本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

春は近づき…

2016年03月04日 | うちの猫

エルくん、いつものペットヒーターの上で定番決めポーズ。


花粉が飛んで鼻がぐずぐずするのに、まだまだ寒い季節です。
エル坊は朝ごはんを食べると、すたすた日の当たる部屋に移動し、日向ぼっこ。
相変わらず自分の陣地だと思っている様子。
(あのね…止まり木みたいになってるけど、そこは机の上棚なのですよ)

午後は大抵毛布にもぐって、巣篭もりした小動物のように寝ています。


さくらさんはエルのケージが好きみたいで、自主的に入り浸っておりますが。

夜はここでまったりする確率多し。


そういえば、さくらは「あさが来た」のOPで遊ぶようになりました。
(画像は消したけど、本当はアップのあさちゃんが上を向いているの)

雲と波がゆっくり動くのを見て、最後の紙飛行機で画面に飛びつく感じです。
興が乗ると遊びたいって顔して待機姿勢を取り続けるので、
何度も何度も巻き戻し再生を繰り返してやらなければならない。
さくらなりに紙飛行機が捕まえられない理由を考えるらしく、
テレビの横に移動したり、裏側に入ってごそごそしたり。
(中に棲息しているって思うんですかね)


そのうち、ここからなら確実に狩れるかもしれないと、上に乗ってしまうから困る。

ブラウン管じゃないんだからやめてよ~と降ろしても、すぐ乗る。
時々音量ボタンを踏んじゃって、ぎょっとするほど大音量にするのやめてほしい…。
(こっちが慌てて音量を下げ直す間に、さくらは逃げてしまうのだった)


「ぼくはテレビ観ませんよ!」

現実に動いているものにしか興味が無いエルくんである。
お前、リア充って感じだよな…。


猫様を称える日

2016年02月22日 | うちの猫

相変わらず、さくらに近づきたいエル坊。
本当は仲良くなりたいのに、さくらから問答無用で殴られてばかりいるので、
ついつい喧嘩を売ってしまうことを、おかあさんはよく知っています…。
さくらが日向ぼっこで鷹揚な気持ちになった時は、傍にいられるのにね。
(サービスタイムは数分で打ち切られるけど…)


さて、近頃猫写真をupしていませんでしたが、今日は猫の日なので、久々に載せたいと思います。
(フリーの写真加工サイトがころころ仕様変更するので、時々やる気をなくすのである…)
猫様万歳!わたくしめは貴方様たちの忠実な下僕でございます!
その証に、これから猫の日限定キャットフードセールに参戦するつもりであります。
できるだけ買いこんで参りますぞ!


こちら、足をぱっかーと開いたままくつろぐエルさん。

毛づくろいの途中で足を閉じることを忘れたのかもしれない。
エルはメンテナンスをいつも適当に終わらせるから、そこはかとなくオスくさいんだよなあ。
ひっ捕まえてペット用ウェットシートで拭くと、がぶがぶ齧られるから困ります。


さくらさんも満開。もふもふー。

エルが同じ部屋で起きている時は、喜び勇んで飛びつかれるのでできない格好。


「おやつ、さっさとよこしなさいよ!」

ガツガツ。


「…もうごはんの時間?」

冬は毛布に生息中。


収納ケースにおとうさんの服を入れかけたら、あっという間に占領された。

「おとうさんはあたしのものだから、この服もこのケースもあたしのものね!」


黒ひげ危機一髪。

深夜、まだ寝かしつけられたくないと猫マンションに飛び込んで、
頭を出したりひっこめたりしながら、ぼくを捕まえる?起きててもいい?と、
我らの様子をうかがう坊主なのであった。


