レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

第?弾「変態合宿の始まり」

2009-03-23 18:26:13 | 小説
第?弾「変態合宿の始まり」

 「何だ、この坊主、こんなところで生きていたのか」と
スニーカーおじさんこと大玉教授は直哉を追いかけて
首の当たりをつかむと、尻を叩きだした。
 それを見ていたもとえは
 「教授ありがとうございます。
でも、心配はございません。
今日から7日間、この子たちをみっちり鍛えますので」と
にっこり笑って言った。
 「龍之介は何故ここにおる」
 「生徒のお手本です」と
もとえはにっこり笑って嘘をつく。
 「ああ、模範生か。
このクソガキのような悪ガキだけじゃ
しょうもないからのう」と教授は妙に納得すると、
最後に直哉の尻に一発蹴りをいれると、
 「この先生に性根を直してもらえ」と言って、
会場を後にした。
 直哉は泣き顔でもとえに頭を下げるが、
もとえはにっこり笑うと、
残った生徒とあおむを前にして、
 「いいですか、
今日の夜からこの屋敷で徹底的にやりますから、
覚悟してくださいね。
この場所で死んだ姉二人のためにも
私は死ぬ気でやります」と
はっきりした口調で言うが、
生徒は何をやられるのかわからないので、
不安になる一方だった。
 「えー、私が食事の世話をさせていただきます」と
その後、あおむが言ったので不安は募る一方だった。
(続く) 


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