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金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

【イディオム】keep in check 国債の発行高を抑えられるか?

2014年12月18日 | 英語

ロイターに次の記事が流れていた。Japan to spend up to 30billion in stimulus, keep bond issuance in check.

「日本は景気重家施策として300億ドルの財政支出を予定。(ただし)国債発行は行わない。」という意味だ。

Keep(hold) in checkは「阻止する、食い止める」という意味だ。政府は地方の景気下支えのため、「子ども3人以上の家庭支援」「住宅金利の引き下げ」「地域商品券の発行」などのために、3兆円規模の補正予算を組む予定だ。ただしアベノミクスの成果として、企業収益が好調でな結果、税収が当初予定を上回る51.7兆円になる見込みなので、補正予算のための国債発行は行わない方針だ。

3兆円規模の地域経済活性化予算の話は11月下旬には出ていた話なので、いわば与党連合の「公約実現」である。

私もこのことは是とするが、問題はこれらの対策は一時的なパッチワークに過ぎないということだ。経済成長を定着させるためには、大胆な産業構造の組み換え(米国が製造業からIT産業主導型に組み替えたように)が必要だ。

カンフル剤を打っているだけではやがて息切れがくる。身体を筋肉質に変え、環境変化を乗り切る工夫と努力が必要だ。国債増発に歯止めがかかったことは評価して良いが、それがプライマリーバランスの回復のためには、医療費を中心とした社会保障費の削減まで踏み込まねばならない。4年の枠組みの中で安倍内閣の本気度が試されるのはもう少し先のようだ。

 

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ライフノートNo.2 カード編 Online Vaultの解約

2014年12月18日 | パーソナルファイナンス

来年の目標にマイライフノートの作成を掲げたが、善は急げ!でできるところから準備を進めている。まずはクレジットカードと定期的な支払先の一元管理だ。

これもエクセルで作成するのが便利だ。まずカードの基本情報を1枚のシートに記入する。次に同じブックの中の別のシートに「縦にカード・横に支払先」というマトリックスを作った。利用するクレジットカードは少なくする方が管理やポイントを貯める上で便利なことは分っているが、物販・流通系を中心に、自社販売物・サービスに有利なポイントを付けているので、中々整理が進まない。それでも私の場合はヨドバシカメラのGOLD POINT CARD+に出来るだけ集中するようにしている。ヨドバシは、NPO法人の事務の関係もあり、プリンターのインクや用紙などをネット販売で購入することが多いからだ。

ただし細かいことをいうと、ETCカードをGOLD POINT CARD+に切り替えようと思って調べてみると、年会費がかかることが分った。そこでこちらは現在使っている年会費無料のSAISONカードに残すことにする。こんなセコイことをしているので、カードの統合は中々進まない。

支払先を見直している中で、毎月Online Vaultなろ先に800円弱払っていることが分った。これは米国の会社でVault(貯蔵庫)の名前が示すとおり、オンライン上でデータを保管するストーレジ会社なのだ。かなり前に契約に契約した(恐らくパソコンの画面に出現したアイコンを軽い気持ちで押してしまったようだ)と思うのだが、実際には利用していない。

検索エンジンでOnline VaultのHPを調べ、解約方法を探す(成約した時は日本語だったと思うが解約は英語のみの対応)。

解約方法は電話とチャットがあると書いてあるので、チャットを選択し、I want to cancel my accountと記入して、送信ボタンを押すと、しばらくしてRichardなんとかという担当者からHow may I help you?と返事が来た。アカウントを解約したいと書くと、「口座を調べるから少し待ってくれ・・・」そしてまたしばらくしてから「解約理由を教えてくれ」というから「お宅のストレージは使っていないから」と返事を出すと、簡単に解約できた(ちゃんとconfirmation emailも来た)。「怪しい相手先ではないか?」と思っていたが、そうではないようだ。少なくとも手順を踏む限りちゃんと解約してくれたから。

話が横道にそれてしまったが、カードの支払を見直すとこのように「いつの間にか契約して比較的少額の金額を毎月のように支払っている」ものに出くわすことがある。これと似ているのが、携帯電話や海鮮電話の有料サービスだ。ほとんど使っていないけれど、最初に入ってそのままになっている、というものがありそうだ。

年末年始はこのような「無駄」を見直す機会かもしれない。私は巷間言われているエンディングノートに「ライフノート」という名前を付けたが、その意味は今の暮らし振りを書き出すことによって、見直そうというものだからだ。

見直して、無駄を省く。そしてその結果を記帳するということになれば、ライフノートは書換が簡単なパソコン利用に限るということになる。

 

 

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