ラックの上にほいほい登ってしまって、天井に頭が付きそう。

エルは基本運動神経が良いので、ドジをする時は興奮で我を忘れた時くらい。


さくら嬢はとろいので、見ていてハラハラします。
よく机やカウンターなどに飛び移ろうとして、ずっこけるんだよ。
目測を誤るのか、行動につながらないのか。

さくらはプライドが高く、ジャンプなどに失敗すると傷つくので、
ずっこけた時はすぐさま下僕が目的地に抱っこして連れていくと、
わりとごまかされてくれます。


すっかり大人になったうちの猫様たちなのですが、
エル坊はことあるごとにわたしの膝に乗って「気の済むまで撫でろ」と強要、
退屈を持て余すと手や足にガブー!
さくらは昼夜問わず、鳴きながら夫にベタベタするくせに、
わたしのことは横で寝ていても平気で踏むツンデレっぷり。
気が向いた時しか甘えてこないけど、そこがまた可愛い!
猫飼いはみんな「容姿が可愛い子や聡明な子はいっぱいいるけど、
総合点だとうちの子が世界一だよね!」と思っているはず。
ああ、猫様。猫の日おめでとうございます。



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以下「ちかえもん」「あさが来た」「真田丸」についての呟きでネタバレあります。
ご注意ください。



「ちかえもん」が素晴らしすぎて、もうすぐ終わってしまうのが惜しい。
ユーモアに包みつつ、しんみりさせ、また予測をうまいこと外してくる展開。
登場人物が多彩。誰もかれもが光と影の部分を持っていて魅力的なのだけれど、
お初の壮絶な美しさ、表情の繊細さは、もう絶品である。
(ちかえもんのプロの創作者としてのエゴにも唸るし、
するっと人の心に分け入る万吉のピュアなところも好きだし、
お袖さんの諦念を含んだ包容力に惹かれるし、
もう並べたてたらきりがないくらい、みんないいのである)

「あさが来た」は最近、榮三郎とへえさんにムカッときたけど省略。
(彼らもドラマの展開の都合上であのような言動になったのであろう。
あさが落ち込んだり刺されたりするために必要なことだったと思うしかない)
反抗期の千代ちゃんは、家にいた時はいけず極まりなかったが、
女学校で宜ちゃんと仲良くなって俄然可愛くなってきた。
千代自身は、愛情表現が不器用なあさとの関係をまだこじらせているのに、
女の子たちが時折キャッキャッしてるだけで、随分と雰囲気がやわらぐものだなあ。
一方新次郎は、昏睡状態のあさに呼び掛ける時の涙がリアルだった。
近頃玉木くんが役になりきっていて凄すぎる。
当初は波瑠さん玉木くんが美しくて、目の保養ぐらいのつもりで観ていたのに、
2人とも回を重ねるごとにぐいぐい吸い込まれるような演技になっていって、
本当にあさと新次郎というおしどり夫婦がいるみたい…。
観てるだけで幸せになれるから、最後までずっとイチャイチャしていてほしいよ。

「真田丸」は、視聴者の間できりが賛否両論らしいですね。
「素直に好きと伝えられずきついことばかりいってしまう」キャラだと思えば可愛いけど、
「足手まといなのに文句ばかり」と思えばうざい。そういうことなのか。
ツンデレ表現とは難しいものですなあ。
(おじさん武将たちがヒロインより可愛すぎるから、いけないんじゃないか…)
わたしの個人的な感覚からすれば、「真田丸」の女性陣は、
それぞれ持ち味があれど皆、面倒くさいタイプだと思います…。
美しく内心たくましく我が強くてちょっとうざいのが基本なんだ。
決して嫌いではないけれど、濃厚ケーキを幾つも食べて胸焼けする感じ…。
たまにはさっぱりゼリーで箸休めしたいと思ってしまう。
おそらく茶々も周りを振り回す面倒くさい小悪魔タイプに描かれるような気がするので、
(小松殿もさばさば体育会系の面倒くささを持っているような気が…)
信繁の正室はゼリーのようだといいなと淡い期待を寄せております。


おうちに帰ってきたの

2015年10月18日 | うちの猫

ペットホテルではケージ暮らしだったのに、自宅のケージは自分の部屋だと思っているらしく、
自ら入るエルくん。安心するのか。ほろり。


さて、わたしの実家には、父の喜寿祝いもあって帰省したのですが、
久しぶりに友達にも会えて、とても嬉しかったのです。
しかしペットホテルに預けられた猫たちには、大変な数日間だったようで…。
引き取りに行ったら、キャリーケースで二匹ともおもらししたので、
家のお風呂に直行して猫シャンプーした、ということは前記事でも書きましたが、
帰宅後の数日間は我々への甘え方がすごかったです。もうべったべた!
頻繁に鳴いて、もっと撫でて!抱っこして!と訴えてきました。
ごめんね、よほど淋しかったんだね。

