本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

クッションカバー2種

2007年10月23日 | handmade(縫い物)

秋を通り越して、近頃はぐっと冷え込んでしまい、
久々に家に帰ってきた夫は、休みの間ずっと妙な咳をしておりました。
そんなこんなでそれなりに忙しく過ごしていた日々。
ブート・キャンプも二日に一度しか参加できず…効果は期待薄なのです。

それは置いといて。パソ子をまた夫に貸し出すことになりました。
急いで投稿しなければなりません!

この間、ミシン縫いの練習として作ったクッションカバーです。

参考:「COTTON TIME」2007年3月号

右を初めに作ったのですが、実は裁断に失敗していて…内部はトホホな出来です。
(夫が晩酌をしていたので布を広げる場所がなく、床でちまちま寸法を測った結果)
かろうじて縫い上げたけれど、洗濯に耐えられるのだろうか。

左はチラシで型紙を作り、夫の留守中に徹夜で仕上げる。

裏面です。


寸法を間違えた右の方は、入れ口をパイピングして縫い代分の長さをごまかす。
左は、本当は肌触りの良いダブルガーゼ中心に作りたかったのだけれど、
あいにく細長い布しかなかったので、入れ口側に持ってきました。
(そのため、こちらはほつれにくい袋縫いで製作)

当初は北欧系ファブリックを使おうと思ったのだけれど、
満足できるものがなかなか見つからなくて…。

結局、花柄。でも乙女過ぎない、良い色合いです。
ナチュラルで柔らかい印象にしたかったので、
ベージュと緑を基調にまとめました。(ぼやっとした写真で申し訳ないです…)


今回初めて、フットコントローラーを使いました。
確かに両手が自由に使えるので、便利です!
速度の調節には、まだ練習が必要だけれど…。
(あっ。もうタイムオーバーだ。パソ子、おさらば!)


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ポーチを試し縫い

2007年10月20日 | handmade(縫い物)
先日の肩こりの原因がこれ(↑)でした。
慣れないミシン縫い…。
早く使い方を覚えたくて、息をつめて集中的に頑張りすぎたのが
いけなかったみたいです。
何事もほどほどにしておかないと(自戒)。

まず、慎重に作ってみたボタン止めのポーチ。


『はじめてのソーイングレッスン』(ナツメ社)に載っていたもの。
この本は、写真で作り方が説明されているので、分かりやすい。
本当はクロスステッチをするタイプなのですが、
ミシンに模様縫い機能があるので、赤い糸で試してみました。
…これを作った時には、ボビンの糸巻きがうまくできなくて焦ったー。
(今でも時々糸が外れたり絡まったりして、失敗する)

こちらは余り布で作ったばねポーチ。


『ママとわたしのおそろいバッグ』(塚田紀子 主婦の友社
に掲載されていた、バネ口金バッグの作り方を試してみたかったので。
しかし、バネ口金のサイズが本と手持ちのものとでは違っていたので、
型紙を少し拡大したら、できあがりが微妙なサイズになりました…。
はぎ目には勝手にパッチワーク縫いをほどこしています。
(どんなものだか試してみたかったので)
それにしても、いくら余り布で作ったとはいえ、
布の組み合わせがあまりにもちぐはぐ…。(使えるからいいけど

がまぐちポーチは失敗作。(だから姑息にも画像が小さい)


こちらも口金に合う型紙が見つからなかったので、
強引に自分でサイズ調整をしてしまったんですよ。
そしたら小さいし口金と合わないし、マチはないし…。がっくり。

何事も人より遅いのがわたしのキャラクターなんだから、
諦めて、また、少しずつ技術を習得していこう…。


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北欧ブーム、続く。

2007年10月19日 | 映画・DVD・テレビ
今、一番旅してみたいのが、北欧。
(ついこの間までは、東欧だったのに…)
夫が海外旅行嫌いなので、夢のまた夢ですけれど。
(日本語の通じない国へ行くのはイヤ、だそうです。
通訳付きなら行ってもいいそうですが、夫婦ともに英語が駄目なので。
…本当に初歩から教えてくれる英会話教室、無いかなぁ

仕方がないので北欧を舞台とした映画を観て、擬似旅行しています。
優れた色彩センスとか、可愛い雑貨とか、何度観ても飽きません。

     ※   ※   ※   ※   ※   ※

『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』1992 監督・脚本 ヨハンナ・ハルド 
原作 アストリッド・リンドグレーン 出演 グレタ・ハヴネショルド

