本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

お弁当参考書2

2014年04月22日 | 

気がつくとお弁当作りが一年近くになっていました。
…我ながら、結構続いたな。
無精者で寝起きが悪いうえに手際も悪いのですが、
前日作り置きして冷蔵保存&多めに作って冷凍保存という方法で何とか頑張っています。
夫の味の好みに合うように心がけているために、醤油味ばかりになっちゃったりもするし、
時には一品くらい市販の冷凍食品を詰める時もあるけど、まあそれくらいは許してもらおう。
(だからもう、義母に“冷凍食品だと味が濃くて口に合わない”などと言いつけないでくれ!!)

買い物に出かけるとおかずの材料が何か忘れてしまったりして、
結局当座の冷蔵庫の中身やセール品などで作ったりする有り様。
毎日のことなので適当になっているのですが、それでも料理本がなければ不安なんだよな。

何も思いつかない時やマンネリに悩む時は、こういう本も参考にしています。

好評の「忙しい人のための作り置き」レシピを集めました。 (オレンジページブックス)
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好評の「デイリー&行楽のおべんとう」レシピを集めました。 (ORANGE PAGE BOOKS 創刊25周年記念BESTムック v)
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暮しの手帖別冊 おべんとうのおかず196 2014年 04月号 [雑誌]
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暮しの手帖社


晩ご飯作りにもおすすめ。
できる人ならば、こういうレシピを駆使して、無駄なく食品を消費し節約につなげるのでしょうが、
わたしは行き当たりばったりで買い込み、野菜を駄目にしてしまったりして、真に情けなく…。
しかし、料理本のおかげで以前よりほんの少しは進歩したかと思います(あくまで当社比)。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


最近スクワットを始めたのですが、筋力も根性もないのでやたら動きがゆっくりに。
気功か太極拳みたい、と言われました…。


窓辺にて

2014年04月18日 | うちの猫
さくらのケージの近くにはカーテンが寄せられているが、エルのケージから手が届く場所にカーテンはかけていない。
冬の夜は窓ガラスの内側に断熱シート、すきま風防止発泡スチロール、段ボールの順で層を重ねていました。
春の夜は窓の三分の一くらいの高さの発泡スチロールに段ボール(これは一番外側。まだ固いから)を重ねています。
たまに窓を開けて叫びたくなる…。
「段ボールで防寒及び外からの視線を遮断するのは、黒猫が布のカーテンを食べるからで、断じて!貧しさに負けているからではありません!うちは多分、ふ、ふつーです!」
そうさ、深夜道行く人がうちの窓を見上げて「あのうち…カーテンないの?」と思ってそうな気がするけど。
単に段ボールしかない訳じゃないんだ( ノД`)…
ていうか、木や竹製の固いカーテンほしいよー。カタログ見たけど、なんであんなに高いのか。さすがに自作できないので悔しい。
それはともかく、段ボールって、さすがに断熱効果高いです。重ね技で暖房省エネ設定の真冬も乗り切れたよ。ご近所の目が気にならないかたは是非お試しください!( ̄▽ ̄)b

ほんのひとくち感想8

2014年04月15日 | 

春うらら。ひたすらに眠い季節…。
ただ集中して本を読み出すと危険です。ページを繰る手が止まらない。
昨日の午後もそれで買い物に行きそびれた…冷蔵庫にあるものを料理して晩ご飯にしたけど。
もっと節度を持って読書しなければいけないですね。
生活の優先順位を自覚しなければ!(と、毎度思う学ばないわたし)。


さて、近頃読了した本のひとくち感想です。

無花果の実のなるころに (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)
西條 奈加
東京創元社

望君の真っ直ぐな若さとお蔦さんの人生経験に裏打ちされた成熟とが二重奏となって、好感度の高い本でした。
連作短編である作中で起こる事件は身近なもの。パズルのように客観的に解く訳にはいきません。
ただ真実を暴きだすだけでは丸く収まらないのが一般社会。
解決した後も関係者の人生は続き、探偵役はその後を見守ることになるのです。
祖母と孫は時に同情し、時に憤りながら、入り組んだ問題に誠実に向き合います。
お蔦さんの筋の通った対応が大人として真っ当で格好いいです。
それから、望君の作る料理がうまそう…。一家に一人こんな子がいたらいいのに。

エリザベス王女の家庭教師 (創元推理文庫)
スーザン・イーリア・マクニール
東京創元社

アメリカ育ちのイギリス人、数学に優れた美貌の若い女性マギーが、
毎回歴史上の人物と接触し、その周囲で起こる事件に巻き込まれるシリーズ2作目。
今回マギーはジョージ6世の娘エリザベス王女(現エリザベス2世)の家庭教師になります。
↓ 以下、ネタバレ注意です。多分色々ぶっちゃけてしまっているので未読の方は避けてください。












なんというか…見方が厳しいかもしれないけど…。
今回のマギーは周囲が称えるほど有能とはとても思えませんでした!
暗号解読者としてはともかく、潜入工作員としてはどうなの?と。