しばらく挙動不審な行動をしたが、翌日落ち着いたさくら。


疲れが残っているのか、立ち眠り。


エル坊は日向ぼっこしながら、ソファの上で転がってた。


人間が布団でごろごろしていると、ぼくもー!と、もぐってきたり。


いつものお気に入りの場所で。


それぞれ、リラックス。


おうちはいいね。


まあ、帰宅後一週間で、さくらは今年のワクチンを受けに行くことになったんですがね。
動物病院苦手だけど、夫が付き添っていたので、そこそこ落ち着いていたみたい。
(先生の証言からすると、ペットホテル宿泊中は相当逆上していた様子。
この子は気の小ささから誰かれ構わずキレるタイプだからなあ…)
受診後は「あー苦行終わった」と余裕で家に帰ってきましたよ。


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ところで、今回ブログのヘッダー画面を作り直してみました。
ワイドフォトテンプレートの仕様が変わってから、
どうにかしようと思いつつ棚上げしていたのですが、やっとのことで手を入れる気に。
イラストは「化け猫アイコンメーカー」さんで作成させていただきました。
エルの絵で、写真と若干違う感じの目の色を選んでしまったのがアレですが、
うちの子の目って光によって色が変わったりするので…
ライムグリーンでも嘘ではないんですよ。本当ですよ(・_・;)


往復20時間

2015年09月23日 | うちの猫

窓の外を眺めるエルくん。
彼は鳥には反応しないのですが、電車が走るところはよく見ているので、
鉄の素質があるのではないかと思います。


さて、シルバーウィークに片道10時間(高速使用・休憩時間込)かけて、夫実家に帰省しました…。
もう大変…。眠いし体痛いし、きつかった…。

前回の帰省時には、さくらがストルバイトを発症してしまったので(わたしも胃痛で寝込んだけど)、
今回は鈍感力を駆使して、猫の世話第一に過ごすことにしたのです。
とにかく時間を割いては、スープを飲ませたり、ぬるま湯を用意したりなど水分補給を心がけ、
馴染みのない場所に連れて来られて不安がったり淋しがったりする猫らを可愛がり、
夫の匂いがする服を泊まる部屋に置いて、少しでも安心できる環境が作れるようにつとめました。
おかげで、夫実家に着いた当初は多少トイレ回数が狂ったものの、
なんとか滞在数泊、往復20時間を乗り越えて、二匹とも無事なようです。

あちらの家は、我々夫婦だけ子供ができないのでヨメのわたしにとっては完全アウェイであり、
今まではその中でできるだけいい子にならなくちゃと自分なりに頑張ってきたけど、
前回さくらを病気にしてしまって、本当に苦しくて仕方なかった。
だからもう、子供がいないのに猫ばかり大事にすることで周りからどう思われたとしても、
受け入れるしかないな、と考えることにして、状況が許す限り猫優先の方針で行きました。

今回の感触からすると、往復の旅路で頻繁に水を飲ませることと(飲みたがらないけど、注水器でちょっとずつでも)、
到着初日はできるだけ傍にいて落ち着かせてあげることが大切なような気がしました。
エルはそわそわしていつものフードを食べない時があるけど、
残りはケージに入れておけば、夜中に空腹でむさぼり食ったりするから大丈夫。
あと、世話をしていると、二匹ともケージを飛び出して部屋の奥へ隠れてしまい、
捕まえてケージに戻さないと泊まり部屋を出れないのに猫らに手が届かないという時、
美味しいおやつをちらつかせると、そろりそろりやってきて捕獲できるので、シーバは必需品!


