U-nextで、視聴しました。
2018年1月から3月まで放送されたものです。
TBS系金曜ドラマ枠。
主演は、石原さとみさん。脚本は、野木亜紀子さん。
法医学の話ということで、おそらく、リアルタイムで観なかったのだろうと思います。法医学というと、どうしてもグロテスクな場面が多いかなと思って。
怖い物は嫌だなと思いつつ、みはじめました。
法医学の奥深さにグッと心をつかまされました。
出演者の面々も、演技力のある人たちばかりでした。
毎回事件が起きるのですが、そんな中、ずっと縦糸のようにつながった事件があり、その事件は、最終回で回収される形になっていました。
印象的だったのは、第7回の「殺人遊戯」と最終回でしょうか。
第7回は、学校におけるいじめをとりあげていました。いじめに苦しめられた男子生徒が、復讐のために自殺する事件。いじめは、絶対許されないなあと切に思いました。ドラマでも、いじめをしていた生徒に、反省の色は見えませんでしたしね。
最終回は、物語の中で、最初から出てきて、つながっていく事件でした。
井浦新さん演じる中堂が、恋人を殺された事件。
中堂が、犯人を殺害するのではないかと戦々恐々としましたが。逮捕されているので大丈夫でしたし、殺人協力した記者を殺そうとしましたが、といっても、ちゃんと解毒も準備していたので、脅すことが目的だったと思います。
『アンチヒーロー』ではありませんが、大事な人を殺した人を殺したいと思うのは、人として当然なのではないかと思いました。
殺された大事な人は、かえってこないのですけどね。
他のお話も、興味深く、面白かったです。
化学用語が出てくるとき、リケジョの私としては、心の奥をくすぐられるとでもいいましょうか。ワクワクしました。
今回注目の俳優さんは、望月歩くん。
第7回のみ登場です。
直近では、『虎に翼』で書記官・高瀬役。『老害の人』では、主人公の孫役でした。調べてみると、『3年A組』にも出ていたらしいです。
『3年A組』で、生徒役をした人たち、現在活躍中の人が多すぎませんか。
続編は、つくられないのでしょうか。
以前観た『MIU404』には、ちょこっと出演者の人たちが出ているようですね。