本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

久々の鍵盤ハーモニカ

2015年04月27日 | そのほかの趣味

クラシック番組を観たりしているうちに、自分もちょっと音を出してみたくなって、
iPhoneのFingerPianoというアプリでしばらく遊んでいたのですが、
ますます楽器を演奏してみたいという気持ちがおさまらず、
かといって、子供の頃ピアノを初歩の初歩でやめたという飽きっぽい性格で、
今更お高い楽器には手を出せないぞ、と逡巡しつつ…、
この間ついに鍵盤ハーモニカを買ってしまいました。
(Youtubeで見た鍵盤ハーモニカ奏者の超格好いい演奏に魅了された)
楽譜は読めないし左手はかちかちで動かないしで、何ができるわけでもないのですが、
老化防止になるんじゃないかなあ、と。

小学生の時はヤマハのピアニカを使用していましたが、
今回はマウスピースの種類の多さに目をつけ、スズキのメロディオンを選択。

SUZUKI 鍵盤ハーモニカ メロディオン アルト M-37C
クリエーター情報なし
SUZUKI(スズキ)

運指はめちゃくちゃ、肺活量が少ないからまだ3音同時に出せず、
すぐ間違うし、高音部と低音部のレスポンスの違いに対応できないし、
卓奏用ホースをくわえていると横から空気が抜けちゃうし、我ながらへぼすぎ。
だけど、単純に音を鳴らすだけでなんで幸せになれちゃうんだろう?
膝に立てながら弾いていると、体に響きが伝わって、ただただ楽しいです。

37鍵盤なので両手弾きには工夫が必要なようですが、
片手弾きでもいいかと割り切って、メロディ譜とリコーダー譜で練習しています。
それと、階名が書いてある幼児用楽譜も使っています。
基本ができてないから、本格的にやる気があるなら教室に行った方がいいのだろうけど、
鍵盤ハーモニカ教室は近くにないし…そもそも教室に通えるレベルにない気がするし…。
(それにいつ熱が冷めるかも分からないし)当分、自学自習するつもり。

楽譜はネットで公開されていた無料のものと、図書館から借りてきたものを使っていましたが、
本屋さんで目次を見たら好きな曲が入っていたので、この本を買ってしまいました。
名曲の一部抜粋で、そこそこ簡単に編曲されているはず。
わたしにはまだまだ遠い領域だけどなー。

名曲のテーマを抜き出し! やさしいクラシックピアノベスト100
クリエーター情報なし
自由現代社

「やさしい」「初心者向けの」「ひさしぶりの大人のピアノ」というあおりの本が沢山あるけど、
いやいや、真の初心者はそれでも弾けないよね…。
あれですらすら弾けるのが初級なら、わたしはどん底レベルだ。
やはり幼児用の名曲集とか音楽ドリルなどを買うべきだったか。
まあ、この楽譜である程度弾けるようになることを夢見て頑張りましょう。



さて、突然鍵盤ハーモニカの練習をされて、猫らは最初驚いていましたが、今は微妙な感じです。
さくらは大きな音に苛立つというより、時間外のごはんねだりを無視されるので時々機嫌が悪い。
エルは練習しているとやたらニャーニャー鳴いて訴えるので、よほど嫌なのかと思ったら、
わたしが己以外のものに夢中になっているのが不安ということらしく、
何度か膝に乗ったり楽譜に座ったりして邪魔しに来ました。
今現在住んでいるのが角部屋なので、隣家に接しないリビングで思い切り練習したいところですが、
もし猫らが嫌がるならカラオケに行くしかないかなあ、と夫に話したら、慣れるって、と一言。
そこで寝室への退路を用意しつつ様子を見ているのですが、さくらもエルも少し慣れたみたいだけど、
何故か練習中トイレをするのよね…。何か興奮させてしまうのかな。

猫らへの配慮を考えるなら(それと、次に引っ越したらおそらく角部屋ではないし)、
音が小さくできたりヘッドホン使えたりするキーボードにすべきだったかもしれないなあ。

