金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

年賀状出し続けますか?

2020年12月21日 | ライフプランニングファイル
 私の先輩・知人の中には既に「年賀状を止めて、フェイスブックでご挨拶」という人もチラホラでています。私も年賀状の廃止を考えなかった訳ではないのですが、今年は節目の年でもあるのでお世話になった方にはご挨拶をしておくのが礼儀と考え昨日宛名の印刷を一応終了しました。
 節目の年というのは、この年末をもって顧問先を退任するということと「致仕」を迎えたということです。
 まあ一気にすべての年賀状を廃止するのではなく、昔一緒の職場にいてその後の付き合いはなくなっている人への儀礼的な年賀状などを今年をもって止めたいと年賀状に書き添えて幕引きを図っても良いだろうと私は考えています。
 そう今年はその選択の年だ!と私は考えています。そして選択を経て本当に年賀状で一年の想いを伝えたいという人には今までどおり年賀状を送って行こうと私は考えています。
 デジタル化が進む世の中ですし、私は仕事上その旗振りをしてきました。そして概ねデジタル化は正しいと考えています。だがどうしてもデジタルでは伝え難い何かが残るのでしょうね。そこは自然体にアナログなものと共存していきたいと私は考えています。
 
 
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スキーシーズンの幕開けはたんばらスノーパークは駐車場の上からリフトで

2020年12月19日 | スポーツ
12月19日土曜日、関越自動車道群馬側の積雪渋滞もかなり解消したようなので初滑りに出かけることにした。ただし月夜野ICから先はまだ不通なので、その手前となると、川場スキー場、ホワイトワールド尾瀬岩鞍、たんばらスキーパークあたりが対象となる。一番近いのは川場だが、まだオープンしているコースが少ない。一番滑り応えがあるのは、尾瀬岩鞍だがシーズン一発目に滑るには少し手強い。そこで全コースオープンしている「たんばらスキーパーク」に行くことにした。このゲレンデはファミリー向きで上級コースは1本しかない。一度も行ったことがないので、この機会に足慣らしにいくことにした。
下の写真は朝の赤城SA。スノータイヤ・チェーン確認のために下り車線の総ての車をここに呼び込んでチェックしていた。ただしSAの周りはほとんど雪なしだ。遠くに見える浅間山や日光白根山は真っ白である。

9時20分過ぎにスキー場到着。自宅から2時間40分程度。事故渋滞などがなかったのでベストタイムだろう。駐車場からは傾斜があまりない斜面を遅いリフトで登ってレストハウスの前に到着。ここの右手には600mほどの遅いリフトがあり、中央に4人乗りの高速リフトがある。この高速リフト(1400m弱)の左右に滑降コースがあった。真ん中左寄りのコースは非圧雪の上級者コースになっている(いつも非圧雪なのか偶々非圧雪だったのかは不明)。

 足慣らしをした後非圧雪を滑ってみた。それ程軽い雪ではないので、ターンを続けると疲れてきた。そろそろ非圧雪から足を洗う時期なのかもしれない。寂しいことだが・・・
 雪が止まず体が冷えてきたので昼ご飯を食べた後、スキーを切り上げて川場田園プラザの横の「楽楽の湯」に浸かって冷えた体を温めてから帰京した。
 たんばらにしろ川場にしろこの日帰り温泉が通り道なので手ごろだろう。



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来年前半はグーグルの方がフェイスブックより株価が上昇(バンカメ予測)

2020年12月18日 | 投資
 昨日(12月17日)の米国株は米議会で追加コロナ経済対策(9千億ドル)の承認が近いという観測などから上昇し、ダウ、ナスダックはそれぞれ0.49%、0.84%上昇して高値を更新した。
 昨日発表された先週(12月12日に終わる週)の失業保険申請者数は885千人で前週の893千人に次ぐ高い水準だった。これは冬に向かうにつれ雇用環境が厳しくなっていることを示唆しているが、厳しい雇用状況を景気対策法案の通過を後押しすると判断されたようだ。
 さて今年の株高を牽引したFANG銘柄の中のグーグル(アルファベット)とフェイスブックの来年前半の相対的なパフォーマンス見通しについてバンクオブアメリカ(バンカメ)がコメントしていた(記事はCNBCより)。
 グーグルもフェイスブックも広告収入を大きな収入源にしているが、コロナワクチンの普及に伴って経済活動が正常化していく中で受ける影響度合いが違うとバンカメは述べている。バンカメは経済活動の正常化の中で「商品からサービスへ」「パブリックからプライベートへ」「バーチャルから対面へ」という動きが活発になるという。
 フェイスブックの株価に較べてグーグルの株価はややパフォーマンスが見劣りしているが、これはグーグルの広告主には旅行業界や地方の飲食業などコロナで逆風を受けた業種が多いことによる。経済活動が元に戻っていく過程では、実経済に近いグーグルの方によりフォローの風が吹くというのがバンカメの見立てだ。
 グーグルもフェイスブックも独禁法違反の疑いでテキサス州などから提訴されているが、バンカメは来年は訴訟問題よりも会社のビジネス基盤がより重視されると述べている。
 来年広告業界にとって影響を与えるものとしてはアップルのIDFA(広告識別子)の制限問題がある。バンカメはフェイスブックやSnapがアップルによるIDFA利用制限の影響を受け、収入源という逆風が予想されると述べていた。
 ★  ★  ★
 私はFANGに代表されるIT銘柄は引き続き堅調だと考えているが、個別銘柄毎にパフォーマンスの差は経済環境の変化に伴って当然でる。パフォーマンスの一番高い銘柄を当てようと思うのは、名人が単発銃で獲物を狙うようなもので、当たれば大きいが外れるリスクも高い。一般にはセクターETFのような散弾銃で獲物を狙う方が手堅いだろう。   