頑固で負けず嫌いで意地っ張りな、小さいロッタちゃん。
なんでも上の兄弟と同じようにしないと気がすまないんです。
わたしも末っ子だったから、その気持ちは分かる。
一人だけ「小さいから」ってのけ者にされるのはたまらないですよね。
「あたし、なんでもできるよ!」って、言い張る姿がいとおしい。
ロッタちゃんは、思い切り怒ったふくれっつらもまた可愛いんだ。
強情なロッタちゃんに時に手こずりながらも、
個性を認めて愛情を注いでくれるパパとママが素敵です。


『ヘイフラワーとキルトシュー』2001 監督 カイサ・ラスティモ
出演 カトリーナ・タヴィ ティルダ・キアレント


こっちは「お姉ちゃんはつらいよ」映画(笑)。
もうすぐ小学校に上がるヘイフラワーは、家族のことが心配でたまらない。
科学者のパパはジャガイモ研究に夢中で、
家事が苦手なママは仕事に復帰したがっている。
妹のキルトシューは、自由奔放でわがまま。
ヘイフラワーはあくの強いメンバーを一人でフォローする日々だったのである。
しかし、ある出来事からそれまで「いい子」だったヘイフラワーは、
本気で腹を立てて、誰にも口を聞かず反抗しまくる「悪い子」になってしまう…。

親も完璧にはなれないし、子供も完璧にはなれませんよね。
それまで頑張って家族を支えてきた優等生のヘイフラワーちゃんが、
カチンときて、ぶち切れてしまうのは、むしろ当然と思うのです。
ひとのことを理解するのは難しいことだけれど、
家族だったら、やはり自分の世界にこもらず、関心を持って向き合っていたいもの。
よくできたお姉ちゃんの初めて反抗は、
みんながお互いを見つめ直す良い機会だったのではないでしょうか。
(ママも健気だったなぁ。…ヘイフラワーはママ寄りで、
キルトシューはパパ寄りの遺伝なのかも



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     ※   ※   ※   ※   ※   ※

「かもめ食堂」の原作(群ようこ著)も読みました。
映画では描かれていなかった、サチエたちの過去などが判明したけれど、
本は本で、雰囲気が似ている別の作品なのだと考えたいです。
いや、小説的には面白かったんですけどね。
映画の適度な寡黙さが、実は親近感を生んでいたのではないかって気がして…。
サチエたちの背景が分からなければ、
多くの人がそこに自分を投影することができるでしょう?

原作でのサチエ、ミドリ、マサコたちの思いは具体的です。
三人に共通するのは…日本では「いい娘」であったこと。
(表向きには、ずっと“反抗期”もなく生きてきた…)
それから、「独身」であること。
(これは重要だと思うのよ。より“いい娘”としてのキャラクター造形が際立つから)
特にミドリとマサコは、なんだか似ている。
あることを契機にそれまでの人生に疑問を覚えるようなところが。

「女は三界に家なし」と昔から申しますが、
今だって、多くの女性がありのままの自分が認められる「居場所」を探している。
ミドリとマサコがフィンランドへ旅立つ気持ちなどは、
詳しく描写すると共感する人間を限定するけれども…。
「指、差しちゃったんです」と言う、片桐はいりさんの演技。
じっとかもめ食堂を覗き込む、もたいまさこさんの表情。
映画を観ると、“あれはいつかのわたしの姿かも…”と、
なんとなく思ったりするんですよね。

でも小説は小説で良かったので、文庫化待ちして購入したいと思います。
かもめ食堂が開店できたのにはそんな裏事情があったとは!(ちょっとびっくりだ)

ポップオーバー

2007年10月18日 | 美味☆礼賛
シュークリームではありません。
(見えるけど…
一応、ポップオーバー。
イーストもベーキングパウダーも使わない、食事パン。中が空洞なのです。

TVでとても美味しそうに紹介されていたもので、無性に食べたくなりました。
しかし…近くで買える訳も無い。
(TVは東京中心主義だからなあ。『まあ!こーんなに美味しいお菓子が!』
と紹介されても、地方に住んでいる者には絵に描いた餅のようなものだ)
そこで「ベターホーム式かんたんパン 私が作るパン」(ベターホーム出版局)
という本に掲載されていたレシピで、作ってみた。
マフィン型がないので紙コップで代用。
(紙なので、大きく膨らむ時に壊れましたよ)
なんだか丸っこいパンができました。

お味は…焼きたてが素朴で美味しいです。
ジャムとバターをつけて食べたら、幾らでもおなかに入る。
(シューの皮みたいなものだから、一個や二個じゃ、食べた気がしないのよね!)
結局、ひとりで全部完食。