まずね、彼女お喋りしすぎです。よく知りもしない人に自分のことを正直に話しすぎ。
いくら他人になり済ましている訳ではないとはいえ、各国のスパイが暗躍する現場で、
よく弱みが握られたり正体がバレたりしないものです。
あと、なんか無計画で行き当たりばったりで運任せじゃないですか。
例えば、ウィンザー城に行く前にもっと王室のマナーとか調べましょうよ…。
そこはMI-5に情報提供されなくても自習しときましょうよ…。
また、感情的で衝動的で公私混同傾向にあるような気が。
両親のことを知りたいのは分かるが、任務中はそれに集中しよう、なっ!などと声をかけたくなる。
それから、上下関係や指揮系統を軽視しがちです。
お前何様やねん、と教官やMI-5長官は突っ込まないけれども。

そう。作者の意図とは別に、こいつ学校の成績はよろしくても実社会で使えないタイプだな、
という印象を受けちゃったのでした。
彼女、自信は人一倍あるんだけどね…組織の歯車にはなれない子みたいね…。
ストーリー自体はとても面白かったし、歴史上の人物が置かれた環境が描かれて楽しいので、
マギーが「才気煥発」設定ではなく、むしろ「無鉄砲な天然ドジッ娘新米諜報員」キャラなら納得がいくかと思いました。
まあ、工作員としての資質が本当に試されるのは次回作かもしれない。散々批判したけれども、次頑張れ。

ちょっとアレ…と感じたことがもうひとつ(ごめん、超ネタバレですよ!)。
いつだろう…前にこんな感じの展開読んだことあるぞ、としばし考え、
コニー・ウィリス&シンシア・フェリスの「アリアドニの遁走曲」を思い出しました。
昔読んで面白かったSFラブコメ青春冒険ものです。

アリアドニの遁走曲(フーガ) (ハヤカワ文庫SF)
コニー ウィリス,シンシア フェリス
早川書房

母ネタがちょっとだけ似てる気がするんですよね。
故にマギーが作中煩悶していても、「まだ気付かないのか」的な上から目線になってしまいました…。
読了後、次回作の内容を少し予想してみたけど、できればそんな予想を覆す大どんでん返しがあってほしいです。
期待。


さくらと遊ぼ

2014年04月09日 | うちの猫

久しぶりの2ショット。姉弟仲が悪い我が家ではレアな場面。
春のあたたかな光が闘争本能を和らげたらしいのです。


さて。昼間エルが小さなボールで大はしゃぎしているのを、羨ましそうに見ていたさくら。
側にエルがいる時にボールを与えても、前足でちょいちょい転がすくらいしかしないけれど、
本当はもっとはじけたいのではないかと思い、夜になって夫とエルが先に寝室に引き上げた時、
あたしはもっと起きていたいのよとリビングにやってきたお嬢さんに、
もう一度ボールを渡してみた。

すると駆け回りましたね。子猫みたいに遊びましたね。

やがて自分の陣地だと思っている爪とぎの上に持って行きました。

一時飽きてたから、しまいこんでたおもちゃだったんだけど、
初めて見るかのようにブームになるのね。

軽く投げてやると、元気に飛び回ってサッカー遊び。

疲れてきても、絨毯に横になりながらボールを転がしていました。

よほど好きなんだなあ。

しまいには、動かずにはむはむ。

間違って食べちゃうといけないから、そこで終了ですよ。はい没収ー。
ちなみにその晩は、さくらが遊びたいだけと思って付き合っていたら1時間以上過ぎていました。


さくらは相変わらずエルにイラついてばかりで、エルは無駄に詰め寄って怒られてばかり。
あまりに冷たい仕打ちなので可哀想だなと思い、先日、エルを抱っこしてさくらを前足で触らせていたら、
さくらが途中でキレてエルを力一杯殴りつけた。
で、さくらの気持ちを考えないわたしのほうが悪かったんだけども、軽くペシッとして、
何とも感じてなさそうだったので抱きすくめてウウウーと威嚇音を聞かせるという真似をしでかしました。
するとその後、さくらがわたしに触られて、びくびくっとするように…。
エル可愛さのあまり、やっちゃったなあ、と後悔しました。

さくらは神経質でつんつんしているのだけど、ものすごく繊細なお嬢様なので、
エルを叱る時のような邪剣な方法は傷つくし怖がるのです。
何をどうやっても懲りなくて、数分後にはけろっとしているエル坊に慣れていたので、忘れていました…。
(というか、普通の方法ではエル坊を躾けられないので、いつのまにか叱り方がエスカレートしていた)
そうなんだ、さくらちゃんは言葉を優しくして、猫格を尊重してあげないといけない子なんだよね。
(さくら自身は時々、エルやわたしを見下して乱暴に振舞うけども。
わたしの方が体も手も大きいし、その気になれば素早いし、怖かったよね…)

感情のままに屈服させたことを反省して、優しくご飯をあげて、
新しいおもちゃを出して遊んであげたら、さくらのびくびくは無くなりましたが。
これが下の子ができて、年上の子の気持ちを考えなくなるお母さん、というやつですね…。
あああ。平等にと思っていても、ついつい不公平になっちゃう。
それぞれに個性があるのに、それに応じた育て方に切り替えることを忘れちゃう。
ごめんね、さくら。もっと気をつけるね。