夫実家でのエル坊。

異食癖のため、ケージ中心の生活。甘えたくて、毛布もみもみしました。

さくら嬢。

夫の洗濯もの入れだったビニール袋に入り、匂いを満喫。


さくらはおとうさんさえいればくつろげるのだけど、帰省時の夫はまるで当てにならないので、
(あまり猫の傍にいない、世話を手伝わない、さらにわたしのフォローをしない…)
夫の汗を染み込ませて熟成させた服やタオルをわざわざ持参したのだった。
多分、変態さくらには絶妙な安らぎ効果があったんじゃなかろうか。
そういえば、就寝時にさくらがすごく甘えてきて可愛かった!と夫は言うのだが、
わたしには、夫が寝ている時にけろっとした顔で踏みつけていた姿しか印象にない。
後足で蹴られた衝撃にぐえっと声を漏らして目覚めた夫は、
しかし寝ぼけていて翌朝には一連の出来事の記憶が無かった。幸せな野郎なのだった。


「みんな、おつかれさまー!」

ほんまに、おつかれさんやね。
夫実家滞在中も、車中も、興奮しまくりで長時間起きていた猫たち、
自宅に帰ってきて、睡眠時間を取り戻すがごとく、よくすやすや寝ています。
わたしと夫は喉風邪をもらってきたので、へろへろ。
あとで栄養ドリンク買ってこよう…。三日くらい、ひたすら寝たいよ…。


涼しさ求めて

2015年08月05日 | うちの猫

エルくんに漂う社長感。


初夏の頃、さくらはだらだらとベットに寝ていたのですが…。

今は毎日30度越えでフローリングの床に寝ています。
エアコンをつけるとしばらくは幸せそうなのですが、長時間だと寒くなるらしく、
また一部屋から出られないのが嫌みたいで、すぐ別室に行きたがります。
で、扇風機つけてもモワッとした部屋で「あつー」と寝そべる。
猫なんだから、涼しい場所でじっとしていてくれたらいいのに!


心配なので、今年もペットボトルに水を入れて凍らせ、猫の好きな場所に置いているのですが、
さくらはこれの周りが少し涼しいと、いつのまにか察したらしいです。

結構な頻度で近くにいます。学習したんだね。


エルさんは今年も高所で涼もうという作戦(効果あるのか?)。

ごはんよー!と言ってもケージの上から降りてこない。
一粒ずつ食わせろ、という王様っぷりで、自分で食べなさい!とわたしに怒られている。




話は変わりますが。
近頃夫が面倒くさい思春期男子と頑固なおっさんのブレンドになってきていて、
「あなた様がそれを仰いますか…」と思うような言葉をぽんぽん連投するのです。
小さなイライラが溜まっていくのですが、言われたくない言葉を数え上げていたらきりがなく、
心が殺伐としてくるので、では逆のランキングを作ろうと考えました。
ツイッターで「彼に言われたい言葉ランキング」、よく見るしねえ。



☆わたしが夫に言われたい言葉ランキング


10位 奥さんといる時が一番幸せだよ

9位 奥さんがいなければ俺は生きていけない

8位 奥さんの作ってくれたお弁当が美味しい

7位 お土産買ってきた!

6位 外でご飯、ご馳走するよ

5位 家事は俺がするから、病気の時は寝ていて

4位 このお金で欲しいものを買っておいで

3位 それ手伝うよ

2位 いつもありがとう

1位 ごめんなさい、全て俺が悪かった

ランク外 
ごはん食べてくるから、俺の分は用意しなくていいよ(買い物行く前限定)
奥さんが好きな「○○(小説・マンガ・映画の作品名)」面白いね!


付き合いが20年近くなると、優しさの他に金と謝意と謝罪を求めるのだということが分かった。
うん、我ながらそこそこひどいね!


猫とピアノと夏の日々

2015年07月24日 | うちの猫

夫が出張で泊まりの間に夫の椅子に座るエル坊。
権力の座をこっそり楽しみたかったのかね。
それともわたしの隣に座りたかった?


