レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

改作「もとこのバレバレ演技」

2009-03-19 19:51:24 | 小説
改作「もとこのバレバレ演技」

 しばらくして、もとこが湯上がりだというのに、
黒服姿で現れると、開口一番
 「いきなり、
永久くんが素っ裸で入ってくるから
びっくりしちゃった」と
わざとらしい演技をした。
 「びっくりしたのは永久くんでしょう。
姉さん、
気づいてて声出さなかったんでしょう」と
もとめがずばり言うと、
 「そんな、もとめ、
どこかの変態じゃないんだから」と
もとめの顔を見て笑うと、
 「いいお湯よ。まだ、時間たっぷりあるから、
交代で入ってらっしゃい」とだけ言って、
さっさと自分の部屋に戻ってしまう。
 もとこがいなくなって、すぐ、
 「もとめ先生のおっしゃたとおりですね。」と
アユメが思ったとおりのことを言うと、
 「ごめんなさいね。姉はああいう性格なのよ」と
もとめが謝る。
 「いや」と
またおちたが何かを言いかけたので、
木太郎がまた足蹴りをする。
 「さっきから、何二人でやってんのよ」と
ヒトメが言うと、
 「おちたが温泉入りたがっているからさ、
でも、先に女子入りなよ。
俺たち、一回部屋に戻るから、
出終わったら入り口の表示を変えておいてくれよ」と
木太郎はそう言うと、
おちたにこれ以上しゃべらせないために、
おちたとホウセイを連れて、
「ごちそうさまでした」と
その場を離れてしまった。
 「じゃあ、先に私達入ろう。
ここに5分後集合よ。」とアユメが言うと、
レイカとヒトメは頷いた。
 「先生もどうですか。」とレイカが言うと、
 「まだ、
アスカさんとくそたくんの食事がまだだから、
午前中は遠慮しておくわ。」と
もとめは答え、キッチンへ行ってしまった。
(続く)




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