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Booking.com、年末旅行はちゃんとキャンセルできました

2020年12月16日 | うんちく・小ネタ
 年末近くに山の会のメンバーとスノーハイキングと木曽駒ケ岳登山を予定していたのですが、GoToキャンペーン一斉中止やそれに関連した東京や名古屋からの旅行の自粛要請を受けて中止しました。
 それに伴って私がBooking.comで予約していた駒ヶ根のホテルもキャンセルしました。キャンセルは最初から直前数日前まで無料で行える契約でしたから問題はなかったのですが、ホテルを予約した後追加申し込みがあり、予約が複数に分かれていました。今日Booking.comから「返金のお知らせ」がメールで来たのを読んでみると後から追加予約した分、つまり一人分の返金のお知らせだったのです。「ややこしいことになっていけない」と思い、直ぐにBooking.comに連絡することにしました。「カスタマーサービスへの連絡」はホームページをスクロールダウンした一番下の方のバーにあります。
 問い合わせチャット方式オンリーです。
 まず予約リストの中の駒ヶ根をクリックして、チャット画面に照会内容を記入して送信すると数分待たされてオペレーターに繋がりました。
 オペレーターが質問内容を確認して、返答を書いてくるのにまた数分待たされましたが、「予約は間違いなくすべてキャンセルされています。予約が分かれていたので、返金も分かれて処理されます。ややこしくてごめんなさい」という趣旨の返事が返ってきました。
 もしこのやり取りを電話でやっていると大変長い時間がかかったと思います。今まで電話でヘルプデスクに照会した経験からいうと、GoToキャンペーンのキャンセルでごった返している旅行会社の窓口にはまず簡単には電話はつながらないでしょうね。散々待たされた挙句要領の悪いやり取り(これは旅行会社が悪いというよりは、顧客側が契約番号等を直ぐに伝えられないとか問題の状況を的確に説明できないことによる場合が多いでしょう)に切れる顧客も出てきそうです。
 それに比べてチャットは楽です。デジタルトランスフォーメーションの基本の一つは「チャットを使って効率的に色々な窓口とやり取りをして用事を済ませる」ということだと私は考えています。
 そういう意味では良い経験でした。そしてBooking.comのカスタマーサービスは使える、ということを再確認した次第です。(なお今日の午後残りの予約についても返金連絡メールが届きました。)
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クランボルツ理論を老年学に当てはめてみると・・・

2020年12月15日 | ライフプランニングファイル
 先日ハーバード大学の研究による子育て7ケ条について書いた時、クランボルツ博士が提唱した「計画された偶発性理論」のことにも言及した。
「計画された偶発性理論」というのは、人のキャリアの8割は偶然の出会いで決まるのだから、偶然の出会いを増やすように行動するのが良いという考え方だ。
 クランボルツ博士によると偶然の出会いを増やすためには「好奇心」「持続性」「楽観性」「柔軟性」「冒険心」という5つの行動特性を持つことが大切だ。クランボルツ博士がこの理論を提唱したのは20世紀末頃で、アメリカでIT化が急速に進み、労働市場の流動化が進んでいたことと関係が深い。それまで人々は「キャリア・アンカー理論」に従ってキャリア形成に努めてきたけれど、巨大な産業構造の転換という流れに巻き込まれ、予期せぬキャリアに向かう人も多かった訳だ。
 それから20年。DX、AIに加えてコロナによる不可逆的な勤務形態の変化などが起こり、先のことは益々読めなくなっている。
 先が読めないのは働いている人の将来だけではない。シニア世代もまた先の読み難さは以前に較べて高まっているだろう。年金が主たる収入源のシニア世代にとって比較的先が読めるのは年金収入の額面金額程度である。
 しかし収入だけでは実りあるシニアライフを送ることはできない。シニアライフを実りあるものにするには、少なくとも健康とやりがいが必要だ。健康ややりがいは多くの場合、人とのつながりがキーになる。その人とのつながりを維持し拡大していくには、ある種の行動特性が必要だ。そしてその行動特性は概ねクランボルツ博士が掲げた5つの行動特性と一致すると私は思う。もっとも冒険心については年相応に抑制する必要はあるだろうが。
 もしこの理論が正しければ、職業人としてまたその後のシニアとして充実した人生を送るためには、特に「好奇心」「柔軟性」「楽観性」を持ち続けることが重要だということになるだろう。ただしクランボルツ理論が日本にも当てはまるかどうか検証は必要だが。
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