さて、最近猫写真を投稿していなかったですが、それはいつも用いている
画像加工フリーソフトの仕様がどんどん変化して使いづらくなったからです。
(あと投稿画面でたまに英数字しか入力できないように固定されてしまって、
どう頑張ってもカナに出来ない時がある…なんなの…)


例の電子ピアノを買ってから、物置と化していた一部屋を片付け、猫も出入り可能にしたのですが、
最初は電子ピアノをパソコン机置きにしていて、パソコン椅子を使っていました。
しかし…夫のお下がりであるパソコン机は高さが結構あって、
椅子との段差が大きく、やむを得ず椅子に布を畳んだものを置いて高さを出し、
そうすると床に足が届かないからペダルを木箱に載せたりしてごまかしていました。

結構弾きにくかったけど…。

さくらはその椅子が気に入ってよく座っていた。

「あたしもピアノ弾きたいー」

やめれ。

その後、専用ピアノ台を買って貧乏になりましたが、格段と弾きやすくなりました。
椅子はそのままパソコン椅子なので、ペダルをよく使う曲の場合、
ぎしぎしぎしぎし軋み、なんだか体重に文句言われてるみたいで、や~な感じですけれども。
さくらは布をどけても、よくこの椅子で寝ています。
(特に「おとうさんはもう寝ようって言うけど、あたし寝室に行きたくないわ」という時)

ピアノ練習は、邪道だと自覚しつつ、複数の曲を毎日少しずつ弾く形でやっています。
一曲完璧に弾けるまで他の曲に手を出さない方式だと、飽きてしまうので…。
すべて初級アレンジの「エリーゼのために」「魅惑のワルツ」「故郷の人々」
「カノン」「楽しき農夫」「ハンガリー舞曲第5番」「ラ・カンパネラ」を繰り返し練習中。
ぷりんと楽譜で買った「月のワルツ」「サラバ、愛しき悲しみたちよ」「チャルダッシュ」も、
ミスに懲りず、いつかすらすら弾ける日を夢見てやっています。
「MY WAY」もハ調のやさしいアレンジになっている楽譜を図書館で見つけたので、
年々気難しさを増す夫と渡り合うのに何か疲れた時は練習している(つまりほぼ毎日)。

弾いている時は、夜間と窓を開けている時にはヘッドホン使用なのですが。

エルくんは同じ部屋にやってきて、たいていスチールラック最上段の
段ボール箱の上のキャリーケースに入って寝ている。
猫にしてみても高所だからまさか入らないだろうと思って置いたんだけど、
どう行程を工夫したのか、いつのまにか根城にしていました。
一応それ…さくら用のキャリーなんだけど。
(さくらは以前ペットホテルの帰り道に、このキャリーの中で大小もらしてしまったので、
その記憶があるのか入る気ないみたい…。もうエルの匂い満載だし譲ろうか…)


暑いので近頃はオスの匂いがむんむんするエルくんなのである。

歯みがきをさせる時の定番姿勢。
夫が膝の上に猫を座らせて固定し、わたしが歯ブラシで磨くのですが、
肩揉まれてじっとしてたり、足を広げたりするので、彼はオヤジネコと呼ばれている。


さくらは以前から夫がわたしと仲良くしていると、
自分のほうに注意を引こうと離れた場所から熱視線をくれていたものですが、
最近は「あたしも!あたしも頭撫でて!」と、鳴いて訴えるようになりました。
ものの本に猫は嫉妬しないなんて書いてあったけど、嘘だと思うね!
この間はエルと一緒に放置されたことで拗ねて、
通常なら喜んで舐める歯みがきペーストから顔をそむける始末。
超焼きもちやき。自分が夫の奥さんだと思っているんだろう、きっと。


さくらに仲良くしてもらいたい時は、夫の留守にエアコンをつけた部屋に連れていく。

あー気持ちいいね。
この状態だと、もふもふ触っても怒らないです。
真横に伸びすぎてベッドの3分の2独占されちゃうんだけど。


エルっこ・さくらっこ 4

2015年02月09日 | うちの猫

自撮りカメラで今度はエル抱っこ写真。
エルくんは自分で膝に乗る時には降りないくせに、
わたしのほうから抱き上げると嫌がるので、滅多に撮れないのです。


次の写真は猫あくび好きのわたしが自信を持って公開いたします。
はい、ドーン!