YAMAHA 電子キーボード piaggero(ピアジェーロ) ブラック NP-31
クリエーター情報なし
ヤマハ(YAMAHA)
YAMAHA 電子キーボード PORTATONE(ポータトーン) EZ-J220
クリエーター情報なし
ヤマハ(YAMAHA)

しかし、電子キーボードならピアノ練習用で使いたいので、61鍵から76鍵欲しいし、
タッチレスポンス機能がないとなあ…などと身の程知らずにも要求が大きくなるので、
機種選びが難しいように思う。うーむ。


京都御苑の桜

2015年04月10日 | お出かけの記録

先週末は夫と京都の花見に行きました。
前後に雨が降ったけど、この日はよく晴れていましたよ。

4月4日土曜日。
夫の休みに合わせて、京都の桜を観に行く予定でした。
(以前から約束していたけれど、その頃には雨で花が散ってしまうのではないかと危惧し、
慌てて一人で桜の写真を撮りに行った、先日のわたし…。抜け駆けである)
夫が好きな枝垂れ桜を観ようということでしたが、
京都御所が春季一般公開で見学できる時期だという情報をいただき、
では京都御所に行こう、と話がまとまったのです。
(わたしたちは今まで観光に来ても、京都御所を見学したことがない。
通常の場合、事前に参観申し込みが必要だから)

京都御苑に入りましたら、枝垂れ桜が色鮮やかに咲き誇っておりました。

綺麗ね。とっても綺麗ね。

勿論花見客でいっぱいでしたけど、場所が場所だけに節度のない振る舞いをするような輩もなく、
ゆっくりのどかに時間が流れていきました。

楽しそうな子供もお父さんお母さんも、絵を描くおじさんも携帯で写真を撮るおばさんも、
みんな上を見上げて、うっとり。

しかしわたしが撮ると、春を極めたその美しさが充分に表せないのである。

枝垂れ桜が…なんだか魔女の森を思わせる暗さ…。「置いてけー」とか言いそう。

あとで家に帰って自分の写真を眺め、うっすら欠点を自覚しましたよ…。

・構図が適当
(撮影が上手い人は、辛抱強くいい位置を探して、そこから動かない。
しかしわたしは、花見客を避けながら撮影することに疲れて、無思慮にもババッと撮ってしまう)

・光の向きを考えない
(撮影が上手い人は、カメラの機能を熟知して、場合に応じた対処をしながら撮るものである。
しかしわたしは、報道カメラマンじゃないんだから後で修正すればいいか、と割り切りすぎて、
曇りだろうが逆光だろうがオート機能任せで撮ってしまう。そして修正しても微妙な写真が残る)

・待たない
(撮影が上手い人は、被写体の周りにカメラマンが沢山いてアイドル撮影会状態になっていても、
人が去って自分が撮影したいと思える景色になるまで、じーっと一ヶ所で待ち続ける。
しかしわたしは、『あっ、見切れた。また誰かフレーム内に入ってきた。ピント狂った。
こんなもんだよね…もういいかな…』と、すぐ諦めてしまう)

全体的に勉強不足で慎重さが足りなくて根気が欠けているのである。反省…。

さて、夫が感心していたのが、こちらの光景。

斜めに流れるように、まるで日本画の世界のように枝が伸びる、自然の妙。さながら、桜の瀧か。
儚く散る前にこのままの姿を留めておきたくて、人は写真を撮るのだろうなあ。

この桜も、今考えればもっと別の角度から撮るような工夫をしたほうが良かったかも…。

観た時はすごく綺麗!と思ったのに、なかなかその印象が表現できない…。

行き当たりばったりに桜を撮り続けただけで、気力を使い果たしたわたしは、
その後の京都御所の写真は夫に任せることにして、ほいっとカメラを押し付けたのでした。
そうしたら、御苑の桜は60枚くらいしか撮っていないのに(疏水関連でも110枚超くらい)、
御所で夫が撮った写真は260枚以上だった。
いや、数があればいいってものじゃないとは思うけど…。
彼は一ヶ所一ヶ所漏れなく念入りに撮り続けたらしく。
集中力で負けた。


