金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

ウイルス対策にフェイスマスクで登山します

2020年12月25日 | 
明日入笠山という中央線沿線の標高2千m弱の山に登る予定です。登山はあまり密にならないスポーツなので、マスクをしないことも多いのですが、入笠山ではスキー場の上部までゴンドラを使うのでスキーヤー達と乗り合わせる可能性があります。そこで普通のマスクの替わりに写真のようなフェイスマスクを使ってみることにしました。Neskというところが作っているNesk sports longという商品で、説明書きには「マスク」「ネックチーフ」「フェイスマスク」として使えると書いてあります。一方「当製品はウィルス等の侵入をふせぐものではありません」とも書いてあります。日頃使っている不織布マスクの注意書きは「マスクは感染(侵入)を完全に防ぐものではありません」と書いてあるので、感染防止の点では不織布マスクの方が良さそうですが、登山やスキーでは他にもチェックポイントはあります。
第一に呼吸がしやすく声が届きやすいこと
第二に眼鏡やゴーグルが曇りにくいこと
第三にずれ落ちないこと
です。
使用結果の報告は後日行います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来年が思ったよりも良い年になると予想する3つの理由

2020年12月24日 | 投資
 株式投資家というのは基本的に楽観的である。楽観的だから株を買うのか?買った株が上昇するから楽観的になるのか?それは分からないが。
 コロナウイルスの感染拡大が報じられる中でもワクチンの開発に期待を寄せ、ワクチン普及後の景気の急反発に期待を寄せるのも株式投資家のメンタリティーだ。年の瀬も自宅籠りで鬱々とした日を過ごす人が多いと思うが、投資の射程距離を1年先に置くと楽観的な風景が見えるだろう。
 WSJはThree Reasons 2021 could be better than you thinkという記事でワクチン普及後の景気回復が多くの人が考えるより早いと予想する3つの理由を挙げていた。
第1の理由は「現在の個人消費がファンダメンタルな消費水準の7%ほど
低いレベルに抑圧されている」ことだ。これはリーマンショックの時はかなり違う。リーマンショックの時は、個人消費が実力(ファンダメンタルな水準)と同等かやや上回るレベルだった。しかし今回は旅行や外食の自粛あるいは禁止等により消費が抑えられているが、一旦これらの制限が解除されると個人消費は急回復すると予想される。
第2の理由は「前例のない政策対応」である。アメリカでは今議会が可決した9千億ドルのコロナ対策支出について、トランプ大統領が少な過ぎるといって署名を渋っているところだが、もしこの支出が認められるとアメリカ政府は2月以降合計3兆5千億ドルのコロナ対策費を支出したことになる。これはGDP比較でみるとリーマンショック時の支出より大きくかつ集中的に行われている。また連銀は物価上昇率が2%に達し、失業率がコロナ以前のレベルに戻るまで超低金利政策を持続すると約束している。
第3の理由は「破産等のダメージを受けている人が少ない」ことである。一般に不況で失業率が上昇すると借金返済に苦しむ人の破産申請が増えるが、今回は返済猶予措置の導入などで破産者の急増が抑えられている。
 つまり徹底的に打ちのめされていないので、コロナ危機が去ると回復するのが早いと考えられる訳だ。
★   ★   ★
 一般的に日本人に較べるとアメリカ人は楽観的な人が多いと言われる。
 だからアメリカ人の個人資産に占める株式比率が高く、日本人の個人資産では預貯金が占める割合が高いのかもしれない。コロナウイルス騒動で明け暮れた1年だったが、株式投資を行っている人は概ね良好なパフォーマンスを上げた1年だったと思う。春先に狼狽売りをしていなければ、の条件は付くが。
 コロナに振り回された今年は投資家の「冷静さ」「リスク耐性」「勇気」「楽観性」などの気質が試された年でもあった。
そして「楽観的な人」が高いリターンを挙げることができた年であったと思う。そして長期的には「楽観的な人」の方が株式投資で高いパフォーマンスを上げることができる、と私は考えている。
 ただし、ひょっとすると年末の株価は既に「ワクチン普及によるコロナ封じ込め後のリカバリー」を既に相当織り込んでいる可能性が高い。だとすれば、株価の上昇率は今年の方が高いはずで、ひょっとすると来年の後半にはコレクションが起きるかもしれない。これは全く私の個人的な意見だが。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会社を辞める日

