ポチの女房

専業主婦のつぶやき

光る君へ 第32回 誰がために書く

2024-08-25 21:58:51 | ドラマ
源氏物語のことでしょう。
元々は、帝へ献上するため。

寛弘二(1005年)
脩子内親王の裳着が、行われました。
一条天皇の真の目的は、道長のけん制。

まひろは、帝へ献上する物語をきっかけに、書きたいものが、どんどん湧き上がってくる、私のために書きたい。
副題の誰がために書くは、自分自身のためになっていったのですね。
だからこそ、物語を書き続けられたのだと思います。

帝は道長に、陣定に、伊周をよぶように願います。
いまだに、定子への執着が強いのでしょう。
難しいが努力してみると答える道長。
差し上げた物語については、まだ読んでないらしいです。
そのことをまひろに伝える道長。
落胆しないまひろ。

一条天皇は、まひろが書いた物語を読んで、まひろに興味をもったようです。
会ってみたいと。その前に続きを読みたいと。

道長は、まひろに、「中宮様の女房にならぬか。」。
あまりに突然でびっくりしましたが。
帝が物語を読みたいと中宮の元を訪ねるのではないかという策略。
それは、良いことを考えたものだと納得です。
どういう経緯で、紫式部が、彰子の女房になるのか、とても興味がありました。家庭教師になったというのを読んだことがあるのですが。
真相は、わかりません。

まひろは、自分たちの生活のことを考え、藤壺にあがることを決めます。
気がかりなのは、賢子のこと。7歳とか言ってましたよね。まだまだ母が恋しいときだと思いますが、永遠の別れというわけでもなさそうです。

まひろは、藤壺で物語を書くために出仕。
その前に挨拶にいき、赤染衛門と話をします。
「人の運不運は、どうにもなりませんわね。」
赤染衛門という名前は、知っていましたが、倫子の女房だったのですね。
彰子のことを謎という表現をしていました。
まひろが、彰子については、赤染衛門から引き継ぐという格好になるのでしょうか。

道長の元に、安倍晴明、危篤の知らせ。
安倍晴明は、「あなた様の家からは、帝も皇后も関白も出られましょう。」「光が強ければ闇も濃くなります。」
安倍晴明の予言どおりになります。
何かもっている人だったのかもしれません。
自らの予言どおり、亡くなるのも、不思議な気がします。
道長は、今後、安倍晴明の代わりに誰を頼りにするのか。

一条天皇は、伊周を陣定によびだします。
その夜、皆既月食と火事が起きます。
一条天皇は、逃げない彰子の手をひいて、逃げます。
帝は、いい人なのでしょうが、定子のことを忘れるには、時間が必要なのでしょう。

まひろは、藤壺で働くため、家を出ます。
為時に、賢子のことを頼みます。
為時が、「おまえが、おなごであって良かった。」と言います。
今までは、まひろが男であったらと何度も言ってましたよね。

いよいよ、まひろ、藤壺へ。
ちょっと江戸時代の大奥を思い出しました。
女の園みたいで、怖いですね。