レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第?弾もとこもとめ伝説「もう一つの地下室」

2011-01-17 21:54:07 | 小説
新第?弾もとこもとめ伝説「もう一つの地下室」

「じゃあ、
また、
3人手伝ってくれる」
もとえはそう言うと、
今度は、
直哉、
ソウセキ、
龍之介の3人を指名した。
「じゃあ、
10分後食堂に集まってね。
あおむ先生も、
一応1泊分用意してきてね」

もとえは言うと一旦部屋に戻ってしまった。
「龍之介、ドジ踏むなよな」

直哉が偉そうに言うと、
「直哉こそ、
あんなくだらない試験で成績がいいから
って調子に乗るなよ」

龍之介は言い返す。


「じゃあ、次の地下室に行きます。
いい!
絶対に私の言うとおりにするのよ。
もし、下手に動いたら、
ここに戻れなくなるからね」

もとえは脅かすが、
3人の生徒はあまり心配していない。
「こら、龍之介くん、聞いてるの?
絶対、動いちゃだめよ。
いいわね」
「はーい」 
「もう! 気合い入れて答えなさい」

もとめは上から、
直哉、
ソウセキ、
龍之介の順に扉を押さえさせて、
あおむを地下室に連れて行った。


「あおー!
凄い部屋だすなあ。
上より全然いい部屋だすよ。
ビールと風呂さえあれば、
ここに泊まっていてもいいだすかな」と
あおむは冗談半分に言う。
もとえはひととおり案内すると、
「ビールも風呂もあるわよ。
でも、あまり飲み過ぎないでね。
明日、迎えに来ますから」
「わかっただすよ。
おやすみだす」
もとえは、
そう言うと、
上へ戻ろうとした。
(続く)
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