2020年12月23日 | ライフプランニングファイル
 この年末で顧問先を退任することにした。コロナ騒動で今年は顧問先も事実上の仕事納めを早めているので、今日が最後の出社日である。
 若い時であれば会社を辞めるというのは一大決心だろう。池井戸潤の「七つの会議」という小説の中に会社の妻子ある男性と深い関係になったOLがその男性との関係を清算するべく、会社を辞める場面がある。池井戸は「人生の新しい道を切り拓くには、なにかを捨てなければならない」と書く。特に蘊蓄の深い言葉とも思わないが、今日の新聞に「三菱UFJの半沢新頭取が池井戸氏と銀行の同期で、半沢直樹の苗字も半沢新頭取に由来するかも?」という記事があったので、池井戸潤の小説を思い出した次第。
 もっとも私の場合、週の半分も顧問先に出かけていなかったので、「何かを捨てる」というほど大袈裟な想いはない。一方人生の新しい道を拓くという気概もない。恬淡としたものである。
 この数年顧問先に貢献したか?と聞かれるとデジタルトランスフォーメーションの基本設計図を描いた点では多少貢献した気もするが、今は実行段階に進んでいる。実行は若い人達にお願いしているので、この辺りが辞め時ということを感じた。出処進退というと大袈裟だが、切りの良い時を迎え、妥当な判断ができたと感じている。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オフピステ・ブームとコロナの関係は?

2020年12月22日 | スポーツ
 スキー場でオフピステまたはフリーライドゾーンと呼ばれる非圧雪エリアが増えている。これはスキー場の中にあり一応スキー場が管理しているエリアと考えて良いだろう。一方スキー場の外には完全にスキー場の管理外の野山があり、ここが山スキーの対象になる場合はバックカントリーと呼ばれる。
 ここ数年オフピステゾーンを拡大したり新設するスキー場が増えている。
 たとえばホームページを見ると、私が時々行く群馬県の川場スキー場に3つのオフピステゾーンがオープンしていた(昨シーズン川場に行っていないので昨シーズンオープンしたのか今シーズンからのオープンかは不明)。
 岩手の安比高原は2年前に行った時オフピステゾーンが幾つか新設されていた。スキー道具店に行っても非圧雪に強い幅広の板が沢山売られている。
 オフピステをガンガン滑りまくるかどうは別としてスキーヤーやボーダーの間でオフピステがブームになっていることは間違いない。
 既に説明したように、オフピステブームはコロナウイルス騒動前に起きていたことは間違いない。ただ私はコロナ騒動がオフピステ・ブームを拡大する触媒になるのではないか?と推測している。
 そう考える一番の理由は「コロナにより抑圧された気分を開放するため、開放的なオフピステに飛び出そう」という人が増えると考えているからだ。
 ゲレンデの中は決まったコースを滑るという制約があるし、滑り方にもSAJの指導という型が付きまとう。
 それに較べてオフピステは制約が少ない。誰も滑っていないパウダーを自分の技量や好みに合わせて自由に滑るのみだ。
 もっともコロナがオフピステブームを拡大するという仮説が正しいかどうかはもう少し様子を見ないと分からないが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年賀状廃止の挨拶を考えてみました

2020年12月21日 | ライフプランニングファイル
 日頃フェイスブックで近況を報せあっているSNS友達やすっかり疎遠になっている昔の知人について、来年から年賀状を廃止しようと考えています。
 そこで今年の年賀状にその旨を知らせる一筆を考えてみました。

【Facebookやブログで繋がっている人向け】
 「来年からビジネスを離れ趣味やボランティア活動に注力する時間が増えます。これらの活動についてはFacebookやブログでのご報告に力を入れていきたいと思います。また年始のご挨拶も来年よりFacebookにてさせて頂きますのでよろしくお願いいたします。」
【SNSで繋がりがなく日頃親しくしていない人向け】
 「昨年末をもって顧問先を退任いたしました。これを機に年始のご挨拶を含む近況報告をフェイスブック(漢字で登録しています)でさせて頂きたいと思いますので宜しくお願い致します。」

まあ大体こんなところですが、相手との関係、相手の年齢、ITリテラシーを考えた上で、紙の年賀状の継続・廃止やあいさつ文を考えていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする