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金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

無線LANの安全性は大丈夫でしょうか?(私の回答)

2012年07月01日 | デジタル・インターネット

この前ブログで「家庭内LANの親機・子機を入れ替えた」という話を書いたところ、読者の方から次の質問(コメント?)を頂いた。

米国で無線LANが容易にハッキングされるのを、以前テレビの特集か何かで見た記憶があります。私は有線LAN以外を使用したことがありません。無線LANについてセキュリティで問題を感じたことはありませんでしょうか?

パソコン、スマートフォンなどから自宅で無線LAN接続を行うと、接続したWi-Fiネットワーク以外に幾つかのネットワークが検知される。近所の家の親機をディバイスが感知していることが分かる(逆に言うとわが家の親機が発信する電波も近所の人の目に触れている訳だ)。だがそれらのネットワークにはWEPで保護、とかWPA/WAP2 PSKで保護などとステータスが入っていて、私のパソコンから接続することはできない仕組みになっている。(接続した自宅のネットワークには「接続済み」のステータスが入っている)。

自宅の周りにはWi-Fiの電波が飛び回っているが、無線LANが暗号化されることによって特定の親機・子機が他社の侵入を許すことなく接続を維持していると理解している(LANの門外漢なので用語の使い方に自信はありません。あしからず)

だが玄関の鍵と同じで古くで単純な鍵(=暗号)は簡単に破られてしまう。例えば初期の暗号であるWEPは解読ソフトが出回っているという話だ。

一方アメリカ政府が採用している最新のAES(Advanced Encryption Standard)方式になると、不正な解読はほぼ不可能といわれている。私が購入した無線LANメーカーのバッファロー社の製品は、AOSSという自動設定方式で接続設定する場合はこのAES方式を優先するようになっているということなので、安全性は高いと私は考えている。

なお余談ながらいうと、無線LANのセキュリティの問題は自宅LANのセキュリティだけの問題ではない。駅、ホテル、一部のコーフィーショップ等至るところにLANスポットはある。従って盗聴リスクは至るところにある。一方無線LAN環境はドンドン拡大しているから、常に新しい暗号化技術等を取り込んでいく必要がある。その意味でも比較的短期間でLAN機器を買い換えることは意味があるのかもしれない、と改めて思った次第である。

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田無神社の蘇民祭

2012年07月01日 | まち歩き

6月30日土曜日晴れのち曇り。地元の田無神社の大祭だというので午後3時過ぎにワイフと神社に参詣した。大祭は3時ぴったりには始まっていて、約200名の参詣者は「蘇民将来」と唱えながら輪くぐりを行なっていた。

「蘇民将来」は民間の説話である。その昔旅の途中で武塔神(あるいはスサノオノミコトともいう)が、裕福な将来に一夜の宿を乞うた所、将来は裕福だったにもかかわらず冷たく断った。武塔神は将来の兄の蘇民に宿を乞うた所、貧しい蘇民は快く宿を提供してくれた。

武塔神は将来の妻になっている蘇民の娘に茅の輪を身に着けておくよう伝えた。やがて彼の地を再訪した武塔神は、蘇民の娘を除く将来一族を皆殺しにした。

蘇民将来伝説にもとづいた輪くぐりが終わった後、神官たちが祝詞をあげ、その後我々参詣者が納めた人形(ひとがた)を燃やしていった。時々炎にあおられた人形が高く舞い上がる。

初詣や秋の大祭に較べると参詣者の数は少ない。しかし地元の神社のお祭りに参加することは気持ちの良いものだった。

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