蹴上インクラインの桜

2015年04月09日 | お出かけの記録

さすが京都という、花見客の多さ。
桜の下には一眼レフのカメラマンや、外国人観光客、アルバム撮影の花嫁など。
花嫁といえば、写真のプロはこの人混みの中、
どうやって素敵な写真を撮るのか、ものすごく興味があった…。


さて、なんとなく行ってみた蹴上インクラインでしたが。

こちらも花ざかりで、時を忘れて眺めてしまいました。

道なりに歩いていくと、こちらに出るのです。

水の写真を沢山撮って、引き返すことにする。

台車に載せられた船がこのレールで移動したそうです。

またゆっくり来たい場所が増えた。

帰り際に撮った「ねじりまんぽ」。

人が通らない一瞬に撮影するため、この時カメラを構えて待っていた三人のうちのひとりであった。
この写真、我ながら微妙であるが、行きと帰りに挑戦したのにも関わらず、
トンネル内無人がこれ一枚しか撮れなかったのである…。うむむ…。

岡崎の疏水沿いの桜も連なって、曇り空の中でも眩く綺麗でした。

ぼっち花見でしたが、行ってよかった!
あとで夫がiPhone5cで撮影した近所の桜の写真を見せてもらったら、
わたしが京都まで足を伸ばして、数時間かけてミラーレス一眼で撮ったのより構図が良くて、
ちょっと複雑な気分になりましたが…。


琵琶湖疏水の桜

2015年04月08日 | お出かけの記録

咲き誇る満開の桜が見たくて遠出しましたよ。


前回より、またしばらくブログ更新が滞ってしまいました。
その間、体重は自分史上最高に増えてしまい(ギックリ腰の時も食欲を抑えられなかったから)、
ニベア美容法を試験的に始め(夜だけ化粧水のあとにニベアを顔に塗るというやつ)、
中古マンガを大人買いして続々消化しておりました。

それから、珍しくもクラシック音楽を聴いたりしています。
元々どんなジャンルの音楽も日常的に流すほうではなく、
どちらかといえば読書に集中しすぎて何も聞こえない状態が多いのですが、
「のだめカンタービレ」のマイブームが再来してから、何故か聴きたい曲に巡り合うことが多く、
いい機会だから気軽に聴いてみよう、と思ったのでした。

初心者なので、なるべくお金をかけずに…と思っているのですが、
いい時代になったもので、iPhoneの無料アプリで名曲の一部が楽しめたりするし、
コレは好みだ…と思った曲はさらにYouTubeで聴いています。
NHKの「プレミアムシアター」「クラシック倶楽部」「クラシック音楽館」は要チェック。
(夫はクラシックに興味がなく好きなDVDを流し見するので、録画視聴しているのです。
特に『クラシック音楽館』放送時は感想ツイートを覗いたりして、観たい気持ちを堪えている)
図書館のCD貸し出しもありがたいです。何せ、しばらくぶりにCDショップに入って、
何この少なさ!ほんまにデジタル販売に移行されてるんだなあ…とびっくりしたもので。
パソコンで聴かないしiPod持ってないし、iPhoneに至っては容量食い過ぎてるしで、
配信型はなかなか手が出せないんだよなあ。時代おくれには困る世の中。


まあ、近況はそんな感じですが。それは置いといて、本題はこれから。
翌日には花散らしの雨が降るから、花見をするなら今日!という天気予報があり、
発作的に桜を見に、ひとりで大津の琵琶湖疏水まで出かけたのが、先日の午後。

京阪三井寺駅を降りて、少し歩くと川沿いは花景色だった。

歩行人の流れが目的地までの道筋を教えてくれる。平日だけど道路は車で渋滞。

第1トンネル東口。

両岸の桜並木が美しい!

柵が桜模様なんですね。

凝ってるなあ。

扁額も撮ってきた。伊藤博文による「氣象萬千」。

で、この時点でふと思いついたのです。
これから蹴上インクラインに行っても、夜までには家に帰れるんじゃないか?と。
せっかくだから、もう一ヶ所くらい水の路を辿ってみたい。
さっそくルート検索して、再び電車に乗ったのです。