「ねむいいいいいいいーーーー!!」

バンザイ寝。

ストーブの温風が届いて、心地よいらしい。いい場所、占領したね。

キッチンのドアが少し開いていたから、
「入っていい?入ってもいいの?」と聞いてみた。

だめー。

日向ぼっこしているうちに、このポーズ。

オッサンか!中の人はオッサンなのか!

撫でられて、目を細め、少し口を開くさくら。

これは嬉しい顔だけど、一瞬で触られるのが嫌になって
ダークサイドが現れる時もあるから気が抜けない。


夫が午前様だから、待っている間、眠気覚ましに写真を加工してみた…。
ついでにDVD観てる…。
もうね、夫はオタ嫁を持ったことに感謝すべきですよ。
公私ともにあちこち飛び回って、長いこと家を放っておいても、
奥さんは二次元の世界にひたりながら自由にさせてくれるんだから。

それはさておき、人形劇「シャーロックホームズ」の最終回が近付いているのが切なくて、
このところアニメ「名探偵ホームズ」を観直しているのだが、
「わしの殺人は一回も成功したことが無いんだ」というモリアーティ教授になごんでる。
教授は一獲千金の犯罪のロマンに酔いしれるよりも、
あの技術力で新式の玩具を売り出すなどしたほうが儲かるんじゃないか。
そして、犬のホームズ…。アニメでの初恋の人のようなものである。
久々に観るが、やはりわたしの目に狂いは無かった。
他の作品のホームズに比べると随分と健全で、正義の味方で子供たちのヒーロー。
しかし萌えポイント“着の身着のままソファー仮眠”は外さないのだった。


なついてください

2015年02月03日 | うちの猫

エル坊のウィンク(^_-)-☆
猫バカかあさん、めろめろよ~!


先週は弔事があり、急遽車で地元に帰った夫。
わたしが残って猫らの面倒を見ていたのですが、
大好きなおとうさんが数日間留守にしていたので、さくらは淋しそうにしていました。

トイレにおとうさんが隠れていると思うのか、一生懸命こじ開けようとしたり。
落ち着かないのか猫座りしたまま、しばらくくつろがなかったり。
帰ってくるまで寝ないで待ってる!とでも言いたげに、
夜中に駆けまわって手に負えなかったり。

淋しいならわたしに甘えればいいじゃないかと思うのですが、
ドライな一定距離を保つさくら。寒いのに布団にも潜ってこなかった…。
もう…お前はおとうさんに依存しすぎ!
日頃世話してるのはわたしなんだから、少しはなついてよ!

悔しいので抱き上げて、仲良さそうに偽装した。

iPhone6の幅で片手持ち自撮りはちょっと難しい。

スリングで抱っこも。

「えっ。な、なによ…?」「きょとん」「いやいや~!」となるので、
「きょとん」の時までに素早く撮影したほうがいい。

ちなみにエルくんは、毛布の中やストーブ前で寝てばかりいました。

二匹とも特別甘えてこないということは、そんなに不安がらずに済んだということかな。
それなら仕方ないけど…。

一途なさくら嬢、夫が帰ってきたらさぞや大騒ぎするだろうと思ったら、
その瞬間は存外あっさりしていたのです。
もしや忘れかけてたのかな、と思っていたら、朝方布団にもぐってきて、
おとうさんの手にはみはみして、おとうさん側にべったり寄り添って甘え倒していました。
一応隣に寝ていて、撫でても見向きもされなかったわたしの存在は一体…。
あんまり夫とさくらがベタベタしているので、やきもち焼いちゃったわよ。

留守中足りなかったおとうさんの抱擁を、一気に取り戻すつもり。

あのー。ほっぺに寝癖ついてますよ…。


ところで、今日は節分。豆まきしないで黒豆を食う。

もそもそと38個も食べるのは苦行でしかない。


さて本の方は、少しずつ薄田泣菫の「茶話」(キンドル版)を読んでいます。
古今東西の著名人を肴にした皮肉で小粋な噂話といった趣の随筆なのですが、
このコラム、当時の読者人気を察するとともに、
俎上に載せられた人々の怒りも買ったであろうことは想像に難くない。
まあ、ちょい辛口のユーモアなのです。
大正から昭和にかけてのことなので、女性蔑視や人種・職業等の差別もあるのですが、
実業家も政治家も芸術家も上流婦人も、実名で等しくおちょくっている点では公平かもしれない。

