レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

カミサン伝説20「ハッピー編」284

2011-01-23 00:56:35 | 小説
カミサン伝説20「ハッピー編」284

  ちなみに、
以下、途中までグーさん以外に保管してます。
カミサン伝説20「ハッピー編」

「やはり、
おまえもそれしかないと思っているんだな」
シゲタがエイタの気持ちを聞いて、
そう言うと、
「おまえも、ということは、同じ考えでいいんだな」
と、
エイタが確認するように言うと、
「ハルカさんに俺たちの思いがわかるのも時間の問題だから、
それしかないだろう」
シゲタがはっきり言うと、
「わかった。
じゃあ、後はだな...」
こうして、
二人は今後のことを話し合ったのだった。


「ハルカはどっちを気にいってるんだろうな」
寿司屋が閉店後、妻秋子と二人だけになったときに、
楽しそうな感じで話したので、
「あんた、気が早いわよ。
それに、結婚しても、
あの子が丈夫な子供を産めるかどうかもわからないしねえ」
秋子は、冗談半分で思っていたことが
実現しそうになったとたん、現実的な話しをした。
「子供がすべてじゃないだろう。
二人ともハルカの病気のことは知っているいるし、
偉い先生なんだから、
そのことは承知の上だろ。
まあ、後はハルカの気持ち次第かな」
「で、あんたはどっちだと思う?」
「わからねえから俺は訊いたんだろう?
で、おまえはどっちだと思うんだ?」
「うーん?
実は、
あたしもわからないんだよ?
どっちの先生のことも嫌いじゃないことは間違いない
と思うんだけどねえ」
寿司屋夫婦はそんな話しをしていたのだった。


翌朝、仕込み中、
チンタと二人だけになったとき、 
「ねえ、チンタさんは、
ハルねえ、
どっちの先生が好きだと思う?」
春美が
チンタにあたかも自分はもうわかっているような感じで訊いた。
「春美ちゃんはもうわかっているみたいだね。
俺も。まあ、ほぼ...」
「へー、チンタさんは...」
ハルカがシゲタとエイタのどちらを好きなのかについて、
チンタと春美の意見は違ったのだった。
そして。
(続く)


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