レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「木太郎乱入」

2010-05-14 23:09:52 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「木太郎乱入」

 第一話は下記から始まります。
 
 新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「後継者」 

 「そうですね。
 今なら
永久とアスカちゃんの命が助かる可能性がある以上、
 ヒラメさんが言うように、
早く救出に行きましょう。
 救出したら、
早く、この屋敷を逃げ出しましょう」
 エイタの発案にみな頷く。
 「二人を助けるには
二人で一人を助け一人が防御ということで、
五人必要ですね。
 木太郎といつきを呼び戻せば少々頼りないが、
 男五人でどうにかなります。
 女性の方は、門まで避難していただき、
直ちに救出にかかりましょう。
 先生、
悪いですけど木太郎たちを呼んできてもらえますか」
 エイタがそう言ったとき、
 木太郎といつきが走って戻ってきた。
 「ちょうど、よかった。
これから、永久たちを助けに行くぞ」
 エイタの言葉に
 木太郎が
 「そんなにおおげさに言うなよ。
 俺様一人で大丈夫さ。」
 股間を左手で掻きながら、
 右手で鼻をほじる。
 「木太郎。
 ふざけてるんじゃないわよ。
 ちょっとくらい活躍したからって、
 お調子に乗るのもいい加減にしなさいよ」
 ヒラメが木太郎に食ってかかる。
 木太郎は、
 ヒラメの顔にハナクソを飛ばすと、
 「じゃあ、1分くれよ。
 それで永久たちを救出できなければ、
 ヘソ踊りでも何でもやってやる。
 その代わり、
 1分以内に助け出したら、
 おまえをこれからハナクソ王女
と呼んで俺の子分にするからな。
 いいな」
と挑発する。
 「あー子分でもなんでもなりますわよ。
 永久さんが助かるならね。
 その代わり、
 1分以内に助からなかったら、
 ヘソ踊りなんて、
 小さなこと言わないで、
 露天風呂で1日、
 小便小僧やってなさいよ」
 ヒラメが言い返す。
 「いいだろう。
 ヒラメ、みんなも時計をはかってくれ」
 木太郎はそう言うと、
 左手の腕時計を眺めると、
 「5,4,3,2、1」

 自分で合図して、
開かずの扉のプレートの前に座り、
数字を押し始めた。
(続く)


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