でアンパンマンみたいに顔がぱんぱん…。
新婚時代は夫も顔がすっきりしていたんだね、ということも再確認しました。
あの頃に比べたら、二人して丸くなっちゃったね…性格も丸くなったけどね…。


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続く→ ☆4