カミサン伝説15「へそまがりの像編38」
最初は以下から始まります。
カミサン伝説14「へそまがりの像編」
あおむ、かおむ、マジメの3人は、
あおむの家に着くと、
早速、
像がたくさん龍之介のポーチを開けて、
中の像を全部、
テーブルの上に並べ上げた。
「どいつもこいつもへ...」
「兄貴、
余計なことを言うと危ないぞ」
「おー、そうだすな。
マジメさん、
龍之介が一番気にいっていた像はどれだすかな?」
「全部、大事にしてました」
「うーん。
ホテルで見た磨きかけの像は
どれだっただすかな?」
あおむが質問を変えると、
マジメは首を捻った。
「兄貴、
磨きかけの像がそれだとは断言できないよ。
効果がすぐ発生するとは限らないからな」
「あー、それもそうだすなあ。
うーん。
何かいい方法ないだすかなあ?」
「あのー、
へそまがりの像ですよねえ。
でしたら逆に祈ったらどうでしょう?」
あおむの言葉に、
マジメが思いついたことを言った。
(続く)
最初は以下から始まります。
カミサン伝説14「へそまがりの像編」
あおむ、かおむ、マジメの3人は、
あおむの家に着くと、
早速、
像がたくさん龍之介のポーチを開けて、
中の像を全部、
テーブルの上に並べ上げた。
「どいつもこいつもへ...」
「兄貴、
余計なことを言うと危ないぞ」
「おー、そうだすな。
マジメさん、
龍之介が一番気にいっていた像はどれだすかな?」
「全部、大事にしてました」
「うーん。
ホテルで見た磨きかけの像は
どれだっただすかな?」
あおむが質問を変えると、
マジメは首を捻った。
「兄貴、
磨きかけの像がそれだとは断言できないよ。
効果がすぐ発生するとは限らないからな」
「あー、それもそうだすなあ。
うーん。
何かいい方法ないだすかなあ?」
「あのー、
へそまがりの像ですよねえ。
でしたら逆に祈ったらどうでしょう?」
あおむの言葉に、
マジメが思いついたことを言った。
(続く)