王義之やリンカーンやマーク・トウェインの逸話がまことしやかに語られていたり、
島村抱月と松井須磨子の話や、岩野抱鳴と清子の離婚がらみの話や、
上田敏が京都にいた頃の話、鳩山一郎のお母さんが息子の選挙のために動いたり、
広岡浅子が外国贔屓一辺倒だったり…。
近代史に詳しくなくても大正時代の人物伝を読んだことがあると、
うっすら覚えのある人が登場してきたりします。
(シリアスな偉人のはずが、小話にされてディスられてるのよw)
まるで見て来たかのような、豊かで鋭い文章表現も魅力。


紙の本ではこちらも持っていますが、抄本なので。

茶話 (岩波文庫)
クリエーター情報なし
岩波書店

全体的に大人しめに編集されている気がする。


エビとの戦い

2015年01月28日 | うちの猫

あったかグッズ二個使い。


久々にけりぐるみを引っ張り出してみたら、これよ。

エビにくらいつく獰猛な顔。

持ち運びして独占しようと思っても、そこでは丸わかりですよ。

君は昔、端っこを食べちゃったことがあるからね。監視の目は緩めませんよ。

次はさくらちゃんの番。

前足でぐっとおさえこみ、ガブガブガブ!

気の済むまで噛んだら放置。

野生児から文明の子に戻るのが早いね。


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もしも、通常では使いきれないほどの財産を持つ大富豪になったらどうするか、
という、他愛ない話をしたのです。
「10億円あったら」「宝くじに当たったら」というものではなく、
通常では使い切れない、というところがポイント。
親類縁者が急に増えても大丈夫。周りに分け与えても、まだまだ余裕あるレベルだったら?
という、おとぎ話のような非現実的な設定です。

夫「ローン返して会社やめて、利息だけで暮らす。ボウリングしたい放題する」
お金で買えるものがすべて手に入れられるようになったら、
買えないもの(ボウリングの腕とか)を追い求めるようになるだろう、とのこと。
わたし「ボウリング場、買っちゃえよ」
夫「ボウリング場経営は難しいけど、自宅に2レーンくらい作っちゃうかもしれない」

わたし「出版社買う。お金が無尽蔵にあるなら赤字でも平気。
むしろ税金対策で攻めの経営をして、絶版本も権利を手に入れ、好きな本をどんどん出す。
猫の保護施設に出資。豪邸も各地に何軒か建てる。しかし自分の家で飼う猫は5匹まで。
お手伝いさんまかせで自分で世話しないと懐かないから、それぐらいが限界。
家の地下にはボウリングのレーンとシェルター作る。一階には書斎」

次々妄想が止まらないわたしは、きっと欲が深いのでしょう。
まあ、でもこういう質問の答えって、性格出ますわね。
現実にそんな大富豪になったら、
財産の維持と配分だけで忙しく、虚しい一生を費やすのかもしれないけど…。


素直になれなくて

2015年01月27日 | うちの猫

澄んだ瞳のエル少年。

甘えたい時は「うにー…うにー…」と、か細く高い声で鳴くエルくん。
また膝に乗って、ゴロゴロと甘えまくっていました。

イチャイチャベタベタしていたら、少し離れた所からニャーという声。

さくらでした。
昼間のわたしには、ごはんをねだる時しか用が無いのだろうと思っていたのに、
エルとわたしを見ていて、なんとなくさみしくなっちゃったのかもしれない。
お姉ちゃんだもの、甘えるのを我慢する時もあるんだろうね。