   ・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:

随分とブログ更新をサボってしまいました。
体調が悪く、腹痛偏頭痛その他に悩みながら過ごした日々。
特に肩こりがひどかった!
母に相談したら、「ミシンじゃないの?」と言われる。
…そうか。そうかも。頑張りすぎたみたい。

という訳で、力が入りやすいミシンとパソコンからしばらく遠ざかり、
運動不足解消も兼ねて、ビリーズ・ブート・キャンプに入隊。
連日、比較的軽い“七日目”メニューをやっています。
(リズムに乗って飛んだり跳ねたり。ああ、借家で良かった…
おかげで肩は少し楽になりました。

でも一昨日調子に乗って、一番きつい“一日目・二日目”をやったら、
筋肉痛になってしまいました…。
隊を逃亡する日も、多分近いな。




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初ミシンのお披露目☆

2007年10月04日 | handmade(縫い物)

紆余曲折ありましたが…ついにいただきました。
誕生日のプレゼント♪


あたしの初めてのマシン。
ガンガン突っ走るぜ、ベイビー!
(『押忍!手芸部』によると、ミシンはマシンと呼べ、だそうですから)

実は今までミシンをまともに触ったことがなくて、超初心者なんです。
家に届いても、突然文明の利器を与えられた猿のように、
周囲をうろうろして眺めるばかりでした。

それから説明書を読んで、取り扱い説明ビデオを見て、
この間やっと試し縫いを実行。
そして「おっとろしい機械だ…」と思う。
こんなにあっという間にちゃかちゃか縫えてしまうものなんですね…。
こいつはびっくりだ。( ̄□ ̄;)

洋裁教室に正式に習いに行く機会もないので、
無謀でもとにかく実践的に動かして、使い方を覚えるしかない。
という訳で、まずは直線縫いだけのあずま袋を作る。


これの作り方も、バッグの内袋として
『麻ひもで作るバッグと雑貨』(雄鶏社)に掲載されていました。


先日のかごバッグの中に入れたら、こんな感じ。
ちょっと小さすぎたかもしれない。(なんかお弁当袋みたいだ…)

それにしても…。
ただの直線縫いのはずなのに、全然うまくできないの!
ミシンに三つ折りした布がからんだり、縫い目がそれていったりと…難しくて。
スピードは一番ゆっくりにしているのに、対応できずにおたおたしてしまいます。
次は何で練習したらいいんだろう。ブックカバーとか…ばねポーチとか?
(それでもわたしには難易度が高すぎる…

手強いこのミシン。心の中でしばらく「エリカ」と呼ぶことにしたのでした。
(理由:能力を秘めているが、扱いづらいから。
これからいい仕事しろよー、エリカ

  ・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:

北欧がマイブームです。
DVDで『ロッタちゃん はじめてのおつかい』を観たり、
図書館で『スカンジナビア・ノスタルジア』(柳沢小実)、
『白夜の国に光の夢』(石井幹子)という本を借りたりしています。
ライフスタイルや風景、デザインなどに、興味が尽きません。
実はkiyuさんの記事がきっかけなんだけどね!)

そんな時に夫と観ることになった、全く違う世界。
『バブルへGO!タイムマシンはドラム式』(以下、ネタバレ注意!

タイムトラベルもののネタとしては新鮮味に欠けていたので、
二人の批評も辛口になる。
夫「結局何がしたかったの、この映画は?」
わたし「バブル期の空気をフィルムで再現してみたかったんじゃないの」
(えーと。阿部寛は良かったよ。小ネタもいろいろあったし、
先が読めるストーリー展開以外、そう悪くもない。きっと…

バブル景気絶頂の頃の浮かれ騒ぎ。
札びらきってエネルギッシュに遊んでいた人々。
タイムトラベルしたヒロインは、
「バブルってサイコー!」と叫ぶけれど、
わたしは「あの時代にオトナじゃなくて良かったよ…」と呟きました。
今も昔もそういう世の中が苦手です。
地味でも向上心がなくてもいいから、淡々と素朴に生きたいなぁ。
(っていうか。そんなに金が有り余っているなら、金塊にして床下に埋めとけ!



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麻ひものかごバッグ

2007年10月03日 | handmade(編み物)
裁縫と同じくかぎ針編みも苦手なのですが、物欲が勝り、ついに完成。
どうしても、どうしても、このかごバッグが欲しかったんだい!



