レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

本編リメイク「不審者退治の作戦2」

2009-03-29 07:07:46 | 小説
本編リメイク「不審者退治の作戦2」

 タヨウが「僕は鍵をとってきます」と
管理人室に向かった。
 二人が場を離れると、永久が小声でささやくと
 「誰かな?木太郎なら、
この機会にぼこぼこにして口封じしたいくらいだけど、
俺たちが鍵をかけ忘れたから
とっくに逃げているだろうし」
 「今いる奴こそ屋敷の謎に関係している人物じゃないのか」と
小声で答える。
 永久が
 「おまえ見かけによらず、
臆病だから大丈夫か?
俺ははっきり言って腕には自信がないぞ」と
正直に言う。
 いつきは「腕力には自信があるんだけど」
 「どうしたんだ」
 「いや、オタクの言うとおり、
恐がりなんでいざとなった時は正直逃げるかもしれない」と
正直にいう。
 「じゃあ、逆にしようか、
あの二人の方が小さいが度胸はありそうだから、
あいつらに逃げてきた不審人物と対決させよう」
 永久の提案にいつきがうなづく。
 ちょうど、そのとき、二人は戻ってきた。
 「あの、今二人で考えたんだけど、
追いかける奴はでかい方がよくないかって、
この作戦は門に逃げられたらお終いだから、
追いかける方が重要じゃないかと」
(続く)



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