レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

カミサン伝説15「へそまがりの像編38」

2010-05-14 23:50:46 | 小説
カミサン伝説15「へそまがりの像編38」

 最初は以下から始まります。
 カミサン伝説14「へそまがりの像編」

 あおむ、かおむ、マジメの3人は、
 あおむの家に着くと、
 早速、
 像がたくさん龍之介のポーチを開けて、
 中の像を全部、
 テーブルの上に並べ上げた。
 「どいつもこいつもへ...」
 「兄貴、
 余計なことを言うと危ないぞ」
 「おー、そうだすな。
 マジメさん、
龍之介が一番気にいっていた像はどれだすかな?」
 「全部、大事にしてました」
 「うーん。
 ホテルで見た磨きかけの像は
どれだっただすかな?」
 あおむが質問を変えると、
 マジメは首を捻った。
 「兄貴、
 磨きかけの像がそれだとは断言できないよ。
 効果がすぐ発生するとは限らないからな」
 「あー、それもそうだすなあ。
 うーん。
 何かいい方法ないだすかなあ?」
 「あのー、
 へそまがりの像ですよねえ。
 でしたら逆に祈ったらどうでしょう?」
 あおむの言葉に、
マジメが思いついたことを言った。
(続く)


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