『麻ひもで作るバッグと雑貨』(雄鶏社)のレシピを見て作りました。
この本、図書館で予約してずっと待ち続けたのですが、
ようやく順番が来て借りた時には、もう夏も終わっていて…。
せめて持ち手だけでも季節に相応しいようにと、
こげ茶色のシーチングを裂き布ひもにして使いました。


中はこんな感じです。

荷造り用の麻ひもで気軽に作れるところがいいじゃないですか。
ネットで評判を調べてみたら、100均の麻ひもでも作れるけど、
結構固くて編みにくい…というので、ホームセンターのもので作りました。


確かに、使い勝手が良い気がする…。

きつく編むと肩がこるので、なるべくざっくりと、ゆるめに作成。
おかげで、心なしか柔らかい出来上がりになってしまいましたが。
まあ、これも手作りの味わいか。

大変だったのは…増やし目や減らし目の順番を
数えながら編まなきゃいけなかったことと、
裂き布ひも作りに時間がかかったことでしょうか。
最後に糸始末をする時には、くぐらせる素材が固すぎたので、
毛糸用の針がぐにゃりと曲がってしまいました。
ペンチで針を元の形に近づけ、無理やり糸端を通して完成させたのです。
やれやれ。(編み物って、本当はもっと繊細な手仕事だったのでは…




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青柚子で果実酒

2007年10月01日 | 美味☆礼賛
直売所でたくさん青柚子を買いました。
フードプロセッサーがあったら柚子胡椒が作れるのだろうけど、
うちにはないので、まず皮をみじん切りにして稲荷寿司の酢飯に混ぜました。
そして果汁をふるふるゼリーに。(酸っぱ美味しい!
あとは、生じゃこで作った軍艦巻きにちょっとかけました。

しかーし、まだまだごろごろ残っていたのです。
という訳で柚子酒を作ることにする。
完熟していない青柚子を使うとどんな味になるのか、想像も付かなかったけど…。

とりあえずプラスチックの果実酒びんを用意して、
(引越しの多い我が家の場合、軽くて割れにくいこのびんは便利)
よく洗って乾かした後、ホワイトリカーで中をすすぎました。
(この消毒法は超簡単♪)
青柚子はたわしで洗い、薄皮と一緒に皮をむきました。
部屋に広がる爽やかな香りにうっとりです。

種が外面に現れていたので、果実は切らないで、まるっとした形のまま。
皮からは、スプーンで白い部分を丁寧にこそげ落とします。
そしてレモンを一つ。皮を取り除いて、果実のみを輪切りにして。

びんに氷砂糖適宜と、青柚子とレモンの果実、
青柚子の皮半分を交互に入れまして、とくとくとホワイトリカーをそそぎました。
しばしお眠り下さい、ゆず酒さま。
どうか美味しいお酒になりますように。
(途中で皮と果実を取らなければいけないけど、二ヶ月ほどで熟成するらしい)

   
・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:*:・゜’★,。・:*:・゜’☆・:

泊まりの多い夫と、接点のない暮し…。
慣れたつもりでいるのですが、ちょっぴり気持ちが沈む時もあります。
たまに家にいても、疲れている夫は自分の部屋にこもってばかりで。
価値観が違うから、会話も微妙に食い違う。
わたしが合わせていれば、もめることは一切ないのだけれど。
時々むなしい。
これが、お互いに“自分の生活”を大事にしているということなのかな。

夫があれやこれやで忙しく、
自分の世界に浸ることで日頃の疲れを癒していることは分かるけれど、
二人でもっと共有したいものがある…と思うのは、勝手なことかしら。
何を求めても、無駄…と諦める気持ちも一方であって、
それにもなんだか悲しくなる。
ただの女の子(←図々しいか)が無償の愛なんか、持てません。

ありのままを受け入れて、
否定しないで、
自分の主張ばかり押し付けないで、
仕事がはかどるように環境を整えてあげて、
いつでも必要な時、振り返れば傍にいるような…。
そんなひとには、なかなかなれない。
(夫が聞けば、「別にならなくていい」って言うでしょうけど。
わたしの性格そのままを出すと、絶対喧嘩になるんだもの)

夫婦も、長く寝かせれば味が良くなるのなら、いいな。
強すぎるホワイトリカー、独特の個性がある果実、それぞれのばらばらな印象が、
いつのまにかまろやかに溶け合って、深い風味に変わっていたら…。
たとえ短期間では違いが分からなくても、
十年後には素敵なお酒になっていたい…。
ゆっくり、静かに、ひっそりと。こちらの方も待たなくてはね。



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