わたしだって、もっとさくらを可愛がりたいのよ。
エルとの距離感と同じにすると嫌がられるから、なるべくドライに接しているだけで。

そこで、さくらが我慢できる限度まで撫でた後、指を動かして注意を引いてみたら…。

パシッ!された。

このツンデレっぷり。

そののち、エルと夫を先に寝かせて、さくらと一対一で遊んだら大変喜ばれました。
夜わたしが寝ぼけていると、またお布団に潜って甘えるようになったし…。
自分を一番に気にかけてほしい思いと、しつこいのはイヤという気持ちが混在するものだから、
エルみたいに素直に要求できないのです、さくらは。
その不器用さが可哀想で、愛しいのですが。


夫は、さくらがこの絵本の猫みたいだと言います。

ねえだっこして
クリエーター情報なし
金の星社

下に兄弟ができると、やたらと手がかかって、
どうしても上の子には我慢させてしまいがちで、申し訳ないです…。
(まあ、さくらの場合、夫にはめちゃめちゃアピールしてベタベタしてもらうので、
そこでバランスをとってくれよ、と思いますが。
最近夫が忙しいから、わたしの愛情をもっと欲しいのかもしれないなあ)



関係ないけど、鼻セレブ的なアップの写真を撮ったので…。

我が家のイケメン。

我が家の美女。

キリッ。


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以下、ちょっとドラマの話です。
ネタバレ注意!






最近「空飛ぶ広報室」を観て、こういうお仕事ものはやはり面白いなあ、と思いました。
新しい職場にまだ居場所が見つからない未熟な二人が、めきめき成長していくのがいい。
恋愛も差し挟まれるけど、仕事がおろそかにならないところもいいです。
夫の目から見ると、稲ぴょんのほうが男前で、空井二尉はちょっと情けないそうですが。
空井さんのそこが可愛いんだよねえ…。
自分ひとりの思い込みで、相手と話す前に結論出して終わろうとするところは、
恋愛下手の表れかと。
そういうタイプは、決断力のあるしっかりした性格の女性に引っ張ってもらうのが一番ですよ。



「鍵のかかった部屋SP」は、密室三つの謎解き。
相変わらず、榎本と芹沢と青砥のかけあいが楽しいです。
住宅模型も出てきて満足。



人形劇「シャーロックホームズ」の「青いシロクマの冒険」は、
ワトソンの株がまた上昇する展開でしたね。
下ぶくれと言われ続けてきたけれど、男として格好良すぎるよ、このワトソンは。
誠実で思いやりがある紳士で、相手が女番長であると知っても、態度が揺るがなかった。
ホームズが友達だからこそ、守りもするし、叱りもする。
「バスカーヴィル」で、メアリのストーカーにまで認められた人間性の持ち主ですものね。
心が優しいだけではなく、まっすぐで強い。
人の気持ちを理解して受け止めることができるから、自然に懐に入っていけるのでしょう。

一方のホームズは、推理力は抜群でも人の心の機微が分からず、
大詰めでは小学生男子並みのデリカシーの無さでした。
モリーの恋心を衆目の前で指摘した、BBC版のシャーロックを思い出してしまいました。
事実をつなぎ合わせることができるけれど、本当に人間が分からないのでしょうね。
悪意はない。ただ強敵の前で、推理したことを突き付けてみただけ。
ワトソンに怒られたら、「今のタイミングで自分はするべきでないことをした」ことを自覚し、
多少反省もするのでしょうけど、それより“親友”に叱られたことに拗ねてしまう。
人間的な未熟さも含めてホームズの魅力になっているのだけど、今回は確かにやりすぎた感が…。
憎まれ口たたいても可愛いけど、アガサの時みたいに謝ればいいのに…って思ったわ。

まあ、一番最低だったのはノートン先生って気がしたけどね!
そういう成り行きのものを婚約者の誕生日プレゼントにしようなんて。
アドラー先生にはお見通しなうえに、静かに怒ってそうな予感がするよ。

さて、この「青いシロクマの冒険」は原作の「三破風館」に「青い紅玉」ネタが入ったものでしたが、
「THE 有頂天ホテル」のベルボーイ只野くんの幸運の人形も思い起こさせました。
転々とめぐるぬいぐるみ。本当に持ち主となるべき相手の元に渡ってよかったなあ。
先々何か起こりそうなラストでしたけど、残りあと数回。どうなるのか楽しみです!